木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

5日ぶりのMayとの散歩は気温2℃、寒いです。

ただ、伊豆山中の寒さになれているので、大丈夫。

昨日は型枠への動線の道具や資材を片付け、

8時半からミキサーを回します。

コンクリ作業はあまり気乗りしないのですが、やるしかありません。

この東側7.2mの内、単管の抑えが効いている5.2mに

コンクリートを流し込みます。

最初の1セット目は長いスパンの1.8mへ、

ほぼちょうどの量です。

上端を鏝(こて)で均します。

真っ平に均しても、水が引くと少し(1~2㎜程度)凹むところもありますが、

まあ、その辺はdon't mind!

訓練校の教え、「難しく考えない!」

2セット目、打ち立てで表面に水が浮いてます。

私の作業を支えてくれているのが、このミキサーです。

水を入れる前に、砂とセメントを良く空練りするのが

コンクリートの強度を出すコツだそうです。

3セット目は0.9mの短いスパンを2か所打てば終了。

少し余ったのは、台所下に

雑草防止のために塗り付けておきました。

3セット、道具の後始末も含めて、3時間半で終了。

8月、11月の土間コンクリートの打設に比べれば楽だった気がします。

そして、上端の土台基礎がまっすぐ出ることに(当たり前ですがが)感動。

自己流ではなく、早くこの技術を使えばよかったと思っています。

難しく考えない、やればできる。

昼前、少し早く終わったので、白川の梅田製材さんに、

お世話になった木材の支払いに行くと同時に

新たに必要となる野地板や胴縁の製材を頼んできました。

梅田さん、「コンクリは養生しないと、冬場凍結するから気を付けて。」

調子が出てきました。

昼食もそこそこに、午後は北側の基礎の型枠合わせをします。

寸法のどこを逃がして、どこを決めなければいけないかの

緩急のつけ方が分かってきました。

型枠作りには、このネイラー(くぎ打ち機)が大変便利です。

夕方までに、北側の基礎2間分(3.6m)を設置しました。

この手前は柱と土台が腐ってないところです。

ちょっと知恵と工夫が必要となりますが、

「難しく考えない、単純に」

きっと私の事なので、何とかなるでしょう。

あれこれ考えるのも楽しみ1つです。

まったく、クリスマスらしくない我が家ですが、

Mayさんのプレゼントは用意してあります。

ただ、クリスマス、誕生日(28日)、お正月

全部一緒くたですが。

それでは今日も元気に行きましょう。



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おはようございます。

いつもより30分ほど早く起き、滞在の1区切りとして

シーツと薄い毛布を洗濯機に入れます。

今朝も冷え込んでいますが、ストーブは機嫌が悪いのか、

青い煙を立てています。

いつもの朝食でこの後の作業のパワーチャージです。

昨日も型枠の取り付けですが、ちょっと細かい説明をしましょう。

既存の土台は105㎜、型枠Pコン間は120㎜です。

なので、土台の右側に15㎜添え木をします。

型枠は合板を補強するために、裏側の45㎜角の垂木を打ち付けます。

既存の柱にも厚さ増しのあて木をします。

天端をそろえてフォームタイという金具で締め付けます。

このフォームタイに乗るのが、アルミ合金の単管です。

やっぱりコメリ、昼食前に単管の買い出しに行きます。

4m1本、3m2本、2mを4本を買います。

なぜ、中途半端な本数かというと、

12年前にシイタケのほだ木の受けとして使っていた

4mの単管が3本あるからです。

午後は単管をフォームタイの上下に挟んでラチェットレンチで締め付けます。

垂木に隠れていて、単管が見えません。

今日コンクリを打った後、もう一度写真を撮り直します。

東側の7.2mを通して、一気にコンクリ打設をしたいのですが、

手持ちのフォームタイが足りないので、

とりあえず、単管で締め付けることのできた5.4mを打ちます。

実は残りの1.8mの所は土間コンの凸凹もあり、

丸ノコや

ノミを使っての細かな調整が必要になります。

きれいに収まりました。

さあ、それではあまり好きではありませんが、

午前中にはコンクリ打ちを終えたいと思います。

先日は、冬至を一日間違えましたが、

今日は間違いなくクリスマスイブですよね。

Merry Christomas!皆さまも素敵な1日を。

 



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おはようございます。

冬至を一日過ぎましたが、夜明けはまだ遠く、

6時20分過ぎに山荘の写真を撮ろうと思いましたが、

露光不足でシャッターはおりませんでした。

さて、来週火曜日、クリスマスイブまでには、

主屋の基礎コンクリート打設を終える予定でいます。

主屋にスペースを取り、馬、雨戸、ウレタンフォームで作業テーブルを作ります。

丸ノコガイドも作りました。

作業台と丸ノコガイドを使って、合板を基礎の高さに切っていきます。

しかし、作業はこの先、進みませんでした。

とにかく寒い、風はないのですが、足元から冷え込みます。

それから、昼食をとるあたりから、何か倦怠感と軽い寒気が出て

余りやる気が出ません。

どうしたんでしょうと自分に問いたい気分です。

昼過ぎから寝るわけにも行きません。

熱はないので、インフルや風邪ではありません。

お葬式で気が張り、精神的に疲れていたのかもしれませんが、

よく分かりません。

結局午後は、コメリにちょっとした資材を、マックスバリューに食材を買い出し

冬至の短い一日は終わりました。

夕方、前々から欲しかった作業用のライトを買ってきました。

このライトを照らしてまで、作業をする気力の回復を待ちます。

さあ、気持ちを切り替えて、今年最後の訓練校に行ってきます。

ノミの準備は万全ですが、そこまで作業が進むでしょうか。

皆さまも年末の週末をお楽しみください。

 



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おはようございます。

Mayと3日ぶりの散歩は、無風気温3℃、

私としては今季のJA温度計の最低気温ですが、

前日妻が散歩した朝もそうだったと言っていました。

さて、冷え込んだ昨日朝の作業は4本の柱が実際に収まるか

現場で確認します。

収まって当たり前ですが、人間のやることなので、間違いはあります。

大丈夫、OK!次に進みます。

2本の柱と1本の横架材を組み立てると俄然、存在感が増します。

2人作業なら右側を支えてもらい、

かけや(大きな木づち)で叩き込めばいいのですが、

1人は右側に仮の材を添えてやらなければならないので

手間がかかります。

ほぞは御覧のように一寸違わず収まっています。

収まった移動のために、仮枠をビスで取り付けます。

2.7mの柱2本、1.8mの横架材、合計7.2m、

3寸(90㎜)角とはいえ、ヒノキはずっしりと重いです。

これを一人で移動させるのには、知恵と工夫が必要です。

バランスを保ちながら、台車に載せて押したり、

梁にぶつからないように持ち上げたり、

もちろん体力がなければできません。

最近、筋トレの負荷を増量していて良かったと思います。

30分かけて、据え付け場所に移動して、

これを立ち上げるのも一苦労、

スクワット、ベンチプレスの筋力が活きました。

同じ画に見えますが、既存の柱にピタッと収まっています。

実は右上の柱の部分が1分(3㎜)ほど収まらなくて、

叩いたり、カンナで削ったり30分ほどかかりました。

でも、ここまできっちりとやっておけば、

未来永劫、倒れるはずがはずがありません。

予想外の苦戦で、昼食は1時を回りました。

毎回焼きそばで何なので、そうめんを茹でて

醤油味のそーみんチャンプルーにしました。

午後は1回目の苦労をフィードバックしているので、

少しは楽に進みますが、もう午前中筋力は出ません。

ただ、今度は収まりが、自分でもあっけにとられるくらい

10分くらいで収まって良かったです。

前の村道を幼いこどもと犬の散歩で通りかかった隣の谷口さんが

「すごいですね、どんどんできてきますね、大工さんみたいですね。」

(いや、ホントに大工見習いなんですけど。)

収まったら、かけやでコンコン軽くたたきながら垂直を確認します。

ベニヤの仮留めを外して、ボルトで既存の柱と連結。

しっかりと桁を新しい柱の一部も受けています。

もう、屋根下は照明を照らしていますが、

夕暮れ迫る中で、この収まりを見ると、

達成感が湧き、少し自分に自信が持てます。

それでは今日も元気に行きましょう。



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おはようございます。

今年一番の寒さです。

5時に起きます、理由は2つです。

昨夜、作業を終えて、入浴の頃から猛烈な左目の痛みがします。

原因は、作業中に目に入った木くずです。

夕食の頃には目は真っ赤か、夕食が済んだらもう寝るしかありません。

7時過ぎには、布団を引いて横になります。

不思議なことに、ひと眠りした後は目の痛みは軽減されていました。

早く起きた理由は

いつもの

コーヒー豆の焙煎のためです。

今回の豆は

大粒なタンザニアと

小ぶりなグアテマラです。

冷え込んだ朝の朝食はやはり、サラダより野菜炒めがいいですね。

さて、昨日の作業はかつて床の間(左)、

押し入れの壁を抜いて補強することです。

きれいに見える壁の裏はネズミの巣(のあと)があったりします。

壁が抜けると

すっきりした感じになります。

一番右側の墨、5分(15mm)ずれていますが、

これが床の間の左右の柱の高さの差です。

庭での墨付け、この時にけっこう吹いていた風により、

目にほこりが入った可能性が高いです。

お昼は定番の焼きそばにあきたので、そば抜きの野菜炒めです。

午後はつけた隅に従って加工です。

ほぞ取りにこのノコギリ、替刃ですがとっても良く切れます。

連結金物のボルト穴を正確に開けます。

そして、ほぞ穴を掘る角のみ。

またしてもやらかしてしまいました。

「切る前に墨を確認!!!」怠っていました。

4本の柱の1本に、ボルトとほぞ穴の墨が逆転していました。

加工前にもう1回4本の柱を並べて目視すれば、容易にわかるミス。

5分で済むものを飛ばしたために、

リカバリーには20分以上要し、しかも材も痛めます。

さあ、今日は修正した柱に胴差をはめて据え付けます。

それにしても風はないけど、外はかなり寒そうです。

心が折れないように、目にほこりを入れないようにします。

それでは今週も元気に行きましょう。



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おはようございます。

穏やかな朝で、散歩時の気温は8℃、ほど良い寒さです。

二度寝をするのですが、どうもこの頃、眠りが浅い気がします。

昨日の作業もポカポカ陽気の中、廃材からの薪づくりです。

正午前には屋内に山積していた

廃材の山は解消されました。

林立する柱ですが、改めてみると満身創痍という感があります。

薪は正月は越せそうですが、太いのがないので

肝心の夜間や極寒期を過ごすのは大変でしょう。

最近食にあまりこだわらないと言いましたが、

さすがに毎昼食がマルちゃん焼きそばは、飽きました。

こらから補強の金物を多用することになるのですが、

使う個所によって通しボルトの長さが違います。

そこで、長さごとに木箱に仕分けし、

養生テープに長さをマジックで書き込みました。

少しは作業の段取りが良くなるでしょう。

さあ、傷だらけの柱の手当てをしていきましょう。

ぐらぐらの柱に添え柱をするのですが、

水平器を当てるとこれだけ「立ち」(垂直)がずれています。

前週に挿げ替えた梁を金物で補強します。

その梁にのる宙ぶらりんだった柱も帯金物で

支える柱と連結されたので、もう大丈夫です。

この間に斜めにおりる隅木、

白〇の中をご覧ください。

その先に杉の葉が見えます。

穴をふさぐのは簡単ですが、

心配なのは隅木自体が腐っていないかです。

次回に確かめて、また手当を考えないといけません。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

目覚まし5時、起きるのは6時が最近の定番です。

ストーブのスターターは土曜日に私たち訓練生が実習で削った木くずと木っ端です。

巻頭の窓ガラスの奥、ストーブが赤々と燃えています。

さて、その薪ですが、今年は全く手当てしていません。

昨日の作業は11月に刻んだ馬(作業台)4台を組み立てます。

頑丈、多分、私が大工をやめても残るでしょう。

前回の作業で壊した北側の壁の廃材が山積みになっています。

普通なら廃棄されたおしまいですが、

これを先ほど組み立てた馬に載せて、

43㎝の薪に刻んで行きます。

好天、無風、作業は快適です。

もうお昼です。

薪の長さに届かない端材をストーブで炊いているので、

室内はちょっと暑いと感じるぐらいです。

夕方まで刻んでこの量、まあ年内は大丈夫でしょうか?

状態のいい板材はもう一度内装に

あるいは型枠の材にします。

古材は一度目は建材、2度目は再使用、

そして最後はストーブの薪になります。

最近は山荘で飲むこと、食べることよりも

大工仕事をやること自体、あるいはストーブ当たることとが楽しくなっています。

さあ、今日は廃材片付けを終了して、型枠作りの目安をつけたいと思います。

それでは今週も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

昨夜、帰省時には激しく降っていた雨も、

今朝の散歩時には上がっていました。

気温は14℃と暖かめ、歩いてみると

5日間の作業で私の体はけっこうくたびれています。

二度寝をするのですが、布団の中で主屋の改築案が

あれこれ浮かんでは消え、眠りは浅かったです。

昨日の懸案はこの梁ともつかない横架材、

他の部材の再利用の上、くさりが来ています。

下の鴨居も途中で継ぎ足してあるいい加減さ。

どうも、この東側から3尺(91㎝)の通りの造作は後付けで

その作業はかなりいい加減というか、手抜きのようです。

それは20年前にこの主屋に入った時も感じたことです。

なので、当時土間コンを業者に依頼する時に、

1間(182cm) ごとに5つの束石(ピンコロ)を敷設してもらいました。

まさか、その作業が20年後になるとは。

このピンコロも目見当で置いたようなので、

レーザーで通り(直線)の芯墨を出していきます。

されに通りに対しての矩(直角)墨をします。

ここは大事なところなので、既存の柱とも合わせて微調整していきます。

5つのピンコロに十字の墨付けが終わったのは10時頃です。

梅田製材で規格より長い5mの3寸5分(105㎜)角材をピンコロの上に載せます。

現場で直接墨を付けるというのは珍しいです。

これで間違える人はいないでしょう。

そして、角ノミ盤で柱や束が乗るほぞ穴を掘り、ノミで仕上げます。

束石と柱を固定する「羽子板」がついていないので、

新たにL字金物で固定する穴を掘ります。

さらに気休めかもしれませんが、2月に介護室改築に使って余っていた

根太ボンドを塗布します。

そして、新たに刻んだ3寸(90mm)角のヒノキの芯持ち材を据えます。

書くのは簡単ですが、明治時代の黒い梁、

多分、松材ですが、100年以上の時を経て、

かちんかちんにしまっています。

手ノコでは歯が立たず、丸ノコを使いますが、

上向きの作業は勝手が違い、切り粉が下の私に舞い降ります。

もう1つはほぞの刻みです。

訓練校では先の方は墨線を消すぐらいに切って、

もとは墨線を残すぐらいに刻むと入りやすく、

元でしまるので、いいほぞになると教わっています。

しかし、それは新築で土台、柱と下から組み上げていく時に

かけや(大きな木づち)で叩き込めるからです。

改築ではすでに上に梁・桁が乗り、屋根がかかっています。

なので、ほぞの先から元まで墨線を消すくらいの

緩さにしないといけないという事を学びました。

それでも、何とか据え付け、L字金具で固定、

強度が俄然、上がります。

昼食は山荘最終日で肉なしの焼きそばです。

この子は食べては寝る、時々現場監督を繰り返しています。

午後はまさにとってつけたこの梁、

セイバーソーで切り落とすとこの有様、強度はほぼゼロです。

新たに梁をすげ替え、さらに短く切られた柱を継ぐ受けの柱を入れました。

今度はほぞは緩めに刻みました。

当初、この柱は入れる予定ではなかったのですが、

東北角に伸びている屋根を支える隅木(すみぎ)を受けるので

やはり、ここには柱が必要です。

朝、布団の中で考えていたのは、ここの内装プランの変更です。

今週末、補強の金物などを添えながら、おいおい考えていきます。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

今は穏やかですが、天気予報ではさかんに夕方は

暴風雨に近い荒れた天気なると言っています。

4日間出しっぱなしの材料、機材の雨対策を午後にはします。

朝食は久々のサラダです。

もちろん、バナナはMayとシェアです。

さて、昨日はむき出しになった土台、

柱の傷み具合を確認して、補強の見通しを立てます。

基本は柱を添えてボルトで連結することになります。

要になる北東角、朝日が正面から当たって見にくいです。

順光で見るとこんなにすっきりです。

3寸5分と3寸、2本も柱で補強です。

1時間に1度ほど、監督が見に来ます。

少しずつ、変化していく様子に興味があるようです。

北東角にはさらに金物の火打ち梁を入れます。

柱を添える時には、しっかりと水平器で立ち(垂直)を確認します。

お昼は2日続けてのカフェ風に言うと「お肉ごろごろのチキンライス」です。

午後は北面の柱に3寸角を添えていきます。

東側に作業箇所が移ります。

実はここは梁を受けるところに柱がなく、画面右の仮の柱が

17年間、それを受けていました。

しっかり受け止める柱を入れて、さらに梁をはさむように火打ち金物を入れました。

3時を回ると天井裏あたりは照明を当てないと墨線が見えません。

もう1本、柱を添える頃にはもう5時ですっかり暗くなりました。

あっという間の一日ですが、時間をかけても

家を頑丈にしていくのはいいものです。

たくましくなっていく成長を見守る楽しみがあります。

さあ、天候次第ですが、午前中は引き続き補強、

午後はかたづけになりそうです。

ちょっと腰痛気味ですが、今日も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

5時に目覚ましをかけたですが、起きたのは6時です。

ストーブに火を着け、Mayの朝の散歩。

山荘から煙が昇っていますが、注目は柱だけになった主屋です。

こんな感じです。

朝食はいつも通り、

Mayがバナナのおすそ分けを強い目力で訴えるのもいつも通り。

そして、ここがMayのお気に入りの場所です。

さあ、それでは昨日の作業を見ていきましょう。

「写真は多く残せ」、時間のある方はゆっくりご覧ください。

壊す前の北の壁、潔いまでの簡潔さで、断熱材やシートなどは全くありません。

多分、昭和30年代の造作ではないでしょうか。

何とふるい蜂の巣の後が、床の間裏にありました。

この北西の角は雨漏りで柱はありません。

北東角の戸袋は胴縁に直接トタン板が打ち付けてあります。

トタンをはがすのはちょっと手間です。

この主屋で一番好きなのが、東側の窓建具、

改築後もこの雰囲気を残せないかを思案中です。

とりあえず外して、

戸袋のトタンも刃がします。

内側には外した

木材が山積みになっています。

多くは冬の薪になります。

お昼はチキンライスです。

監督はストーブ前で休んでいて、時折、現場を見に来ます。

午後は東面の窓の受け台を外していきます。

遂に骨(柱)だけになります。

土台の一部は腐っていますが、

こんな丁寧な仕事がちゃんと残っているところもあります。

5寸の鎌継ぎです。

さあ、レーザー墨出しでレベル(水平)を出して行きましょう。

日が傾き出して、赤いレーザーよく見えます。

4時を過ぎるとヘッドライトをつけないと、詳細が見えません。

東は後からの増築でしょう、柱の通りが東北の角では

1本分以上(3寸8分114㎜)ずれています。

(板はレーザーの垂直線を映すための仮付けです。)

根元も腐っているので、今日はここの添え柱から仕事開始になります。

4日目の大工仕事、体が悲鳴をあげ始めています。

それでも、今週も元気に行きましょう。

 

 



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