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コムラサキの集団は夏のオホーツクの風物詩。
20XX-7-22(金) 晴れ
毎年7月下旬から8月上旬にかけて、オホーツクではコムラサキ♂が多数集まって吸水したり吸汁したりする光景があちこちに見られます。ヤマベ釣りにいった帰り道、行くときは気づかなかったが林道の縁にクマ糞を発見。そこに丁度発生初期のコムラサキ、キバネセセリ、オオチャバネセセリなどが集まっているのを撮影した。
コムラサキ集団はときに100頭を越える大きなものも稀ではないが、群れのなかには大抵とても敏感な個体がいる。慎重に接近するのだが、その敏感な一匹が私の接近に気づき、如何にも派手派手しく飛び立つ。それにつられてほかのコムラサキたちも一斉に飛びたってしまうことが多い。
そのようなわけで、大迫力集団写真を撮るのは案外むずかしいのです。
20XX-7-25 (金) 晴れ
午前11時20分。晴れ。気温25℃。林道にはこの日おびただしい数のコムラサキが見られた。
林道を飛び回っているのは羽化したてと思われる♂ばかりである。
あちこちにコムラサキ♂の吸水集団がみられ車に驚き舞い散る様子は壮観だ。
道路脇に砕石を撒いたところがあり、なぜかそこにこれまで見たことがないほどのコムラサキ♂が びっしりと集まってなにかを吸っています。
さて、この大集団は獣糞にあつまっているわけではなく、湿地や水分の多い場所に集まっているわけでもない。糞はなく、水たまりでもなく、獣の生乾き尿にでも集まっているのだろうか。
集団は吸汁?に夢中で、いつものコムラサキ吸水集団と異なり接近撮影してもまったく逃げ出す個体はなかった。
時間に余裕のある方は、是非何匹いるか、数えて見て下さい。
いったい何匹のコムラサキがいるのでしょうか........。
20XX-8-9 (日) 晴れ 強風 26度C
エゾタヌキの ため糞 が各林道にあり、チョウが集まっていました。ここでは C-タテハ や コムラサキも見られます。
20XX年8月上旬、例年通り北見市界隈の林道には多数のコムラサキがみられた。
目につくのは全て♂で小型の獣糞、湿った地面、その他に群がっていることが多い。
普通は撮影しようと接近すると敏感な一匹が私の接近を察知して飛び立ち、つられてほかのチョウたちも次々と飛び去ってしまうのでなかなか思うようには撮影できない。
コムラサキ♂は陽光でギラリギラリと怪しい幻光を発するのでなんとかそれを絵にしたいのだがそんな事情なので難しいのです。
しかし中には何かの理由からか鈍感な個体もいて、それが撮影対象になってくれた。しかし、いろんな角度、色々な撮影条件、種々試してみるのだが、どうも似たような写真ばかり。
実際、見るとすごいギラギラ幻光なのだが、撮影すると、どうもうまく撮れていない。角度によっては構造色の発色がとらえられずに、まるで♀のコムラサキみたいに写ることも多いので始末が悪い。
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