北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

目の前で鳴くコエゾゼミの発見に苦戦。

2021-03-28 19:57:13 | 北見市の出来事
目の前で鳴くコエゾゼミの発見に苦戦。
 
2020-8-28(金)晴れ のち曇り 33度C
 
 
AM 10:00   近郊の渓流に渓流釣りに出かけた。
 
 
 
約1時間で釣り場の大たまりに到着。
 
 
 
セミがわんわん大合唱で鳴いている。
 
 
 
すぐそばでもセミの声。
 
 
 
 
しかし目の前で鳴いているかに聞こえるので、熱心にさがすがどこにいるのかまったくわからん。
 
 
 
 
最後の最後に目の前の樹の幹に止まっているのをついに発見。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
ウソみたい。

 
 
 
こんな目の前にいるのに何故わからなかったのだろう。

 
 
 
コエゾゼミで脱皮したばかりなのかあまり動かず手づかみできた。

 
 
 
捕まえたら鳴きやんだ。

 
 
 
 
ひとしきり撮影してまた樹の幹に止まらせたが逃げるでもなく、そのまま幹に止まっていた。

 
 
 
 
ふと足下をみるとキラキラかがやくキツネの糞。なにか甲虫を沢山食べているようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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Lopinga achine yessoensis ♀ 2020、夏。

2021-03-21 11:42:20 | ウラジャノメ
Lopinga achine yessoensis ♀ 2020、夏。



2020-7-17 (金)  晴れ 30度C 暑い


食草のリシリスゲが広範にみられ、理想的な発生環境ですが、将来的に木々が大きく育ちうっそうとしてくるとウラジャノメは別の発生地を捜し、ここからは消えてゆくように思います。





普通、ウラジャノメ発生地へゆくと何故か♂ばかりがよく目につきますが 一般的に♀はとても少ない。この日はやや時期が遅く汚損気味の 5♂♂を確認しましたが♀は2匹のみでした。



























ウラジャノメ北海道亜種 Lopinga achine yessoensis ♀。 本州産と異なり後翅裏面白帯が幅広いのが特徴です。













本種の産卵は特異で、♀は卵を空中に産み落とす放卵をします。しばしば三角紙内に多数の卵を産むこともあります。





飼育は幼虫越冬のためなかなか手強く私は苦手です。


      終わり。





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ウラジャノメ北海道亜種2020 ♂

2021-03-19 14:40:44 | ウラジャノメ
Lopinga achine yessoensis ♂ 2020、夏。


2020-7-17 (金)  晴れ 30度C 暑い


毎年のようにこの時期、ウラジャノメに会いに、ここへやってくる。


林間の発生地にはウラジャノメの食草リシリスゲがびっしりとある。






最近は観察や撮影ばかりで、あまり採集行為をしないのでここのウラジャノメは減ることもなく、増えることもなく毎年同じように発生し、今日も木漏れ日のあいだをひらひらと飛んでいた。



なかなか止まらないがシダや草の葉などに休止したところを、せっせと撮影した。


ウラジャノメ北海道亜種 Lopinga achine yessoensis ♂の画像を示します。


















本当は北海道亜種の特徴、後翅裏面の幅広い白帯を撮影したかったのですが。



    この項、続く。




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ウラゴマダラシジミ発見、オホーツク、ウラジャノメの森の入り口にて

2021-03-12 18:02:46 | ウラゴマダラシジミ
ウラゴマダラシジミ発見、オホーツク、ウラジャノメの森の入り口にて。   



2020-7-17 (金)  晴れ 30度C 暑い



とある北見市郊外の若いカラ松林のなかの林道。自然度は余り高くない。




ウラゴマダラシジミが飛んでいたので草の葉に止まったところを少し撮影。 
















シロオビヒメヒ エゾスジグロ などクサフジに吸蜜中を撮影。






コヒョウモンも見られるが、あまり多くない。















この日の主役はやはり、ウラジャノメ。どこからともなく、次々と飛んできては林道の木漏れ日のなかをひらひらと飛ぶ。



  この項、続く。







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オホーツクでは珍しい葉ワサビの白い花に吸蜜するエゾヒメギフチョウを撮影。

2021-03-05 03:16:07 | エゾヒメギフチョウ

オホーツクでは珍しい葉ワサビの白い花に吸蜜するエゾヒメギフチョウを撮影。




20XX-4-29 (日) 晴れ 23度C  強風




良く晴れて鯉のぼりが元気良く泳いでいるが、これは蝶の観察にはやや風が強過ぎることを意味します。




チョウ採りには、良く晴れて鯉のぼりがダラリとしているのが最高ということになります。




毎年この時期、オホーツクでは早春の強風で畑から土ぼこりが舞い上がり、しばしば視界がぼやけてしまうほどになります。




午後13:30 エゾヒメギフチョウとひとしきり遊んで、帰宅途中に、ヤチブキ群生地に入りエゾノリュウキンカを少し採集した。




エゾノリュウキンカの群落の中に、思いがけず、珍しい葉ワサビを発見、これも少し採集した。 




このとき、葉ワサビの白い花に飛来して吸蜜するエゾヒメギフチョウを初めて観察・撮影した。



やや破損した♂だが執拗に吸蜜しており 吸蜜植物としてかなり好まれているようだ。



吸蜜時間はエゾリュウキンカでは 5-6秒程度に過ぎないが、葉ワサビでは20秒以上吸蜜していた。





おそらく葉ワサビは北見界隈に自生していたものではなく国内移入種でしょうか。
  


葉ワサビは北海道には自生しないようで本州からの開拓民などが持ち込んだものが局所的に繁殖しているようだ。


おいしそうなミツバを少し採集。



林道入り口の水源地風の場所では澄んだ沢水が流れている場所にクレッソンが大繁殖しており少し採集した。


クレッソンはこの時期、葉はまだ広がりきっておらず、これがやわらかくていいのです。葉が大きくひろがってしまうと葉が固くなる。




クレッソンのちくわぬた。





葉ワサビのおひたし。ほどよく辛い。





エゾノリュウキンカは灰汁であくぬきしておひたしで食べます。







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