北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

エゾスジグロチョウの大吸水集団

2021-06-13 19:33:19 | エゾスジグロチョウ

エゾスジグロチョウの大吸水集団。

 

 

20XX-7-25 (土)曇り のち霧雨 18度C

 

 

 

午前9:30起床。  午前中は庭や畑の雑草とり。

 

 

 

昼は 冷や麦。 午後、何となく釣に行きたいりモードになった。

 

 

 

そこで午後1時。近郊のヤマベとニジマスの多いへ渓流へ向かって出発。

 

 

 

 

この渓流沿いの林道は昨年、大雨で道路崩壊部分ができて入れなくなっていたが、きっと修復されているだろう。

 

 

 

 

予想どおり、林道の状況は良くなっており渓流釣りポイントまでまっすぐ進んだ。 

 

 

 

 

林道に 二カ所 エゾスジグロチョウ♂の100匹ほどの吸水集団がいて撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういった吸水集団の常で♀は見られず♂ばかりなのは他のチョウ類と同じである。

 

 

 

 

 

 

 

今のところ北海道ではエゾスジグロチョウは超普通種なのだが、羽化したての個体ばかりでそれなりに美しいと思う。

 

 

 

 

 

なぜか、この数年、エゾスジグロチョウの大吸水集団がしばしば見られるようになっている。

 

 

 

これらの何倍も多数の個体の吸水集団もしばしば見られ、ちょっとした異変を感じている。

 

 

 

一カ所はわからず通りすぎてチョウが舞い上がって気づいた。

 

 

 

 

 

かなりの個体が、私以外の車に轢かれてぺっちゃんこになっていた。

 

 

 

 

ここはオホーツクなので、いわゆるヤマトスジグロチョウはいないことになっており、これら吸水に集まっているのは全てエゾスジグロチョウなのでしょうか。

 

 

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群れるエゾスジグロチョウ

2018-12-14 01:28:23 | エゾスジグロチョウ
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群れるエゾスジグロチョウ。

2017-7-21 (金) 晴れ 30℃


朝10:30 近郊の渓流へ 再度 今が旬のヤマベ釣りに出発。
 

いつもの橋から降りてまず下流500m, 昼食のあと上流500mほどを釣った。 


ヤマベは前回よりやや少なく結局33匹を釣ったが夫婦で食べるのには十分すぎる。
 

今日は この1Km ほどの区間の林道に ヒグマやエゾタヌキの糞 7カ所もあった。


そんなわけでヒグマを恐れ 呼び子をぴーぴー一生懸命ならしながらの釣りであった。


獣糞にはキバネセセリ♂やエゾスジグロ♂やコムラサキ♂たちが群れているので遠くからもウンコの存在がわかる。


近づくと活性が高いエゾスジグロチョウ♂たちは一斉に飛び立ってしまうので、これら写真には実際の半分ほどしか蝶を写しこめていない。




この時期、エゾスジグロの大集団がしばしば見られるが、撮影しようと慎重に近づいても殺気を感じ蝶たちが舞い散ってしまう傾向が強く、なかなか大迫力写真を撮れないでいる。





まあ、そのうち、大集団迫力写真が撮れるかもしれません。



獣がかじった跡でしょうか 古いフキの株に群れるエゾスジグロチョウ。




クサフジには羽化したてのエゾスジグロチョウが多数吸蜜にきている。








獣糞にきていた蝶たちは全て♂だが。クサフジにはエゾスジグロ♀もきていた。







PS : 渓流で釣っていると目の前に真っ白い小型の蛾が止まっていたので撮影。脚が赤い。どなたか名前わかりませんか?。









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ウツボグサの花にエゾスジグロチョウ。

2017-09-08 04:06:43 | エゾスジグロチョウ
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ウツボグサの花にエゾスジグロチョウ。

2017-7-15 (土) 晴れ  34度C  暑い

午前9:20. オオイチモンジ♀がでていないか近郊の林道へ入ったがオオイチ、ミスジはまったく見かけず。


エゾスジグロチョウが多い。









今日はエゾスジグロチョウがとても多くて丁度、花期をむかえたウツボグサに吸蜜している個体が特に多かった。









ウツボグサの花が好きな蝶はホソバヒョウモンだが、この林道はホソバヒョウモンが少なく、もっぱらあちにもこっちにも多数のエゾスジグロチョウが吸蜜していた。
















そういえば、2017年はオホーツクでのエゾスジグロチョウの個体数はやたら多くて、半端な数ではない。


後に今年のエゾスジグロチョウは目を見張るような光景をみせてくれるのだが、そのうちご紹介したいと思います。






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エゾスジグロチョウ春型はエゾムラサキツツジのピンクの花がお好き。

2016-05-08 01:43:40 | エゾスジグロチョウ
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エゾスジグロチョウ春型はエゾムラサキツツジのピンクの花がお好き。

     

2015-4-29 (水)  晴れ 25℃

朝10:00 急に思い立って北見市三角点に妻と愛犬クッキーと一緒に早春の蝶ミヤマセセリをさがしに出発。

久しぶりの三角点で最初、山頂へゆく道を間違え、まだ残雪のあるひどい急斜面をのぼり へろへろ。




開けたところで キアゲハ1♂ エゾスジグロ2♂♂ が飛んでいた。

山頂への林道を登ってゆく途中の見晴らし台で満開のエゾムラサキツツジに吸蜜するエゾスジグロチョウ4♂♂を撮影。








このツツジの美しいピンクと白いエゾスジグロチョウ春型は、とても色コントラストが良くてきれいな写真が撮れた。


山頂では期待していたミヤマセセリはおらず、満開のキタコブシの下でクッキーを走らせて遊んだ。

キタコブシの花も満開。

クッキーを野外で走らせて遊ぶときには常に上空に注意が必要。

必ずオジロワシ、トンビ、オオワシなど猛禽類がどこからともなく集まってくるからだ。

熟年夫婦2組、老人一人運動着スタイルを決めて大きく手を振り歩いていた。

カシワの越冬芽に小さな卵。ゼフィルス卵ではなく蛾の卵です。


これはタランボかハリギリの芽。






水たまりにはエゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵。これはエゾサンショウウオの卵。


これはエゾアカガエルの卵。






川はまだ雪解け増水真っ最中。濁りが取れて水量がやや落ち着くと大型ニジマスが産卵のため源流域に遡上し始める。








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生きているエゾスジグロチョウは美しい

2016-01-31 23:13:11 | エゾスジグロチョウ
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生きているエゾスジグロチョウは美しい




20XX-7-26 (金) 曇り 暑い 暑い

陸別の利別川の川岸の湿った地面には、おびただしい数のエゾスジグロチョウが吸水に集まっていた。






暑いせいか、蝶はけっこう敏感で近づくと白い花吹雪みたいに舞い散ってしまい2♂♂のみ、何故か逃げずに吸水を続けている。

デジカメで接写撮影しても逃げなかった。

羽化したての夏型♂は翅脈や羽根全体の雰囲気がとても、美しくやさしい、なぜかやわらかい印象でミイラ状態の展翅標本とはまったく似ても似つかない。

灰色がかったすべやかな宝石みたいな複眼や触角や体毛までもがとても美しく見えるのは驚きであった。

蝶屋さんは私も含めて、とにかく展翅がきまった立派なはりつけミイラ標本を作らなければ気が済まない.

また超普通種のエゾスジグロチョウなど普段は目にも入らず、稀少種ほどありがたがるといったところがある。

一般人の視点からみると、やたらと特殊な性格な人種であることは認めざるを得ない。

ふと我にかえって、素直に生きたままの蝶をみるのもとてもいいものです。



蝶をみると本能的につかまえたくなる ネットマンのサガからほんの少しづつですが脱却しつつあるのを感じます。






道民カレッジ連携講座
土曜市民セミナー「大学博物館 研究最前線」


第8回
「北海道大学総合博物館所蔵―昆虫標本について―」

【日  時】2016年2月13日(土)13:30~15:00頃 (13:00頃入場可能)

【会  場】人文・社会科学総合教育研究棟1階 W103 ※総合博物館の向かいの建物です。

【講  師】大原昌宏(昆虫分類学)

【概  要】
博物館の裏側には膨大な標本が収蔵されています。
約三百万点の学術収蔵標本のうち、昆虫標本は二百万点。明治時代から綿々と収集され整理・管理され続けてきたコレクションです。
北大総合博物館所蔵の昆虫標本が、日本の昆虫学の発展にどのように関与してきたか、昆虫研究者と標本と、その研究内容をご紹介します。

【備  考】入場無料・予約不要
 座席数:212(満席の場合は立ち見となりますのでご了承ください)



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