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ビリー・ボイド ピピン

ピピン役の彼は、4人のホビットの若者のなかでは、最もキャリアのある俳優で、ミュージシャンとしても活躍しているとのことである。映画での演技もしっかり訓練を積んだ舞台俳優という感じを時々受けた。サインは、手の込んだかなり複雑な形状をしており、かなり個性的である。また、ミュージシャンでもあると判っていて見るのでそう見えるのかもしれないが、全体的な形状に、ある種「芸術的」な独特のバランス・空間把握のようなものを感じる。
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アルウェン リヴ・タイラー

アルウェン役のリヴ・タイラーのサインである。これまでの一連のサインとはデザインが異なりやや見づらい。サインの形状は、ベテラン俳優によく見られる「崩し」がなくがっしりした印象を受ける。また字形も、若い女性特有の丸みが全くなく、非常に直線的なのが印象的である。強い気持ちを持った直情型の性格、芯の強さを、十分に感じさせるサインである。
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アンディ・サーキス  ゴラム&スメアゴル

かつてリングの持ち主であったスメアゴルとその変わり果てた姿のゴラム役を演じたアンディ・サーキス。よく考えると、ロードオブザリングという話の中でのゴラムの存在は、予想以上に大きいことに気づく。まず、彼はリングを持つということの恐ろしさを実例を持って我々に示している。我々は、ゴラムの存在を通して、リングを葬るという任務の困難さを理解する。また、いろいろな紆余曲折はあるにせよ、リングの捨て場にフロドらを案内するのはゴラムである。もっと楽なルートがあったのかもしれないが、そこのところに何故か嘘はあまり感じられない。また、最後のフロドとサムの協力関係の構築にもゴラムは一役買っている。さらに、本当にリングを捨てられるかどうか、最後の最後の試練の場を、我々は、ゴラムとフロドという対比という視点でみることになる。この場面で我々は、ゴラムとフロドの違いが、信頼しあう仲間の存在がいるかどうかの違いであることに気づく。サインは、ゴラムの写真に書かれたもので、どうと言うことは無いのだが、ゴラムの写真の横にあると結構「知的」な雰囲気のある字に見えてくる。
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