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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「粋なはからい」

2016年05月02日 | 家族・孫話

             
                                    「グループエンカウンター」の手法を用いたエクササイズに励む兄ちゃんたち(ネット拝借)

桜咲く4月、自らの希望を叶えて高校進学した孫兄ちゃん。
あれから早くも1ヶ月近く。親許を離れた完全寮生活で初めて迎えるゴールデンウイークという連休。
サラリーマンにとっては、1日か2日有給休暇を挟むことで10連休にもなるという大型連休も、暦通りに動く学校や官庁関係は、世間が騒ぐほどの大型連休ではないのが実情である。

ところが兄ちゃんの高校では、現実を見据えた措置というか、粋なはからいが採用された。
今日2日(月)と7日(土)を振り替えて、全員が7連休となる特例が実施されたのである。

高校生活という未知の世界の上に、親元を離れた完全寮生活。少しの疲れやホームシックも出始める頃かな?
50数人の寮生を抱える学校側にも、そういった子どもたちへの配慮があったのであろう。
東京・埼玉・滋賀など各地から集まった子らも、一斉に里帰りをしたようである。
もちろん兄ちゃんも、家族そろっての出迎えのクルマで悠々里帰りしてきた。

始まってまだ1ケ月にも満たないのに、というご指摘もあるかもしれないが、本人たちにとっては絶好の息抜きになったようだ。
無理もない、なんせ山の中の高校。コンビニは自転車でさえ40分はかかる位置に。
JA飯南支部経営の小型のスーパーでせいぜい買い物するくらい。
自分の洗濯はもちろん、風呂もトイレの掃除も当番制で回ってくる。

ジジとしては、色んな乗り越える障碍があって、心身ともに鍛えられる学校なのかな、と期待したくなる。
「顔を見せに来たよ~}と言いながら、開口一番「料理がまずーい。ばあちゃんのが一番おいしいよ」と、言うことだけは知っている。
可愛い弟たちとも戯れて、連休明けて寮生活に戻れば、また厳しい規則正しい生活が待っている。

粋な計らいの大型連休。一休みしてまた気持ちを新たに、夢に向かって半歩踏み出してくれりゃそれでいい。
ジジババのふところに大型連休のそよ風が吹く・・・。

コメント (4)
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