初夏の少し前、オホーツクの花々とホソバヒョウモン、カラフトヒョウモン。
20XX-6-19 (土) 薄曇り
午前11時、薄曇りで暖かいのでチョウを観察に出かけた。
春が終わり、まだ夏までは時間があるこの時期は色々な花が咲きオホーツクの野山を彩る。
もとは農家の庭に栽培されていたルピナスは離農がつづき、やがて野生化して美しい花園を作っている。
アカシアも、もともとはオホーツクにはなかったものだが、移植されて大繁殖し、この時期沢山の花をつけミツバチはアカシアの蜜をせっせと集めて良質の蜂蜜をつくる。
オドリコソウ。
マタタビの葉が白くなっている。秋には赤く色づく。
この日は近郊の森でカラフトタカネキマダラセセリ2♂♂1♀激写。フタスジチョウは出始め。盛期のシロオビヒメヒカゲも撮影。
林道上に熊の糞が点々と5mほど落ちていた。若い個体であろう。人間より少し大きいくらいの熊とおもわれる。真っ黒い色の糞で割ってみると柔らかく、フキの線維のみの糞だ。
ラズベリーの花に吸蜜するホソバヒョウモン。
林道をえんえんと走り、途中でラズベリーの群落があり、花にきているホソバヒョウモン4匹の写真を撮った。
おそらく野生のアヤメ。
ヤマアジサイ。
かわったスミレ。名前は知りません。
近年、謎の激減状態が続くカラフトヒョウモン。
個体数が増えつつあるホソバヒョウモンと比較すると近年、減少傾向著しいカラフトヒョウモンも少し撮影できた。
かってはカラフトヒョウモンばかり多くてホソバヒョウモンは稀種みたいな時期もあったのだが、この勢力逆転の理由は不明だ。
この時期、ヤマキマダラヒカゲも盛んに羽化する。獣糞などに群がるものも多い。
帰宅すると 我が家の庭も花盛りです。
最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の バナー をワンクリックしていただければ幸いです。