北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

花が好きなコヒョウモン。

2023-08-17 14:30:07 | コヒョウモン

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花が好きなコヒョウモン。

 

 

 

コヒョウモン( Brenthis ino )に限らず、ヒョウモンチョウ類は、もっぱら各種の花に吸蜜に来ているのをよく見かけます。

 

メスグロヒョウモンとミドリヒョウモンは時に地面で吸水したり獣糞に来ますが、コヒョウモンはもっぱら花に吸蜜に来ているのを見かけることがほとんどで写真撮影も吸蜜シーンがほとんどです。

 

 

 

オホーツクでは、比較的個体数の多いチョウで、しばしば交尾シーンも見かけることがあります。

 

 

 

 

この個体はややぼけたような色調斑紋です。

 

 

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コヒョウモンの蛹を食い破って大型寄生蜂1匹出現。

2023-08-15 15:41:45 | コヒョウモン

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コヒョウモンの蛹を食い破って大型寄生蜂1匹出現。

 

2021-6-22 (火)  晴れ  26℃

 

 

 

今回コヒョウモンの蛹は2個ぶら下がっていて、2個ともすでに中はガランンドウに見える。

 

 

 

しかし羽化したチョウは1匹しか見えない。

 

 

 

おかしいと思ってよく見ると蛹にはぽっかりと小さな穴が空いているが、背中が割れてチョウが羽化してきた風でもない。

 

 

恐怖の寄生バチでした。

 

 

比較的大型、全長13mm ほどのいかにもどう猛な外観の寄生バチが1匹大形シャーレのすみにいました。

 

 

私はこの手の寄生バチは昔から生理的に嫌いで、ネットの中に追い込んで撮影しました。

 

 

オオモンシロチョウやエゾシロチョウやミヤマカラスアゲハなど、幼虫の体表面がツルツルの場合は大きさ数mm の小型寄生蜂が産卵しやすいのでしょうか。おびただしい数の寄生蜂幼虫ないし成虫が出てきますが、コヒョウモンのような突起の多い幼虫に産卵・寄生するのはこのような大型1匹の寄生バチになるのでしょうか。

 

 

1匹ものの大型寄生蜂は、これまでにキアゲハやアゲハの蛹を食い破って出てきたものを何度か見たことがあります。

 

 

 

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コヒョウモンの羽化

2023-08-14 16:50:59 | コヒョウモン

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コヒョウモンの羽化

 

採集してきたコヒョウモン終齢幼虫たちはすぐに摂食しなくなり漸次シャーレの蓋にぶら下がって垂蛹の形で蛹化し、約2週間で型通り羽化しました。

 

 

タイミングが合わず羽化の瞬間は見ることができませんでしたが、山から帰宅してなんとなく大型シャーレを見るとコヒョウモンメスが蛹にぶら下がって羽根を乾かしているところでした。

 

 

 

 

そっと指を差し出すと手乗りコヒョウモンになりました。羽化直後はどのチョウもきれいに見えますね。

 

羽根を開いたところ。

 

ごく普通種なので標本にする気にもならず、しばらく観察したり撮影したあと庭に放しました。

 

 

 

さて、このチョウがどのような運命をたどるかはケ・セラ・セラ。

 

   この項、続く。

 

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コヒョウモン幼虫が毎年みられる小沢。

2023-08-11 15:09:21 | コヒョウモン

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コヒョウモン幼虫が毎年みられる小沢。

 

 

コヒョウモン(Brenthis ino) は本州中部から北海道で見られる小型のヒョウモンチョウ。普通、6月下旬から7月に羽化する。やや山地性で、よく林道沿いの花に吸蜜する。稀れなチョウではないが近年、減少している印象。幼虫の食草はオホーツクでは主にバラ科のオニシモツケ。

 

 

 

北見市郊外の林道。6月上旬のある日。(土) 晴れ 快晴

 

 

 

この林道は、あちこち湿った感じのところにはぱらぱらとオニシモツケの小群落があるが不思議なことにコヒョウモンの幼虫が見られるところは、唯一カ所しかない。

 

 

 

 

そこはわずかな沢水が流れる本当に小さな沢で、オニシモツケの小規模な群落が沢沿いに10カ所ほどあり、そのどれにも必ずコヒョウモンの幼虫がみられる。

 

 

 

コヒョウモン幼虫の令数には、かなりばらつきがあり2令の小型幼虫から終令幼虫までが混在してみられる。

 

 

若齢幼虫たち。

 

 

 

 

 

 

4令幼虫たち。

 

食痕も目立つし、幼虫も葉の表面にこれ見よがしに鎮座しているので天敵(蜘蛛、寄生蜂、小鳥 etc...)などに襲われるのではないかと、余計な心配をしてしまう。

 

 

 

今日は終令幼虫を3匹とオニシモツケの葉を少し採集して引き上げることにした。

 

 

 

 

    この項、続く。

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初夏、コヒョウモンの交尾など

2019-08-13 22:39:55 | コヒョウモン
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初夏、コヒョウモンの交尾など


20XX-7-19 (月) 晴れ

海の日で休日


オニシモツケの多い湿潤な林道はコヒョウモンが多く、この日はあちこちで交尾がみられた。










低標高地ではもう時期遅れですがホソバヒョウモン♀がいました。





エゾスジグロチョウ夏型が多数羽化して、♂たちは湿った地面に吸水集団をつくります。









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