「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「あかね空の向こうに」

2017年08月24日 | 季節の移ろい・出来事

                                
                夕日の美しい季節を迎えようとしている

プロ野球ナイターが始まる頃、東側の景色が黄金色に染まり「何か天変地異の前触れか」と薄気味悪くさせる夕暮れは、不吉な予感などではなく、間違いなく西の空の夕焼けが見事であることを教えてくれているのである。
東の景色に教えられ、カメラ片手に西の空を仰ぐ田んぼ道まで足を運ぶ。きれいな夕焼けだね~。一人悦に入る。

ついでに、あのあかね空の向こうにはいったいどんな世界があるのだろう、などと子供じみた想いがちょっと頭をかすめる。
でも、いくら「ああきれいな夕焼けだね~」と褒められたところで、すぐに消えていく儚い命ではある。
と言いながらも ♪♪ ・・・あれをごらんよ真っ赤な夕日 落ちて行くのにまだ燃えている・・・♪ と最後まで必死に燃える夕日を讃えている。福田こうへい「南部せみしぐれ」の一節。演歌の世界ではあるが、人生応援歌の一部でもあるような気がする。

真赤な夕日・・・真っ赤と言えばカープの色。と言いたいところだが、横浜での3連戦は何たるブザマな、と少し怒ってみたくなる。
打撃陣はのっけから大車輪の活躍で投手陣を盛り上げようと必死なのに、投手陣が軒並み打ちのめされて……。3連戦3戦とも逆転サヨナラ負け。まるでこれまでのカープの勝ち方のお株を奪ったような。さぞかし横浜湾に沈む夕日はきれいであったろう。

まあ考えてみれば無理もない。連日連夜の蒸し風呂の如き逃げ場のない暑さの中で、一球に思いを込めるし烈な戦い。
夏バテがあっても当然であろう。特にカープの場合、横浜などとは違って、これまでに必死に汗して頑張って貯金して来たのだ。
今頃になって目が覚めて貯金を増やそうとする横浜などとは、格が違うよ・・・見栄を張ってみたい部分はある。

明日からの地元で、中日には気の毒だが横浜の仇を広島で打つ3連戦にしたいものである。
そうすることで、真っ赤に燃えるあかね空の向こうに、2年連続優勝という喜悦が待っているのだ。 横浜第2戦9回裏、ツーアウトからロペスに投じた、中崎の何の変哲もない高めのホームランボールが夢枕に立って夜中に目が醒める悲哀を味わっても、中崎を責めるばかりではない。
この3連戦はつまづいたが、これまでの頑張りを忘れるほどファンは冷たくないよ、と言いながら目に涙・・・(笑)

兎に角明日から出直し。あかね空の向こうに歓喜を求めてまた応援するしかない。

コメント (2)
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