「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「キャッチコピー」

2014年09月07日 | 家族・孫話

             
                          2学期早々の中学校運動会

9月、2学期が始まったとたんに、孫兄ちゃんの通う中学校の運動会が行われた。
昨年は他用に追われたジジは、中学生初めての運動会の応援が出来なかった。してやれなかった。
2年生となった今年は、何が何でも応援に行きたかった。全てをキャンセルしてでもこの日を待つような心境であった。
心配されたお天気も絶好の?というか、暑さに閉口するほどの好天に恵まれて、中学生の躍動に目を離せない一日となった。

小学校の、稚拙ながらも一生懸命やっている児童の演技には、自然に笑いがこぼれる楽しさがある。
それが中学校になると、それこそ真剣味が増して、あふれんばかりの体力と気力がぶつかり合う迫力が肌に伝わって面白い。
プログラムにも色んな工夫が凝らされていて、見事なキャッチコピーに引き込まれる魅力がある。

「台風くるけん 落とさんけん」「そっち行っちゃ ダメよ!ダメダメ!!」「アイ・アム・ハングリー」などなど。
いったいなんのこっちゃ?どんな競技や・・・?
「台風くるけん・・・」は、3人が1本の棒を持って定点をいち早く回転して次の3人に渡す。2人がその棒を担ぐ、1人は棒にしがみついて次のグループにバトンを渡す、という団体競技。
                        
「そっちいっちゃダメ・・・」は、三人がキャタピラーの歯車になって、目的地にいち早く着いてバトンを渡す団体競技。

そして今一つ「・・・ ・・・ハングリー」は、来年中学校に入学する児童を対象の、早い話が「パン食い競争」のことである。
ちなみに、弟のカー君が対象の6年生で、張り切って出場。メロンパンをゲットして大喜び。

騎馬戦も棒上旗奪いも、教師が周りを取り囲んで警戒するほどの緊迫した競技は迫力満点だが、こうしてプログラムのキャッチコピーに騙されながら、笑い転げて観られる競技も実に楽しいものである。
それにしても、人の気持ちを惹きつける「タイトル」「キャッチコピー」「キャッチフレーズ」というものの大切さを改めて教わった気分になる。

そしてやはり運動会の呼び物は、フィナーレを飾る選手リレーである。
先ずは各色別の選手入場、名前を呼ばれながらグラウンドを一周する顔見世がある。晴れやかな笑顔がある。
        
そのあとは、歯を食いしばった鬼の形相でバトンをつなぐ。
抜かれるな! 追い越せ!! ついついこちらのテンションも上がる。
周回の直線コースで、兄ちゃんが一人抜いた。3位に浮上。ヨシよし、カメラで追った甲斐があった。

あれやこれやで73枚のシャッターを押したことになる。暑さも足のだるさも我慢のできる孫の運動会。
あと何年続くことやら・・・。

コメント (6)
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