北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

真冬の原始の湖チミケップ湖空撮と千歳空港の超おいしいジンギスカン

2018-12-29 12:55:32 | 蝶・昆虫・自然・同好会など
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真冬の原始の湖チミケップ湖空撮と千歳空港の超おいしいジンギスカン


201X-3-7(金)  晴れ のち曇り


13:15 この時期、毎年恒例の札幌でのとある学術集会出席のため JAL 2716 で札幌へ。




藻琴山がよく見える日は女満別空港の離発着はまったく問題ない。





この札幌千歳空港へ飛ぶ小型ジェット機はあまり高度を上げず飛行するため眼下の風景がよく見える。



空撮のチャンスが多く私はいつも窓際の席を確保する。



この日は予定通り離陸後ほどなく原生林に囲まれた原始の湖チミケップ湖上空を比較的低高度で飛んだので撮影開始。



この湖は典型的な天然のせき止め湖で北海道で唯一ヒメマスの原種が棲息する。



アメマス、エゾウグイ、ヤチウグイが多い。そのほか放流されたワカサギ、ヤマベ、ニジマス、鯉が繁殖している。


北海道各地の湖と同様、入漁料はないのでここを訪れる釣り人は多い。




私も孫たちとよくチミケップ湖界隈に昆虫採集や釣りにゆく。





湖は全氷結し、湖へ至る林道は本岐からチミケップホテルへ至るルートのみ除雪されている。



薄雲がひろがりあまり鮮明な写真ではないがシャッター音オフにしてズームでせっせと撮影した。


旅客機の窓からの空撮時、シャッター音オフにするのはマナーと思う。


そのあとは 雲がひろがり たちまち地表は見えなくなった。 








14:30 千歳着陸。







201X-3-8 (土)  曇り

朝7時起床。 

午後1:30 から 学術集会で私は三題発表した。とても充実した会でした。

6:30から 懇親会。 増毛の銘酒 国稀でかなりもりあがり、したたか酔った。

最後は よせば良かったがホテルの近くで 〆のラーメン。




         
201X-3-9(日) 晴れ 午後は雪


朝11時 南陽堂 高木秀了氏 と 倉谷氏が ランクルで私のホテルまできてくれた。



空港まで送ってくれることになり千歳空港まではしり ジンギスカンでランチ。 



はげしく食い過ぎた。



ここのジンギスカンおいしすぎる。




このものすごい迫力のソーセージもおいしすぎる。





そのあと ココアフロート カロリー完全オーバー。


蝶談義尽きず。サハリンのオオイチモンジの現状などいろいろな情報が入って良かった。


二人と2時過ぎに別れたが飛行機出発まで時間があり空港内の映画館で CIA 映画 エージェント ライアン を見た。まあまあ面白かったが 何となく ワンパターン。時間つぶしには良い。





夕方の搭乗予定機が雪で秋田空港出発が遅れ 機材ぐりで 1 時間遅れて離陸。 



その後は 順調に飛んで無事女満別空港へもどった。




かなりあわただしかったが楽しい札幌への短い旅行の思い出でした。






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アカマダラとサカハチチョウの区別点 and ミヤマカラスアゲハの大吸水集団を見つけたら

2018-12-28 14:38:39 | シロベニヒカゲ
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アカマダラとサカハチチョウの区別点 and ミヤマカラスアゲハの大吸水集団を見つけたら。


2017-8-4 (金) 曇のち晴れ 22度C


朝10;00 北見市郊外の蝶の多い林道へ向かった。


林道整備のつもりだろうかグレーダーが入り、林道のでこぼこを治そうとしたようだが、かえって林道がひどく荒れて走りにくい。



グレーダーは道路脇の植物まで全部なぎたおし、そのためこの日はいつもより林道沿いに蝶が少なかった。



それでも、深い森へ入る手前、まだ明るい林道沿いの花にサカハチチョウとアカマダラの夏型、クジャクチョウが多い。








アカマダラはサカハチチョウに似ていますが、北海道特産種で本州にはいません。



ところで、サカハチチョウとアカマダラの区別はできますか ?。



本州の方たちはアカマダラをみる機会がないのでむずかしいかも知れませんね。



上の二個体がアカマダラ夏型、それ以外はサカハチチョウ夏型です。



前翅表の白斑に注目すれば区別は容易でしょう。平行になっているのがアカマダラです。





エゾヒメシロ夏型1♂採集。





森へ入ると急にチョウはいなくなる。



うっそうとした川沿いの林道をぬけて牧場へいたると、明るい道路沿いにミヤマカラスアゲハ夏型♂たちの大吸水集団が3カ所。



いずれも極めて慎重に近づくのだが、さあ撮影という瞬間に一斉に舞いたってしまい見事な大きな群れの撮影ならず。



群れへの接近がむずかしい時は、望遠レンズが有効でしょうか。



いずれにしても吸水集団への接近方法になにか一工夫が必要だとおもいます。



それでも、この程度の写真は撮れました。


この吸水集団にエイヤッとネットをかぶせて一網打尽にしたい衝動にかられる採集家の方がいるかもしれもせんが、それは是非やめることをおすすめします。


ネットの中で大暴れする多数のチョウたちで、せっかくの完全美麗個体の多くは尾状突起が折れ、羽根はすれてボロボロ、見るも無惨なことになってしまいます。


美麗な個体を得るためには、せいぜい数匹づつまでを、こまめに採集するしかないのです。



ここで採集したミヤマカラス夏型♂たち。












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雨上がりのエーデルワイス

2018-12-23 17:33:12 | 蝶・昆虫・自然・同好会など
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雨上がりのエーデルワイス

2017-6-2(金) 曇り

昨夜は夕方から降り始め、一晩中けっこうな雨が降っていて、これでは明日は山に行っても釣りも蝶も植物もダメかなと思いながら寝ついたのだった。


朝8時に起きると雨は小やみになっていて、空はどん曇りだがやがて雨は止んだ。


庭のロックガーデンをみると、この時期の庭はエーデルワイス(レブンウスユキソウ)がめだっている。


雨あがりのエーデルワイスは、あまり派手やかさがない。


綿毛が湿ってぺったりしているのがその原因かともわれた。


しかし、水滴がついて花の風情が何とも言えない。














長年、エーデルワイスを見てきたが、実は雨上がりのエーデルワイスを見たのは初めてで、なにか別の花を見ているような新鮮な感じ。 少し撮影してみました。





これは晴れた日のエーデルワイスで、いつもどおりのエーデルワイスに見えます。







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羽化したてのミヤマカラスアゲハ夏型♂たちとヒグマ糞

2018-12-20 19:03:05 | ミヤマカラスアゲハ
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北見市郊外、羽化したてのミヤマカラスアゲハ夏型♂たちとヒグマ糞


2017-7-21 (金) 晴れ 30℃



帰りに別の林道に寄って、飼育中のウラジャノメ幼虫用のリシリスゲを採集。



ここではミヤマカラス羽化したてのもの多く、あっちからもこちからも林道へふわふわと舞いだしてくる。



止まることはなく、吸水集団もつくらず、なんとなく飛んでいる個体ばかりで撮影は困難。



つい以前のネットマンの本症がむきだしになって次々に採集してしまった。











ミヤマカラスアゲハ羽化したての♂は美しい。











夏型なので後翅裏面の白帯は狭い。







帰り際に、橋のたもとに獣糞を発見。 





接近してみると若いヒグマの糞であった。






エゾタヌキの糞は細くて、一般に死ぬほど臭いのですぐわかる。



ヒグマの糞は、普通はあまり臭くなくて当然ながら、かなり太い。
 



すぐ向こうの農家まで数百mしかない。我が家からも車で15分ほどですが、ここは毎年ヒグマの糞がみられるところです。



恐らく、人も車も通らなくなる夜半に山から降りてきて、ここを通るヒグマがなんとなくウンコをしたくなる場所と思われます。





ヒグマの糞は見かけるものの特別な実害はないので住民も私もあまり気にしてはいませんが、やはり注意するにこしたことはありません。






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群れるキバネセセリ♂たち

2018-12-15 10:52:52 | キバネセセリ
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北見市郊外、群れるキバネセセリ♂たち。


2017-7-21 (金) 晴れ 30℃








私はかって札幌や旭川にもかなりの期間住んでいたがキバネセセリはさほど多くはなかった。




オホーツクの北見市界隈の森にはキバネセセリが多い。







置戸、生田原など近隣の町村の山林にもめちゃ多い。





この蝶の幼虫の食樹であるウコギ科のハリギリ(センノキ)が多いのだろうか。 それとも全道的な最近の現象なのだろうか。



この時期、北見でもこの林道ではキバネセセリはとりわけ多い。




ここで獣糞にくるキバネセセリは♂ばかりで、♀はやや遅れてヨツバヒヨドリバナの花に群れていることが多い。




キバネセセリ♂は、なぜか打ちはなしのコンクリートにも集まる。




コンクリートから彼らの好きなミネラルでもしみ出してくるのだろうか。






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