昨年の暮れから始めた蓄膿症の治療。当初は2月の終わりごろには完治の予定でスタートした。
ところが、桜の開花予想が取り沙汰される今を迎えても、スッキリ改善の様子が見られない。
そこで、耳鼻科の医師としては「古い蓄膿症だし、レントゲン結果では顕著な改善が見られない」ことから、別の病院でCT検査を受けることに相成った。
CT検査とは(Computed Tomography)の頭文字を取ったもので、コンピューター断層撮影というのだそうな。
それは、X線を利用して身体の内部、つまり断面を画像化する検査。という説明がされている。
画像処理を行うことにより、身体の細かな情報を得ることが可能になるという。
早い話が、首から上の断層写真を撮ることで、鼻の横に溜まっている必要ない濃がはっきりと映し出される。
それは見事なまでに良くない側と、異常のない側との差を歴然と示す。こういった断層写真を見せられて、医師の説明を聞かされると、これからの先の治療方法をどう選ぶか、小生自身の判断材料にはなる。
耳鼻科の医師も、現在の年齢や、他に病気らしい病気も持っていないこと、さらには現在の元気さなどを総合判断して「手術」という方法を大きな選択肢として勧めてくれている。
『医療の発展で、以前のような大掛かりな手術ではなく、大きな病院で全身麻酔による患者の負担を最小限にとどめるものになっている』但し入院は1週間程度は必要、との説明もあった。
あと1週間、点鼻薬の治療を施す間に判断してください。と、鼻に点下する薬液をもらってきた。
手術と言えば、盲腸に始まって扁桃炎の除去。椎間板ヘルニアの大手術など、何度か経験している。
だから怖くないか?と訊かれるとそうでもない。でも必要とあれば致しかたない、と開き直る部分は大いにある。
あのCTの画像を見せられて、まだまだ若いのだから手術を、と勧められるとね~ どのみち放っておくわけには行かないのだ。
とすれば思い切るしかないのだろうな~ 桜の季節を前にいささかの迷いを・・・・・・。