北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

子供の日のジョウザンシジミ

2023-12-09 16:37:31 | ジョウザンシジミ

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子供の日のジョウザンシジミ

 

 

20XX-5-5 (日)  晴れ  28℃

 

 

 

この日は朝から快晴。無風。鯉のぼりもだらり。

 

 

 

オホーツクを代表するエゾムラサキツツジが咲き、庭のチューリップも満開。

 

 

庭のキタミフクジュソウも満開。

 

 

 

 

 

このような日はジョウザンシジミ撮影に最適だ。

 

 

 

家からほど近い北見市郊外のジョウザンシジミ発生地に出かけてみた。

 

 

 

微風。気温があがりはじめ日射しも丁度よい。

 

 

 

5-6匹のジョウザンシジミ♂たちが盛んに♀探索飛翔をやっている。 食草エゾキリンソウ群落の上や 地表を低く すばやくチラチラと飛び回るのみで、いくら待ってもまったく止まらず撮影は困難。

 

 

 

 

諦めて、別の発生地を捜して林道をかなり奥まで走ったが林道の状態が悪くなり引き返した。

 

 

12時過ぎになって ジョウザンシジミシジミは やっと ときどきだが 5-6秒 草の葉先などに止まるようになった。

 

 

 

当初無風から微風であったのだがここの発生地の常で昼過ぎからかなりの谷風が吹き始める。

 

 

 

ジョウザンシジミが葉先などに止まっても、風で大きく動きピント合わせは、ほとんど失敗。 

 

 

 

かろうじて遠景での撮影が出来ましたが、いったいどこにジョウザンシジミがいるのかおわかりでしょうか。

 

 

ここです。

 

 

 

結局、この日の成果は偶然、短時間地面に止まった1♂、とキジムシロの黄色い花に10秒ほど吸蜜した1♂をやっと撮影できたにとどまった。

 

 

 

 

まだ少し時期が早かったようで、この日はチャマダラセセリは見かけなかった。

 

 

 

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壮大な屏風岩にジョウザンシジミ新産地発見

2020-07-06 19:45:53 | ジョウザンシジミ
壮大な屏風岩にジョウザンシジミ新産地発見



2020-5-16 (土) 晴れ




この日、かみさん、孫長男君と3人で北見市近郊の山へ山菜採りにでかけた折りのこと。


この屏風のようにそびえ立つ高さ数十mの岩ガケが300m ほどにわたって見られる壮観な場所があり、私は何十年も昔からきっとジョウザンシジミがいるぞと確信していた。



しかしほぼ垂直に近い岩ガケで登ることなど不可能、おまけにガケまでのアプローチは灌木・ササがびっしりと密生し、これまで数度チャレンジしたがそのたびに途中で力尽きてあきらめ撤退している。
  



この日、山菜採りの途中、このガケの前で昼食をとることになった。




ガケの手前の灌木帯をみると、いかにも早春の光景で草木の葉が出ていないためかなり見通しが良くなっている。




今日はこれまでと違ってかなり見通しがよいためガケに到達できそうなルートはすぐに判別でき、私はネットを持ってまっすぐガケに向かった。




近寄ってみたら、やはり思っていたほど甘いルートでは無かったが悪戦苦闘の末、はあはあゼイゼイしながらやっとの思いでガケにとりつくことができて、さらに出来るだけ高いところへと登ってみた。






意外なことにエゾキリンソウがとても少なくキジムシロの黄色い花のほうが目立つ。


エゾキリンソウは少ない。




キジムシロ。








これはジョウザンシジミの環境ではないかも.......と思い始めたら、日溜まりにチラチラ飛ぶ小型のシジミチョウが2匹。



ああ。やっぱりいたかと、長年のおもいがかなってとても感慨深い一瞬であったがすぐに蝶を見失ってしまった。




がっかりしたが、しばらく周囲をさがして10分後に日溜まりにもどるとまた2匹がチラチラ飛んでいた。




てばやく1匹をネット、やや汚損したなんの変哲もない小型のジョウザンシジミ♂。






もう1匹は慎重に近づき撮影したが羽根の先端、やや羽化失敗個体♂であった。この♂はやがて視野から消えてしまった。




足場がとても悪いガケで、これ以上追うことはできない。





そのほかに蝶は見られず、結局ここがいかにも壮大なガケであるのだがジョウザンシジミはわずかに棲息しているに過ぎないような印象を受けた。




♀がいれば採卵飼育してみようと思っていたが、ややその気は失せてしまった。





やっとの思いでガケを降りて灌木帯を突破して車にもどったらヘロヘロに疲れてしまった。





来年でも本格的にこのガケを調査して攻めてみようかどうか、ちょっと思案のしどころです。





あんた、なにやってんの、昼ご飯なくなるよ。
  
  







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秋の家庭菜園とジョウザンシジミの収穫

2020-04-16 01:21:17 | ジョウザンシジミ
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秋の家庭菜園とジョウザンシジミの収穫。



2017-9-22 (金) 晴れ  良い天気




天気は良いものの先週の台風18号の強風でかなりの倒木被害があったらしい。




今日は林道状況が不安なので釣りは行かないことにして近場でのんびりすることにしたのだった。





キュウリ、サヤインゲン、トマトを収穫。














サヤインゲンは時期的に、これが最後の収穫になる。かなりサヤインゲンモロッコの種子ができている。







やっとゴーヤを少し収穫。明日はゴーヤチャンプルの予定。




ゴーヤの花。




ゴーヤタワー。





枝豆もかなり出来ており少し収穫。





ヒルは サヤインゲンとキュウリ酢の物イワシ焼き魚。









地球温暖化のせいか、最近、北海道でもイワシがかなり漁獲されるようになった。






近くの山へ行きブラブラ歩いてみたがコクワ(サルナシ)がなっており少し採集。一部はやわらかいが まだ固い実が多く1週後くらいが採集どきであろう。







庭のイチゴが盛んにランナーをのばしている。









ジョウザンシジミの蛹がたくさん出来ており回収した。まだまだ沢山の幼虫がいて蛹の収穫は庭の野菜の収穫に似ている感じ。



    






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早春の美麗蝶ジョウザンシジミ交尾写真も激写

2020-01-01 12:09:08 | ジョウザンシジミ
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早春の美麗蝶ジョウザンシジミ交尾写真も激写



2019-5-4(土) 晴れ 快晴26℃ 微風



朝9:00 我が家からほど近い発生地へ早春の美麗ジョウザンシジミを撮影に出発。




農家の庭の鯉のぼりはだらりとなっており無風。 




絶好のジョウザンシジミ撮影日和だ。




先日は開いていたが今日は林道入り口ゲートの鎖に施錠あり。




しばらく走ってジョウザンシジミ発生地に到着すると予想通り、数匹の個体が低くチラチラと飛んでいるのが見える。




ジョウザンシジミ♂たちは地表すれすれをチラチラ低く速く飛び、目をこらしていないと枯れ草などにとけ込みたちまち見失ってしまう。




この時期の常で♂たちは夢中で♀探索飛翔中、ひたすら飛び続けて、滅多なことでは止まらない。




キジムシロの黄色い花が満開だが、まだ吸蜜もしない。




やっと止まりそうになると、必ず別の♂がからみつきたちまち卍巴飛翔で高く舞い上がってしまう。




撮影不能。 



11時30分過ぎからやっと数秒程度、草の葉などに止まるようになった。








このチャンスに接写モードで連写しながら素早く接近する方法で撮影するしかない。










こうすると、ほとんどはピンぼけ写真だが奇跡的にピントがあった写真が何枚か撮れているのだ。








ここでは、そーっと接近、構図をきめて、しっかりピントを確認してシャッターを切るといった一般的な撮影は困難。







この日は 12時までに 10数匹を目撃。




そのうち6個体を、なんとか写真におさめた。




羽化したての春型♂たちなのでとても美しい。








裏面の鮮やかな赤白のコントラスト、表面の吸い込まれるような青い色調、いずれも好きだ。




昼食後 12;30 過ぎ。




ふと見ると目の前の草の葉にジョウザンシジミ1ペアが交尾して止まっていてびっくり。











♂がほぼ仮死状態みたいに動かなくなっており、♀がそんな♂をぶらさげて静止しており、これを激写した。




交尾時間は発見後約15分ほどで、ほろりと離れた♂は飛び去った。




♀もやがて飛び去った。




この日は、他にチャマダラセセリ少し、クジャクチョウ越冬個体やエゾスジグロチョウ春型がみられた。



ここは、普通午前10時を過ぎるとかなり強い風が谷間を通りすぎるようになり撮影などまったく不可能になる。



この日は快晴・微風が昼過ぎまで続き、稀にみる絶好のジョウザンシジミ撮影日和でした。


ジョウザンシジミの食草、エゾキリンソウの群落。 まだ花は咲いていません。
   








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ジョウザンシジミ4化の1令幼虫多数エゾキリンソウの葉にもぐる

2018-04-17 23:36:10 | ジョウザンシジミ
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ジョウザンシジミ4化の1令幼虫多数エゾキリンソウの葉にもぐる

2017-7-24 (月) 曇


ジョウザンシジミ3化羽化個体をエゾキリンソウの鉢植え袋掛けに放してはや2週間ほどたった。



袋をはずしてみるとおびただしい数の1令幼虫(4化)の食痕がみられた。 









肉厚のキリンソウの葉にもぐりこんで内側から薄皮を残して葉肉を食べている。






幼虫が2令になったころ、幼虫たちをシャーレやタッパウエアに移して飼育するのが効率的だが毎日の掃除、エサ換えが本当に大変になります。




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