北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

リンゴトラップにキベリタテハとルリタテハがきたが.....。

2019-08-31 19:11:16 | キベリタテハ
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リンゴトラップにキベリタテハとルリタテハがきたが.....。





201X-8-20(金) 晴れ 暑い





朝8時、F氏と二人で北見市郊外の山奥の渓流にかかる橋へ キベリタテハとルリタテハを狙って出発。



彼は昨日、この橋とその上流の橋二か所にリンゴトラップをかけたところキベリタテハ50頭とルリタテハ4頭が集まってきたという。


今年は例年と違ってルリタテハが少ない感じ。



現地へつくと はやリンゴトラップへエルタテハ、シータテハが沢山きていて せっせと撮影。



やがてキベリタテハも出現したが、キベリタテハはかなり敏感で撮影に苦労した。鮮度はA-A1。 

















やがてルリタテハが飛んできたがなかなか止まらず。 



しばらくすると別のルリタテハがリンゴトラップに止まったが撮影しようと近づくと逃げた。



ルリタテハはキベリタテハよりさらに敏感だ。
 


上の橋はやや個体数少ないがエルタテハ、シータテハを多数撮影。



引き続き、峠を越えて別の水系上流に至る。



道路沿いに時々キベリタテハが現れるがリンゴトラップへ来ているのと違って颯爽と飛び撮影どころか採集すらしにくい。 



この日は結局キベリタテハ16頭がリンゴトラップにやってきた。



ルリタテハは4回チャンスあったが一匹も撮影することができなかった。





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獣糞とシータテハの保護色

2019-08-25 17:35:11 | シータテハ
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獣糞とシータテハの保護色



201X-5-19 (金)  晴れ 30度C 暑い



好天のせいで朝はやく起床した。 



まずいカップヌードルを食べ、朝8:30 ちょっと気になっていた近郊の林道へ出発。
 


30分で目的の林道入り口に到着。 



鹿ゲート手前にエゾタヌキの死体が転がっていた。



何かの理由でこのゲート前で非業の死を迎え、冬のあいだ雪に埋もれていたのだろうか。



シータテハがたくさん止まっていたが近づくとパーッと逃げてしまった。



1♂のみ残っていたのを撮影。





今回はこの林道を最後まで詰めてみた。



思っていたよりは遙かに奥深い林道であったが結局、蝶によさそうな良ポイントはなかった。



途中で少し経過したような若いヒグマの糞がありルリタテハ、ヒオドシチョウ、エルタテハ、シータテハが多数吸汁中であった。



そーっと近づいたのだが気温が高いせいか蝶たちは敏感で、ことごとくパーッと舞いたち全部逃げてしまった。



しかし、初めはまったく気づかなかったが、よくよく見るとシータテハが残っていた。



おお。すごい保護色だ、とつぶやいてしまったほどわからなかったのだ。




偶然かもしれないが、羽根の裏面の文様色調がこの獣糞とそっくりで完全な保護色になっていた。





さらにえんえんと林道を登ったが最後は荒れ果てた林道は私のフォレスターでは進めなくなってしまった。



狭い林道はターンできず300mほどバックでえんえんともどる羽目に落ちいってまいった。



なんとなく生き物の視線を感じて、ふと見るとキタキツネが斜面の上からこちらを見ていた。







最近、国道沿いなどでよく見かける観光キツネ(人間が与えるお菓子などで体を壊しやせているものばかり)と違って野性的で健康そのものの美しいキツネであった。









こちらに興味があるのか、逃げないので少し撮影させてもらったが30秒ほどで、むこうへいってしまった。










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外来種カラフトセセリ撮影のコツ

2019-08-23 20:26:17 | カラフトセセリ
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外来種カラフトセセリ撮影のコツ



2016-7-15(金) 曇 19度C


この日、北見市郊外ではウラジャノメ、ヒメシジミが最盛期であった。


完全に北海道に定着した外来種カラフトセセリは局所的に発生場所があって、この時期チモシーの群落のあるところには個体数が多いが活発に飛び撮影は困難。



午後4時30分。クサフジの花にカラフトセセリ1♀が吸蜜していた。




日中、気温が高く日差しの強いときは、ひたすら飛び回るばかりのカラフトセセリも、この時間帯になると穏やかに飛びすぐ止まり撮影しやすくなる。










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北見市郊外、ヒグマの糞にオオイチモンジ3♂♂

2019-08-21 22:27:30 | オオイチモンジ
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北見市郊外、ヒグマの糞にオオイチモンジ3♂♂


20XX-7-13 (金) 薄曇り

今日は F 氏たちは黒オオイチモンジ狙いで早朝、大雪湖に出発。


私は最近多忙でかなり疲労が蓄積してきた感じなので、遠出はやめて北見市郊外の林道へ出かけた。


午前9時30分、郊外のオオイチモンジの多い林道へ出発。


この日は肌寒く、曇りで蝶がほとんど飛ばない。


熊の糞が3カ所あったがオオイチモンジはいない。


ここのオオイチモンジは、この林道いつきの♀ヒグマの糞が大好きだ。


糞があれば、この時期は普通多数のオオイチモンジが来ているのだが、今日は何故か一匹もきていない。 


気温が低く蝶が飛ばない状況であったが、林道の最奥まで行って引き返し始めた頃から少し陽がさして気温がちょっとだけ上がった感じ。


陽が射すとエゾシロ、キマダラヒカゲ、カラスアゲハ、ぼろホソバヒョウモンなどが飛び始めた。


オオイチモンジ♂も林道の獣糞や道路のコンクリートのあたりなどに出始めたが少なく、採集してみると、はやすれたり痛んだりしているものが多かった。


そろそろオオイチモンジの♀がいないか行ったり来たりしたが♀は見かけなかった。


まだ生々しいヒグマの糞の場所にもどると、やっとオオイチモンジ3♂♂が来ていた。








生きているオオイチモンジの青い幻光が美しい。展翅標本ではこの幻光は消えてしまう。




熊の糞に来ているオオイチモンジをデジカメでせっせと撮影した。







連続撮影を続けたせいか、とうとう古いデジカメ一個が壊れてしまいスィッチを入れてもうんともすんともいわなくなった。


これで今年はコニカデジカメKD-500Z を三個も壊してしまった。


大雪湖へでかけた F氏たちは残念ながら黒オオイチモンジ見かけず、獲物なしでもどってきた。




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メスグロヒョウモンの交尾は......

2019-08-18 10:46:29 | メスグロヒョウモン
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メスグロヒョウモンの交尾は.......




7月下旬から北海道の高山帯ではクモマベニヒカゲが飛び始める。



この日クモマベニヒカゲの乱舞を期待して近郊の山に登山したX 氏は残念ながらこの蝶の出会えず、ミドリヒョウモンやメスグロヒョウモンを撮影して帰ってきた。



そういえばミドリヒョウモンの交尾はごく普通によくみかけるがメスグロヒョウモンの交尾シーンは見たことがない。



何故だろう ?。




たまたま見たことがないだけなのか何か理由があるのかはわからない。



かって 北海道特にオホーツクでは極めて稀であったメスグロヒョウモンは、いまやミドリヒョウモンと同じくらいの勢力を誇る普通種になってしまった。




温暖化にともなう蝶の分布域北上のよい例だと思う。




ミドリヒョウモンの交尾。





メスグロヒョウモン♂。



メスグロヒョウモン♀。






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