北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

羽化したクジャクチョウの名前はジャック君

2017-09-30 10:03:18 | クジャクチョウ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村


羽化したクジャクチョウの名前はジャック君

2017-7-17 (月) 海の日で休日。  15度C  寒い




朝8:30起床。


雨が降りそうで降らないが やっぱり降りそうだなあ といったどん曇の寒い日。


北海道北見市は海の日どころではありません。


釣りや蝶の撮影は雨が降るのを恐れ諦めた。


庭のスギナなど草取り。庭の植物など撮影。


今年のアジサイは花芽が一個しかなくさみしい。






ユスラウメの実が沢山できた。甘酸っぱくておいしい実だ。おおかた、小鳥やカラスに喰われてしまうが、まあいい。





ヒダカミセバヤは秋までに大きくなってものすごくきれいな花を咲かせます。




エゾウスユキソウの花はおおかたおしまい。



北見界隈の名もわからないウスユキソウは今年は咲くだろうか。



庭一面に広がったこの紫の花、今年も咲き始めた。




ベンケイソウの一種。秋にきれいな花が咲き誇ります。



初夏の庭の風景。種々の蝶の幼虫が食べる食草がたくさん植えてあります。











白花のホタルブクロがはびこって、そのうち満開になるときれいです。




一番下の超かわいい孫娘ちゃんはクジャクチョウを飼育していましたが、今日羽化したと走ってじいじに報告にきました。




しばらく飼ってから放すというので、それじゃ名前をつけようということになった。




彼女がつけた名前は和名クジャクチョウと昨日見た海賊映画 パイレーツ・オブ・カリビアンからひらめいて、ジャック君だと。




この映画のジョニーデップ演じる海賊船長の名前がジャックスパローだったので、それにちなんだ命名とのこと。



それ以来、我が家ではクジャクチョウのことをジャック君と呼ぶようになりました。





にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村

オオイチモンジ♀がいっぱい。

2017-09-28 20:55:54 | オオイチモンジ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村



オオイチモンジ♀がいっぱい。





2017-7-22 (土) 曇り 25度C


どうも天候不順で出かける気にならず家でうだうだ過ごす。
 

昼は、うな丼ならぬかみさん特製のサンマ丼。


夕方、F氏が大雪湖周辺での採集帰りに寄った。



今年も大雪湖周辺のクロオオイチを狙って全国各地から多数の蝶愛好家がやってきた。


ところがシーズン前半は昨年に続いてオオイチモンジ♂大不作。


今年のオオイチ♂は極端に少なくて、層雲峡界隈はダメと判断して丸瀬布やオロピリカ林道へ向かう採集者が多かったようだが大した成果はなかったもよう。


その後、前述のような信じられない異変が起きた。


理由はまったく不明だが後半戦にオオイチ♀が異常に多くなり、なんとこれまでに少なくとも500頭以上は採集されているという。


オオイチ♀多産の情報が一気に広まり大雪湖周辺に通い詰める採集者が増えたという。













一方、クロオオイチは不作年で、これまでに10頭も採れておらず、しかも見栄えのする個体は無かった由。


F氏は今日 かろうじてG2 1♂採集したのはさすがです。




♂大不作。♀大発生の理由として強いてあげれば、北海道では7月上旬、20年ぶりという2週間にもおよぶ35度C前後の猛暑日が続いたことが何らかの影響を与えた可能性が指摘されている。



北見からも、連日オオイチ♀採集に通った人もいるが、この数日はさすがに減ってきてやや汚損気味の♀が10頭前後と最盛期は終わったようだ。 



F氏も今日は10♀にとどまり、多くは破損品で採卵用にということで持ち帰っている。
 

ただ、こんなにも♂が少ないので未受精卵が多かったらどうしようかと心配している。


この日は ベニヒカゲ♂が かなり出ており20匹ほど採集したもよう。




一般的に北海道のベニヒカゲはお盆、8月15日付近が発生のピークになるので大雪湖周辺でのベニヒカゲ発生は2017年はかなり早かったのではあるまいか。


目的のクモマベニヒカゲは採集できなかった由。



何故、大雪湖周辺でオオイチ♀が多数採集されたかは不明だが 実はオホーツク方面でのオオイチ発生状況は♂も♀も例年と大差ない。



今回大雪湖周辺で多産したオオイチ♀は、山奥というよりは国道に沿った何の変哲もない、いわばまさかというような場所で採集されている。



昨年の台風被害の林道大崩壊で採集者が山奥へは入ってゆけず、すべて近場の道路での採集になっているのも異常といえば異常。





にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村

2017年夏、大雪湖周辺でオオイチモンジ♀500匹採集

2017-09-22 17:54:46 | オオイチモンジ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村



2017年夏、大雪湖周辺でオオイチモンジ♀500匹採集


2017年も北海道大雪湖周辺に発生するクロオオイチモンジを採集しようと全国から多数の蝶愛好家が訪れた。


しかし発生当初から♂の発生個体数は極端に少なく当然クロオオイチモンジもほとんど採集されない日々が続いた。


しかし、7月中旬から思いもかけなかった異変がおきた。


オオイチモンジ♀が異常大発生したのである。


久しぶりにクロオオイチを見にいった F氏も オオイチモンジ♀多数と クロオオイチ1♂を採集してきた。


♂大不作の今年、クロオオイチ♂を採集するのはさすが。



彼によるとこの間、少なくとも500匹以上のオオイチモンジ♀が大雪湖周辺で採集されており、♂がきわめて少ない年なのに異常きわまりないという。


この情報を聞きつけてさらに道内各地から採集家たちが大雪湖へ向かったようだが一人15匹程度の♀を採集しているという。


ただ後半に大雪湖へ向かった人たちが採集した♀はA1程度でやや鮮度落ちであったもよう。


何故、♂不作なのに♀だけが大量に採集されたのかは不明。 


何かの大異変の前ぶれでなければよいが。



大発生した♀のものだろうか。橋桁に付いていたオオイチモンジ蛹殻。













にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へにほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へにほんブログ村

シータテハの巧みな擬装カモフラージュ

2017-09-18 14:49:42 | シータテハ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村


シータテハの巧みな擬装カモフラージュ

林道でヒグマやキツネの糞にきているシータテハ、ミヤマカラスアゲハの吸水集団にまぎれ吸水中のシータテハ、橋桁にとまって羽根をゆっくり開閉するシータテハ.............。 


どのシータテハをみても裏面の文様が何かのカモフラージュになっているといった発想は、これまでまったくなかった。


シータテハの裏面文様が、なんでこうなっているのか考えたことのある人はおられるだろうか。


私は長年、そんなことを考えたことはまったくなかった。


私は秋型のシータテハの裏面文様は嫌いではなく鮮やかにC文字がくっきりしてかなりの格好良ささえ感じる。


せいぜい、そんなところだ。


ところが、この秋型シータテハの裏面紋様がたぐい稀なカモフラージュになることがあることを実感する機会があった。


秋、北見市近郊のカラマツ植林地へ秋ヤマベ釣りとラクヨウキノコを採りにいった時のこと。



茂みのなかに静止するシータテハを偶然に見つけた。



この写真のようにおどろくほど周囲の環境にとけ込んでいるのを初めて知ったのであった。 



林道などで見かけるときのシータテハは、けっこう俊敏でカモフラージュなどまったく必要がないだろう。 



しかし活動を終わり、茂みに休むとき、夜寝ているときなどはこの擬装カモフラージュはきっと抜群の威力を発揮しているのだとおもう。




でっかい秋ヤマベ。








にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村

アカツメクサに吸蜜中のコヒオドシ♂

2017-09-12 01:36:32 | コヒオドシ
にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村


アカツメクサに吸蜜中のコヒオドシ♂







2017-7-15 (土) 晴れ  34度C  暑い


この日は、あちこちまわってチョウの撮影を行い、ヤマベ釣りも3時間ほどでビク一杯の大漁。


その結果、年のせいか完全にやりすぎで疲労困憊状態になった。


このくそあつい気温も体力消耗を加速させる。


この日、けっこう目立ったのが盛んに羽化中のクジャクチョウとコヒオドシだ。


しかし今日撮影できたチョウたちと較べると群をつくらず単独にいる個体ばかりで、おまけにやたらと敏感で写真撮影の為の接近が難しかった。


それで、この二種は今日は撮影はあきらめていた。


帰り道の途中で、飼育中のウラジャノメ幼虫の食草リシリスゲを採集することを思い出し、我が家から近い農道から低地の林道へ入った。


思いがけず今日は撮影を諦めていたコヒオドシ1♂がアカツメクサの花に執着して吸蜜中なのを発見、せっせと撮影した。













吸蜜に夢中で撮影は容易であった。










もう午後おそく気温もおちつきつつあったせいかも知れない。


しかしいまだ直射日光下では光量強すぎでしらっちゃけた写真になってしまうため、自分の体の影で日光をさえぎって撮影する必要があったので、実はそう簡単ではなかったのです。



もうゴマシジミの季節でしょうか。この♂、やや汚損していました。





植物は食草のナガボノシロワレモコウ。




にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村