北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

2018 年度北海道昆虫同好会総会・懇親会

2018-11-30 16:43:59 | 蝶・昆虫・自然・同好会など
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2018 年度北海道昆虫同好会総会・懇親会


    



2018-11-10(土) 曇り


かみさんに北見市駅前バスセンターまで送ってもらい 北海道昆虫同好会総会・懇親会に出席するため 午前11:20のドリーミントオホーツクで札幌へでかけた。




石北峠を越える。




クロオオイチモンジの宝庫、大雪湖を通過。







午後、札幌に到着。 会場のホテルニューオータニイン。




会場のホテルニューオータニインで 評議員会の後半に出席。

 


そのあと総会と懇親会。



最初に、高圧電線の下でネットを振り、誘電事故がもとで死亡した永森拓行会員に黙祷。彼は北海道の蝶をまとめた名著 完本北海道蝶類図鑑 の著者の一人で本当に惜しい方を亡くしたとおもいます。
高名な蝶研究家であった日向博美氏も2007年にフィリピンで同様の高圧電線下誘電事故にあい死亡されている。決して高圧電線の近くでネットを振ってはいけない。電線に触れなくとも誘電事故は起こるのです。




総会のあと、宴会がはじまった。








今回は物忘れが多くなったと評議員辞退の人もいた反面、中学生 高校生 大学生 といったヤング会員、若い女性会員などの出席が目立って、今後 北海道昆虫同好会の行く末を担う若者たちがキラキラして頼もしい。




今年のトロピカル大賞は本邦初記録種キタミトホシカミキリを発見した佐々木恵一氏となりました。




本種はその後も採集されており北見に土着している可能性が高くなりました。




宴会の冒頭で、恒例のお楽しみクジがあります。




私は 珠玉の標本箱17 ヒメギフチョウ パート2 があたり大喜び。




所蔵の標本箱のほとんどをやっと北海道大学に寄贈し終わった青山先生は、かなり皮肉なことに標本箱が当たってしまいました。




この方は最新型のネットが当たり、いいなあ。




さあ、宴会が始まりました。
























渡辺康之氏の 一言。










左は 同好会誌 エゾエンシス うすばき など編集担当の 坂田潤一氏。

























朝日純一氏の一言。




みなさん、積もる話でもりあがり、飲み放題なのではや出来上がっている人もいる。


北海道昆虫同好会の未来をになうヤング男女の面々。たのもしい限りです。










   この項続く。 次は 恒例のオークションです。




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キタベニヒカゲ♂が私の指で汗を吸う

2018-11-29 20:26:20 | シロベニヒカゲ
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キタベニヒカゲ♂が私の指で汗を吸う

もう一枚、蝶が私の指に止まった写真を発見しました。



スマホやタブレットでは画像が色化けするかもしれません。コンピュータではきれい。



2004-8-15 (日) 晴れ のち夕方から 雨

朝、ブタ丼、親子丼を食べて9時に出発。順調に清里峠についた。すでにK氏、Y氏が入ってベニヒカゲを採集していた。入ってすぐに待望のシロベニヒカゲ♀(やや汚損)が黄色い花にきたが撮影中に飛び去った。ベニヒカゲは今年はとても多く、トウヒレンのピンク紫の花の群落に群れていた。♂はおおかた汚損。♀はまだ新鮮なものが半分くらいでやや盛期を過ぎていた。ユキバトウヒレンと思われる高山植物の花が特に好まれてベニヒカゲが吸蜜で群れていた。シロベニヒカゲはここに3♀♀やってきた。多数のデジカメ写真を撮影。あとでみるとやや接近しすぎのものが多かったがかなりよい写真が撮れた。シロベニヒカゲは、Y氏3♀♀、K氏3♀♀、かみさん5♀♀を採集。他に私が3-4♀♀撮影して合計14-15頭のシロベニヒカゲ♀が採集確認された。2♀を産卵用にK氏とY氏に1♀ずつあずけた。どんな飼育結果になるか楽しみだ。K氏は大量の普通ベニヒカゲ♀も採集。かみさんも普通のベニヒカゲ15♂♂30♀♀採集していたが1/3はボロでした。他にオオチャバネセセリ少し、モンキチョウ少し、ヒョウモンチョウやや汚損すこし、ギンボシヒョウモン汚損少し、ゴマシジミ数頭汚損、ヒメキマダラヒカゲ少し、ミヤマカラスアゲハ少数がみられたがベニヒカゲ以外の蝶はとても少ない。

林道のヨツバヒヨドリには前年多数群れていたコヒオドシ、クジャクチョウは、まったくみられなかった。

午後5時30分。肺炎で入院していた私の父親の退院祝いをやって父はけっこうご機嫌であった。午後9時に引き上げて0時30分まで寝て、シロベニヒカゲ展翅やデジカメ写真の整理をしたら明け方の4時30分であった。


上記は、この日のコンピューター日記を開いてみたものですが、この日撮影されたキタベニヒカゲが私の指に止まって汗を吸っている写真については何も記述がありません。


まったく気にせずなんとなく私の指に止まって汗を吸うキタベニヒカゲをパシャパシャと撮影したもので、きっと頭の中はシロベニヒカゲの撮影で一杯だったのでしょう。






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メスグロヒョウモン♂が私の指で汗を吸う

2018-11-27 21:10:55 | メスグロヒョウモン
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メスグロヒョウモン♂が私の指で汗を吸う。


20XX-7-19 (月)  晴れ  振り替え休日。


先にブログにアップしたギンボシヒョウモン♂が私の手にとまって盛んにストローを伸ばした日のこと。


ピンクのショウマがきれいに咲いていた。


羽化したてのメスグロヒョウモン♂があちこちにみられ、ピンクのショウマやアザミなどで吸蜜していた。




この日のメスグロヒョウモンたちは、意外に敏感で撮影しようとデジカメを近づけるとすぐ逃げる。



ところがメスグロヒョウモンの1♂が私のまわりを執拗に飛び始め、とうとう私の指にふわりと止まってしまった。



ただちにストローをだしてせっせと吸いはじめた。



一見したところではどう見ても汗を吸っているように見える。



30秒ほど手にとまってストローをせわしく動かせて吸っていたが、急に我にかえってようにパッと飛び立っていってしまった。



ギンボシヒョウモン♂に引き続き、メスグロヒョウモン♂にも手の汗を吸われるという変わった日でした。



その後、このような経験はありませんが、 皆さんはいかがでしょうか。




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蝶がストローで皮膚を刺す、アンデスアマゾン源流

2018-11-24 11:00:25 | 蝶・昆虫・自然・同好会など
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蝶がストローで皮膚を刺す、アンデスアマゾン源流

この蝶の名前は Historis acheronta ♂.

南米ペルー、アンデスアマゾンの源流域。

この日は、この蝶 Historis acheronta ♂ が大発生しておりいたるところに数百匹単位の大吸水集団がみられた。

うっかりそこへ踏み込んだら一斉に舞い上がったこの蝶の大きな渦に巻き込まれたような感じになってしまう。

普段は稀な蝶だとのことだが、この時の大発生は言語に絶するほどのものすごい個体数であった。


この蝶は東南アジアの Polyura みたいにめまぐるしく飛び回ったあとは、またもとの場所にもどってくる傾向があり、執拗に私の腕にとまっては汗を吸う。


吸い方がすごい。





 

細いストローの先をめまぐるしく動かせてまさに皮膚ににじみでている汗を吸うのだがそれくらいなら我慢できる。


しかし、そのうち私の皮膚の毛穴をさぐり汗腺に直接ストローを刺しこんでくる?のだ。


そのときは、あたかも口吻が皮膚に突き刺さってくるような極めて不快なチクチクした痛みでいたたまれなくなる。


これは、きわめて不快な痛みに耐えながら撮影した写真で、撮影後ただちに蝶を払い落としました。





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私の指にとまってストローをのばすジョウザンシジミ

2018-11-23 01:04:12 | ジョウザンシジミ
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私の指にとまってストローをのばすジョウザンシジミ。


201X-7-21 (金)  晴れ 30度C


朝10:30 家の近くの渓流へ旬のヤマベ釣りに出発。


いつもの入渓場所の橋から降りてまず下流500m, 昼食のあと上流500mほどを釣った。 


釣れたヤマベはいつもよりやや少なく33匹。 


大型の2年魚、3年魚が多かった。


夕食は釣ったヤマを揚げて天ぷらソバ。

 

オリーブオイル少な目で揚げたが油が皮膚にはねたりしてかみさん、大騒ぎ。
 


丁度、飼育しているジョウザンシジミがかなり羽化しており、指をだすと止まった。




このジョウザンシジミは羽化したてであるが私の指にしっかり止まってせわしなくストローを伸ばして盛んに何かを吸っている。




水分やミネラル補給で汗を吸っているのだろうか。 


それとも、天ぷら、天つゆや 魚釣りの残り香につられてくるのだろうか。




数分ほどで指から飛び立ったが、とてもかわいい感じで飽きずにながめたのでした。





これまでジョウザンシジミはよく私の指にとまらせて悦にいったりしていたが、ストローをのばしてなにかを吸っているのは今日、初めて認識した。




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