玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

属国としては

2023-03-21 16:22:54 | あれこれ

午前中、WBCをTVで見ていた。サヨナラ勝ちの余韻に浸りながら、これで決勝はアメリカ戦となった。負ければ属国として相応なことだが、勝ったら先の日米戦争のお返しとなろう。

この國も悪かったが、米国も充分に悪かった。米国は今も大国という悪者だが、ロシアは大国であったが、捻じ曲がった悪者になってしまった。

かつて日本が真珠湾奇襲で負ける戦争に挑んだのも、底流には大国意識があった。欧米は認めていなかったが、日本は五大国としての矜持があった。その矜持で負ける戦争に突っ込んだのは当時の無責任で無能な陸大出身の軍人たちとお先棒を担いだ新聞屋たちの愚挙のお陰であった。

今、霞が関や永田町を見るに、東大出官僚、世襲議員、忖度放送界がこの國を昔来た路に導こうとしているように見える。

憲法の主旨に違背する「閣議決定乱発を容認する官僚や言論界」の同調空気に、かつての「天皇機関説批判」によって精神的に國民を非常時に持ち込んだときの嫌な空気感を感じている。

終活で本棚に積まれていた本を処分しようと思って取り出したら、又読みだしてしまった。

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卒寿を超えても

2023-03-20 13:44:05 | つぶやき

先日、佐藤栄作の「沖縄返還密約」をあばいて、逆に男女の「情を通じて」の卑劣な情報ソースというレッテルを張られ、果ては報道界から追放された西山太吉が逝った。

彼は功罪半ばの儘に迷いながらも、生涯新聞記者であろうとした。

デイリー新潮で彼の記事を読むと、不思議と女性を利用しての卑しい情報獲得が強く映し出される。

数年前に読んだ澤地久枝の「密約」では、42歳の女と41歳の男の有り触れた関係との割切り方、そして、密約を国会で糾弾した横路孝弘社会党議員が資料そのものを政府に提出した勇み足により、情報ソースの女性が特定されてしまった。

新聞記者として、情報源を守れなかった悔恨が西山氏の矜持を萎えさせたのがよく理解できた。

男女関係か、虚偽政策か、どちらが真実なのか、いや、どちらも事実なのだろうが、政権とマスコミが社会を卑近な不倫関係に誘導させた疑いは強く残る。

岸・佐藤・安倍の政権運営は「国民を騙す」ことを当然としているが、この血脈が一貫して日本の近代化の足を掬っているのに気付く。

西山氏の強引さや横路議員の軽はずみが、結果として、この国の報道の民主化に軛を掛けてしまったのが悔やまれる。

西山氏は情報源としての女性を傷つけてしまい、悔やんでも悔やみきれぬ儘に卒寿を超えても、その苦から逃れられないことを悟りつつの一人の旅立ちだったのだろうか。

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惚けたマスゴミ論争

2023-03-19 19:05:23 | ぼやき

今この圀は消化不全だった東京オリンピックを横にどけて、WBCのヒーローたちの躍動に酔いしれている。

他方、国会では「放送法」関係の公文書の流出で、「捏造」というヒトが「信用できない」と云えば、「じゃ、何も言わない」と開き直る。何と低レベルな国会論争か。

利害関係のあるマス・メディアは、WBCの視聴率効果に泥酔して、放送の自由に全く関心がない。マスゴミはまさに猫に小判の自由度だ。情けなさを通り越し、みっともない程腑抜けた現状認識、さすが報道の自由度71位の面目躍如だ。

「放送法」の解釈を総務大臣がしたとしても、抑々国会で決めた法律を行政の閣僚に法の解釈権限があるのだろうか?感想ぐらい云っても良いけど。

それでも従った各テレビ局は、単に怯懦、または例の忖度であろう。

当時は不了解ながら大臣答弁を作成した総務官僚が、妖怪の孫が消えて、パンケーキオジサンが弱って、やっと解放されて、のっそりと穴から出てきたのだろう。それにしても迫力のない焦点の惚けた国会の内外の論争だ。

 

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神社見つけた

2023-03-18 14:10:21 | 散歩

今まで何度も歩いたのだが、気が付かなかった。

単に木が生い茂っているだけだった。

ふと裏側に回ると、神社があったのだ!

神社を隠しているようにも見える。

知らない人に参拝してもらいたくないのも知れない。

豊川稲荷だそうだ。

関東大震災で鎌倉浄智寺から当地に移転したと書いてある。

ふ~ん、散歩していると面白い物を発見することがある。

 

 

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昨晩のコト

2023-03-17 18:52:21 | 日記

昨晩、WBCの試合が見れなかった。勝った後にやっと安心して一人でテレビを点けて喜んでいた。

あんなに緊張し、皆の期待を背負って、頑張る選手の姿が痛々しくもあった。人間は何故極限まで自分を追い込むのだろうか。そんな生活は退職後はトンと経験していない。

近頃は世の中に何のお役にも立っていないし、コロナに罹れば迷惑を掛けそうだから「高齢者集団自決」は突き刺さるよ。

WBCは準々決勝を勝ってアメリアに行くそうだ。サッカーもワールドカップでドイツに勝った。

日本の「ゆとり教育」という名の「エリート選別制度」は確かに優秀なスポーツ選手を大勢育てたようだ。

だが、研究者は、企業家は、どうなのだろうか。まだ、その成果はまだ聞いていないが。

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