北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

ヨツバヒヨドリバナに吸蜜するコヒオドシ。

2023-07-25 18:18:41 | コヒオドシ

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ヨツバヒヨドリバナに吸蜜するコヒオドシ。

 

 

7月下旬、北海道丸瀬布のとある林道。晴れ 30℃   暑い。

 

 

 

少し前は、オオイチモンジが低く飛んでいた林道だが、この日はオオイチモンジの姿は消えて、ミヤマカラスアゲハ夏型の吸水集団があちこちにみられた。

 

 

 

ヨツバヒヨドリバナが咲き始めて、もう少ししたらキタベニヒカゲがこの花に吸蜜にくる。

 

 

 

最近、少なくなってきたコヒオドシのオスがこの花に吸蜜に来ていた。

 

撮影条件によっては、とても美しく撮れるチョウだが、なかなか良いポーズをとってくれない。

 

3分間ほど、しつこく追いかけて撮影をしてみたが、なんとかまあまあといった写真がとれた程度に終わりました。

 

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意外と蝶影うすい知床の夏と知床半島の蝶相

2018-04-02 00:41:57 | コヒオドシ
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意外と蝶影うすい知床の夏と知床半島の蝶相

2017-8-6 (日) 晴れ 25℃

この日、久しぶりに知床を訪れていた。


天気もよし気温も十分なのだが意外なことには蝶は少なくほとんどみかけなかった。









知床半島ウトロ側、道路沿いのお花畑にも蝶影なく、唯一ヨツバヒヨドリの群落1カ所のみに多数のクジャクチョウとコヒオドシが吸蜜にきていた。















そういえば、知床には特に注目すべき蝶は少ない。


春先の知床のエゾヒメギフは一時期多かったが岩尾別川の台風被害のあと、めったに見なくなって久しい。


高山帯ではこれまでのところウスバキチョウ、アサヒヒョウモン、ダイセツタカネは見られず、羅臼平を中心に裏面が暗色調のカラフトルリシジミがいるのみでしょうか。


私が高校生のころ、羅臼平一帯に大発生したカラルリの渦を見たことがあります。


暗色調の裏面をみると羅臼岳のカラルリと判別可能と考えています。


かって高山植物が多かったという知床岬へ蝶の調査で文吉湾から上陸したことがあります。


当時、森重久弥の歌で知床の自然の象徴のようにもてはやされていた知床岬の高山植物は大繁殖したエゾシカのために食害され、鹿が嫌いなトゲトゲ外来種アメリカオニアザミ一色になっていてショックを受けました。

もちろん、たいした蝶はいませんでした。






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アカツメクサに吸蜜中のコヒオドシ♂

2017-09-12 01:36:32 | コヒオドシ
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アカツメクサに吸蜜中のコヒオドシ♂







2017-7-15 (土) 晴れ  34度C  暑い


この日は、あちこちまわってチョウの撮影を行い、ヤマベ釣りも3時間ほどでビク一杯の大漁。


その結果、年のせいか完全にやりすぎで疲労困憊状態になった。


このくそあつい気温も体力消耗を加速させる。


この日、けっこう目立ったのが盛んに羽化中のクジャクチョウとコヒオドシだ。


しかし今日撮影できたチョウたちと較べると群をつくらず単独にいる個体ばかりで、おまけにやたらと敏感で写真撮影の為の接近が難しかった。


それで、この二種は今日は撮影はあきらめていた。


帰り道の途中で、飼育中のウラジャノメ幼虫の食草リシリスゲを採集することを思い出し、我が家から近い農道から低地の林道へ入った。


思いがけず今日は撮影を諦めていたコヒオドシ1♂がアカツメクサの花に執着して吸蜜中なのを発見、せっせと撮影した。













吸蜜に夢中で撮影は容易であった。










もう午後おそく気温もおちつきつつあったせいかも知れない。


しかしいまだ直射日光下では光量強すぎでしらっちゃけた写真になってしまうため、自分の体の影で日光をさえぎって撮影する必要があったので、実はそう簡単ではなかったのです。



もうゴマシジミの季節でしょうか。この♂、やや汚損していました。





植物は食草のナガボノシロワレモコウ。




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マルガリータと北の美麗蝶コヒオドシ

2015-09-29 21:11:06 | コヒオドシ
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2015-7-3  マルガリータと北の美麗蝶コヒオドシ



朝てっかり。その後は 晴れたり曇ったり 曇ると寒い。晴れると暑い。

この日、最後に入った林道では蝶がほとんど目につかなかった。

しかし、山間部をぬけて林道の出口にくると、外来種マルガリータが今を盛りと満開状態で道路沿いの草地を占拠、広大なお花畑を作っていた。

そこに、沢山のコヒオドシとギンボシヒョウモンが吸蜜に来ていた。

咲き誇るまっ白な花と羽化したてと思われる美麗コヒオドシたち。稀にみるシャッターチャンスである。

勇んで撮影にとりかかったが、異常ともおもえる敏感さでカメラが蝶に近づくとシャッターを切るまもなく飛び去ってしまい、まったく撮影にならない。

これ以上できないぐらい慎重に接近しても、さあ撮影という瞬間に飛び去る。

くやしい思いを繰り返しているうちに、ちょっと鈍感な個体がいて、この美しい気のいいコヒオドシはいくら撮影しても吸蜜に無我夢中。

ありがたいモデルさんになってくれたのであった。

写真で生きているコヒオドシを見ると北国の蝶らしく、とても毛深いことがわかる。


















これまではひたすらネットを振り続けてきた私だが、生きている蝶は展翅標本とはまったくの別物、美しい。すばらしい。




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