攻撃的外来植物マルガリータの美しい花園とヒメシジミの衰退。
初夏の晴れた日。温暖化のせいか猛暑。今日は気温が32.7℃。
近年、気候変動のせいか、とにかく暑い。こんなに暑い日が続いても外来種植物のマルガリータは、ますます元気でどんどん勢力を広げ、空き地や林道沿いはどこに行ってもこの花が大きな群落を作って在来の植物たちを圧倒している。
外来種として大繁殖し駆除など到底無理になった外来植物には、すでに帰化植物という折衷案みたいな名称が用意されていて、マルガリータはもはや帰化植物として、今後の推移を見てゆくしかないと思われます。
我が家から車で10分ほどのところに、ヒメシジミがとても多い場所がありました。しかし、この10年ほどの間にこの蝶はどんどん発生数が減って、最近では行けばいないことはないのだが、かっての多産地としての面影はありません。
代わりに初夏から夏場にかけては、ここはマルガリータの白い花で一色のまさに美しい花園になってしまいました。かって、種々雑多な植物が微妙な生態系をなして繁殖していた頃の光景 ( いわゆる雑草がいっぱい の草地 )はありません。
近年、広大な土地を切り開いて、チューリップだの、ラベンダーだの、ノボリフジ(ルピナス)だの、コスモスだの、芝桜だの、リリーだの、etc, etc…….. 単一な外来のきれいな花たちの大群落を観光地風に人工的に作り上げ大勢の人を呼び寄せる花公園みたいなものが日本中で人気です。
花の綺麗さからいうとジャガイモの花はとても美しく似たようなものに見えますが、今のところ広大なジャガイモ畑を巡るバスツアーなどはないようですが。
そういった視点からすると、私がとても気にしているマルガリータの大繁殖 (在来の植物生態系を完全破壊)は多くの方々に美しい花園としてすんなりと認知されてゆくのかも知れません。
かってヒメシジミの大発生地だった草原は姿を消してマルガリータの花園になってしまい、おそらくヒメシジミはもうすぐ完全に消えてしまいます。ここに示したヒメシジミオスは、この日、やっと目にしたただ1匹の個体ですが、その大敵マルガリータの花でせっせと吸蜜に余念がありません。
さて、マルガリータの花が終わり秋の始まりには、このあたりは攻撃的外来種筆頭のセイタカアワダチソウの大群落に変身し、おびただしい数のクジャクチョウが吸蜜している姿が壮観です。
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