北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

クルミの妖精、オナガシジミの羽化、指の皮膚にストロー。

2021-11-27 19:40:17 | オナガシジミ

クルミの妖精、オナガシジミの羽化、指の皮膚にストロー。

 

 

2021-6-27 (日)  曇り 一時雨

 

 

 

 

夜、オナガシジミが羽化した。きれいな羽化個体。 生きているオナガシジミを見るのは本当に久しぶりだ。

 

 

羽根が伸びきったところで指をさしだすと、手乗りオナガシジミになってくれた。

 

 

かわいい。 まさにクルミの妖精。

 

 

 

クルミの妖精はミネラルがほしいのか、私の指先の皮膚にストローを伸ばし始めた。

 

 

 

かなり、真剣にストローを伸ばし、一体何を吸っているのだろうか。

 

 

 

産卵行動や吸蜜行動中のシジミチョウにしばしば見られる触覚だらり行動。

 

 

 

 

 

超微量な汗成分でも吸っているのだろうか。

 

 

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オナガシジミの終令幼虫と蛹

2021-11-25 21:34:37 | オナガシジミ

オナガシジミの終令幼虫と蛹

 

2021-6-12 (土) 曇り 25℃

 

 

 

 

実は、まことに恥ずかしながら私のオナガシジミ飼育は悲惨な失敗に終わりました。

 

 

 

 

 

切り枝のクルミが芽を吹いて、やがて青々と葉が広がったのですがオナガシジミの幼虫の姿はなく、何かみたことのない羽虫みたいな昆虫がどこから出てきたのかと思うほどわんさと群れているばかりでした。

 

 

 

 

この日、蝶友のKさん宅を訪問し、彼の飼育ケースをみると私とは違ってクルミの若葉に沢山のオナガシジミ終令幼虫がいて、蛹化しているものもありました。

 

 

 

色々、彼なりのノウハウがあり、難物とおもっていたオナガシジミもさりげなく飼育していて、私は自分の飼育技術の未熟さを思い知った次第です。

 

 

この日、蛹化したばかりのオナガシジミの蛹をいくつか頂いて帰宅しました。

 

 

 

 

  この項、 続く。

 

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クルミが芽吹き始めオナガシジミ越冬卵を芽の近くに付けた。

2021-11-21 15:23:22 | オナガシジミ

クルミが芽吹き始めオナガシジミ越冬卵を芽の近くに付けた。

 

20XX-5-10 (日) 終日雨

 

 

 

雨降りでどこにも行けず 午前10:00 起床。

 

 

 

クルミが少し葉が出始めたので オナガシジミ36卵 を展翅針でクルミの枝に付けた。

 

 

 

 

 

 

卵から幼虫が孵化し、芽吹いたクルミの葉に到達して食いついたら、少しおいてシャーレ飼育にしようという算段です。

 

 

 

 

 

  この項、続く。

 

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オナガシジミ( Araragi enthea )の越冬卵

2021-11-13 13:46:07 | オナガシジミ

オナガシジミ( Araragi enthea )の越冬卵

 

20XX-4-29(水)  晴れ 後曇り 時々雨

 

 

昨年秋に友人がオナガシジミの越冬卵をたくさん分けてくれたので、そろそろ孵化させようかと冷蔵庫から出した。

卵はオニグルミの越冬芽に近い部分に1~数卵づつが産まれていた。

この蝶の越冬卵は未受精卵だろうか、しばしば孵化しない卵もかなり見られることがある。

 

 

卵からの孵化にあわせて芽をふいてくるように、ちょうど良さそうなクルミの枝を切りに山へ出かけた。

 

 

 

クルミの木なぞ、どこにでもいくらでもあると思っていた。

 

 

 

しかし捜してみると飼育用のほどよい枝をつけた木はそんなに多くない。

 

 

 

 

近郊の山を捜し歩いて、ほどよい芽をつけた枝を相当数切って帰宅した。

 

 

 

 

 

実は何十年も前、かなり苦労してオナガシジミを少数やっと飼育羽化させた記憶があるがそれ以降このゼフィルスを飼育したことはなかった。

 

 

カシワやミズナラ喰いのゼフィルスと較べると、私にとっては難物でした。

 

当時は北見市かいわいのどこにでもいた普通種といった認識だったので、それ以後この蝶の飼育に手を染めることはなかった。

 

 

 

そんなわけで、今回もまったく自信はない。

 

 

 

 

国道は新型コロナ蔓延で外出自粛のせいか車がほとんどなく、鹿の群がいくつも道路に出ていて驚いた。

 

 

 

 

                                           この項、続く。

 

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エクアドルで昆虫標本搬出未遂邦人男性に禁固2年の判決 その後

2021-11-10 19:47:17 | 採集記・旅行・写真

エクアドルで昆虫標本搬出未遂邦人男性に禁固2年の判決    その後

 

 

2019年5月に南米エクアドルから昆虫やクモなど野生生物の標本を違法に国外に持ち出そうとしたとして逮捕された日本人男性(26)が裁判になり、結果禁固2年の判決をうけたとの新聞報道があり、この件につきこのブログでも大きくとりあげたことがあります。

 

 

それから約2年が過ぎて、この男性が実際に服役したのか、もう帰国したのか急に気になりました。

 

 

 

この男性は当時、九州大学北海道演習林に勤務しており2019年3月初旬から2週間の予定でエクアドルに昆虫採集旅行に出かけている。

 

 

 

逮捕されてから判決までの期間はしばらくあるが、拘留されていたのか、ホテルなどにいたのかは不明だが、しょっちゅう海外採集に出かける昆虫愛好家の方々はとても衝撃をうけた出来事でした。

 

 

 

そこで今回 2021-11-10 に、北見市に近い足寄町にある九州大学北海道演習林事務所に直接電話をして聞いてみました。

 

 

結果、男性は新聞報道からしばらくして無事帰国し、その二ヶ月後退職し、その後の動向は不明とのことでした。

 

 

なんだ、大したことはなかったのか、新聞報道を真に受けてあれこれ考えたのが、バカみたいといったお粗末でした。

 

 

しかしいずれにしても大事にいたらず 本当によかったと思います。

 

 

 

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