北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

2019年早春、チャマダラセセリ撮影

2020-10-15 00:20:39 | チャマダラセセリ
2019年早春、チャマダラセセリ撮影。





2019-5-4 (土) 晴れ  快晴 25度C




この日、午前中北見市郊外で早春の蝶ジョウザンシジミを撮影した。



昼食後 12;30 ふと見るとキジムシロの黄色い花に吸蜜しているチャマダラセセリ1♂を発見した。













遠景では枯れ草上のチャマダラセセリは周囲の枯れ草にとけ込んですぐに見失う。










羽根をたたむとますます見失いやすい。










羽化したばかりだろうか、意外とゆっくり低く飛び、枯れ草に止まったりして良いモデルになってくれたが1分ほど撮影しているうちにどこかへ飛び去ってしまった。










蝶友のF氏は今年もチャマダラセセリの飼育を行うため、メスを採集してきた。 


キジムシロの葉に多数産卵されたチャマダラセセリの卵。



飼育すると、かなりの個体が夏型として羽化し、残りが越冬蛹になる。







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2017 早春、チャマダラセセリ、ジョウザンシジミの撮影に苦戦

2019-10-01 21:41:36 | チャマダラセセリ
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2017 早春、チャマダラセセリ、ジョウザンシジミの撮影に苦戦


2017-5-19 (金)  晴れ 30度C 暑い 強風



風が出てきて木々の梢がざわめきだしたがエゾキリンソウの多い急斜面は風がこないので無風。



陽がよくあたり暖かい。



キアゲハ春型1匹採集し撮影後リリース。



そのほかは羽化したてのツバメシジミ♂♀5-6匹が10-30cmの高さをチラチラ飛んでいるのみ。







やがてチャマダラセセリ1♀ 後翅破損 が出現。地表5cmを低く速く飛びあちこちせわしなく止まってまたすぐ飛び立つ。




後翅やや破損しているのは交尾済みの証だろうか。



吸蜜植物としては唯一キジムシロの黄色い花しかない。




しかし吸蜜はせず地表すれすれ10cm くらいの高さを、小さな黒いハエが飛んでいる感じで飛び回り、すぐ見失う。



時々キジムシロの葉に 3-5秒止まるのを必死に追いかけ撮影するしかない。




後に写真をコンピューター大画面でみると、止まるとすぐに尾端を屈曲させ、かなり素早く産卵していたのであった。



撮影時にはまったく気づかなかった。




チャマダラセセリダラの産卵時間は、なんと数秒でした。



その後は、しばらくの間まったく蝶影なく経過、目的のジョウザンシジミも汚損♂ 1匹以外は見えない。






10時を過ぎると、この谷間にも時間差で猛烈な突風が走るようになった。



風の合間はしばらく無風。



このころから別のチャマダラセセリ1♀Aが現れた。




時々、キジムシロの黄色い花に吸蜜するが蜜量が少ないようで数秒〜5秒で飛び立ちカメラを構える間もなく飛び立つ。



蝶というより地表5-10cm の超低空を素早く飛ぶ黒い小さいハエにしか見えない。




地面の色にとけ込みすぐ見失う。



風が少し吹くと草の葉などにとまり撮影チャンス。







しかしせいぜい10秒しか止まっていないので数カット撮影がやっと。




強風がくるとあっという間に蝶たちは視界から消えてしまう。



ジョウザンシジミは午前10時を過ぎてからやっと現れ始めた。






数は少なく、この日は3♂♂2♀♀のみ現れた。♂は汚損、♀はまだ新鮮であった。



チラチラと地表10cmほどを低く速く飛び、目をこらしていないとたちまち見失う。




唯一の吸蜜植物のキジムシロの黄色い花に数秒〜5秒吸蜜してせわしなく飛び立つ。



ここにタンポポの花さえあれば蜜量豊富で20秒は吸蜜し、撮影は容易なのだがタンポポはまったく無いのであった。



チャマダラセセリたちは 風が強まってくると、地面などに止まりはじめ、この時は撮影のチャンス。




















しかし再度やってきた突風にのって、たちまちどこかへ消えてしまった。





チャマダラセセリもジョウザンシジミもツバメシジミも、ネットでの採集なら、いとも容易なのだが撮影しようとするとこんなにも大変でありストレスフルでまいった。




それでも3時間ほどで、なんとか多少の写真を撮影することができたのであった。

 


ジョウザンシジミポイントへもどるとチャマダラセセリ2♀♀が現れた。




2匹は少しからんだりしはじめたが、やがて地表5cmほどをめまぐるしく飛んで、しばらく目をこらして追跡したが、やがて視界から消えてしまった。




苦労して何カットか撮影したが全てピンぼけでした。



今日は5-6匹のチャマダラセセリを見たような気もするが、実は同じ個体を見ていた可能性もあり、実際には数匹の♀がいただけであろうか。




空はよく晴れて気温も高いのだが、かなりの強風が吹き始め、もう撮影は不可能と判断し引き上げた。 







午後1時過ぎに帰宅した。



帰宅して家庭菜園のタタミ3枚分ほど畑をおこしてジャガイモ種芋25個を植えた。



ここは日当たりも良く土も深いので きっとイモがたくさん採れそうな予感。


しかし疲れてしまい途中でダウン。




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チャマダラセセリはタンポポの花が好き

2019-01-02 17:50:23 | チャマダラセセリ
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チャマダラセセリはタンポポの花が好き

201X-5-7 (木) 晴れ 暖かい25℃ 少し風




この日、午前中ニジマス釣りのあとチャマダラセセリの撮影にいった。



11時過ぎに現地到着。途中の道すがら農家の庭を見ると昨日の強風と異なり、鯉のぼりはダラリと垂れて風が治まっている。


この時期はよく晴れていても強風のため蝶が飛ばないことがほとんどで蝶の撮影には苦戦する時期だ。今日は絶好のチャンスだ。


我が家から車で20分ほどのチャマダラセセリのマル秘ポイントに到着し、しばらく待っていると待望のチャマダラセセリ2♂♂がどこからともなく現れた。




ここでの吸蜜植物はタンポポ、キジムシロの黄色い花の二種。


キジムシロは見るからに花の蜜量が少ないのだろうか、ストローを伸ばす間もなく、すぐに飛び立ち、この間数秒で、カメラを構えるヒマもない。


一方、タンポポの花はこのポイントではとても少ないが、いったん花に止まるとストローを思い切り伸ばしてゆっくりと吸蜜しており、吸蜜時間は約10数秒もあり構図、ピント合わせから撮影まで十分な時間であった。















チャマダラセセリはセセリチョウの中ではさほどストローが長い方ではないが、ぴゅーっとおもいきりストローを伸ばして気持ちよさそうにタンポポの蜜を吸い始める。



キジムシロよりは遙かにタンポポの花の蜜量が多いことがうかがわれる。





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北見市でチャマダラセセリと遊ぶ

2018-05-31 20:26:16 | チャマダラセセリ
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北見市でチャマダラセセリと遊ぶ

20XX-5-23 (日)  晴れ 25度C

あまり天気がよいので北見市郊外のチャマダラセセリポイントへ撮影にゆく。




天気は最高であった。


ここはチャマダラセセリの発生時期は、他の場所とくらべてやや遅くなる。


この日採集ないし撮影した蝶たちは以下のとおり。



チャマダラセセリ4ex A-A/ 他にも4頭観察。
ミヤマセセリ 12♂♂ A
ツマキチョウ 2♂♂1♀A
エゾスジグロチョウ 多い
エゾヒメシロチョウ 18♂♂2♀♀ A-A/が
コツバメ 3♂♂ A
ツバメシジミ 1♂ 他に2♂♂1♀観察
アカマダラ 2♂♂ A なぜか少ない
クジャクチョウ コヒオドシ シータテハ ボロ越冬個体散見



デジカメ写真かなりよく撮れた。








チャマダラセセリは最初の右手に砂防ダムのあるところが撮影に向いていた。










キジムシロに訪れたときは吸蜜時間はわずか数秒。


キジムシロの花にきたチャマダラセセリ。すぐ飛び立つ。


タンポポでは10秒間吸蜜するのでタンポポにきたときが撮影しやすい。





チャマダラセセリは林道片側が日当たりのよい斜面になって、キジムシロやキンミズヒキが多い環境を好むようだ。




ただ風は嫌いで側溝の中のタンポポなど、あまり風の強くない場所で吸蜜するものが多い。


ゲート付近の河原でセリ、ニリンソウを摘んだ。



夜、久しぶりに映画トロイを見た。おもしろかった。ブラピ主演で古代ギリシャの物語だが登場人物の名前がほとんどモルフォやアゲハチョウの名前ばかりで苦笑した。(ギリシャ神話の登場者たちの名前の多くが蝶の学名になっているのです。)





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2016年春、チャマダラセセリ、ヒメチャマダラセセリ発生状況

2016-05-25 01:18:03 | チャマダラセセリ
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2016年春、チャマダラセセリ、ヒメチャマダラセセリ発生状況


 早春のチャマダラセセリ。北見市にて。




2016-5-19 北海道足寄町の某チャマダラセセリ有名産地では全国から少なくとも6名ほどの採集者が訪れていたもよう。 

この日 チャマダラセセリは盛期とおもわれ、発生場所を熟知しているベテランで15♂♂3♀♀ A-A1 を採集した方からの連絡がありました。

例年と較べると発生数は少なく本州方面からの初心者では 1頭しか採集できなかった人もいたようです。 



アポイ岳にヒメチャマダラセセリを撮影しにいかれた人の話。 

2016-5-22 特別天然記念物ヒメチャマダラセセリの飛翔がかなりみられたとのこと。

こちらは当然観察のみですが鮮度は A-A1 程度。

発生地付近は密漁防止の監視カメラがあちこちに仕掛けられきびしい監視がおこなわれているようです。





道内各地からの連絡では今年は昨年に引き続き蝶が異常に少なくエゾスジグロチョウすら見られなかったとの地域もあるようです。

これから初夏に向けてはどうなってゆくのでしょうか。


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