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ソロモン諸島 ガダルカナル島 採集紀行 その5
島谷 光二
1月14日(水) コンガ(KONNGA)村周辺
朝から雨模様であった。7時にホテル出て2日間通ったBARANA村のさらに奥の村のポイントに行く予定であった。
ところが、BARANA村のぬかるみの道に雨水が流れ4輪駆動車でもなかなか登っていかない。
雨が上がり好天を期待して、明日行く予定のコンガ村で採集することとなった。
コンガ村は、ホニアラ空港を通りカッカム・ハイウエーをさらに南へ行き、国道から内陸のパームヤシの農園の近くの村である。
村の入口に大きなハイビスカスがあり、オオルリアゲハやトリバネなど集まりそうである。
しかし、その場所は村人や子どもが集まるとのことで、村の若いリーダーが案内する場所へ向かう。
村を出て車道を400mくらい丘の上まで歩く。
そこから草原を下り、7mくらい樹上に白い花の咲いているポイントへ行く。
私は、そこに、陣取って長竿を立てる。
森元さんは自分のネットのとどくポイントを探しに行く。
10時を過ぎていたが、雨が上がり蒸し暑い。樹上を見上げるだけで滝のような汗が流れる。
白い花にはアオメガネトリバネ♂♀が森の中から滑空して次々と現れる。
お昼までに♂4頭、♀1頭(新鮮でほぼ完品)、油断して汗で目測をあやまり、数頭を振り逃がす。
このポイントでは、大型のEuploea callihhoe♀?やトラフタテハなども採集した。
キチョウの仲間も数頭採集した。5頭も採集できて、自分でも会心の笑みがこぼれているのを感じた。
夜はホテルのバイキングデナー、寿司やのり巻きなど和食も充実していた。
私は体調を考えて、ソロモン海の生ガキはひかえたが、森元さんは10数個食べて、さらにお代わり「こんなおいしいカキはないよ。」と満足していた。このとき、さすが先輩はすごい食通だと思った。
この項 続く。
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