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おはようございます。
やや湿気がこもったような曇り空です。
朝起き抜けにホームベーカリーを開けます。
「うぅ、小さくないかい?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0d/3a/251bfff785b9edca05476a00fb3b8430_s.jpg)
できて当たり前のことができてないと落ち込みます。
食べてみても、味は特に悪くないし、
原因は何なんだろう?
でも、ランニングの時に別々に3頭の
ラブラドールにあったからよしとしましょう。
さて、今日は机の天板に関する1つの技術を紹介します。
それは「吸い付き蟻桟」です。
今日のブログの巻頭の写真です。
家具には大まかに分類して
「板モノ」と「框(かまち)組み」があります。
板モノは文字通り板同士を組み合わせるモノで
本棚やcupbordなどが代表的なモノです。
木の存在がしっかりとした重厚な家具になります。
框組みは角材をほぞなどで直角に組み合わせて
枠組みをを作り、角材の間は桟を渡し、
薄板をはめ込んだり、クギで打ち付けて
平面を作り出します。
軽量で、経済的です。
私が得意とするのは框組みで板モノは余りやりません。
じゃ、板と角材を接合する机に用いる技術の一つが
吸い付き残です。
私自身、久しぶりに取り組む作業工程です。
江戸伝統工芸の指物師ならカンナとノミでしょうが、
私が使うのは西洋電動ノミのルーターです。
さきにオスの桟をルーターテーブルで加工します。
この時ルーターに取り付ける刃物はドブテイルビット。
台形の形をした回転刃物ですが、日本では「蟻の頭」に例え、
西洋では鳩(ドブ)の尻尾(テイル)に例えるのが面白いですね。
次はそれをもとに、その幅を天板に移します。
手持ちのルータに最初にストレートビットを着けて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/40/76d585112592d141a93789ab6108ab79.jpg)
メス(天板)の下地彫りをします。
次はオスに用いたの同じドブテイルを用いて彫ります。
その溝は先に行くほどほんの少し(1mm弱)ほど
幅を狭めた「しまり勾配」にしておきます。
木工をやったことのない方には何を言っているのか
絵も浮かばないと思いますが、
組み立ての時には理解していただけると思いますので
今日のところはご容赦ください。
それでは事故に気をつけて行ってきます。
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