やっと手に入れた弦物の苗
トマト・ピーマン・茄子・トーモロコシなど、生り物夏野菜を植えつけてから約2週間近く。
ようやく弦物のキューリ・カボチャの苗を手に入れた。あとはスイカの苗を待つばかり。まさに出番を待つ第2弾の苗植付けである。何年か前まではこういった夏野菜はゴールデンウイークが植付けの最盛期であったが、年々気候の温暖化と共に植付け時季が早まった。ついついよそ様に引けを取らないように、早めの準備をする。
先を急いで高値で売ろうなどという専業農家ではないのだから、慌てることなど何もない。時季が来て畑で実った生り物を孫たちが喜ぶのを見て自分も喜ぶ家庭菜園なのだから、早かろうと遅かろうと問題はない。但し、苗の出荷時期に合わせて購入しておかないとすぐに売り切れ。残った苗は「これ大丈夫?」と疑うほどの打ちひしがれたような売れ残り品ばかりになってしまう。腕前が腕前なのだから、せめて苗だけでも丈夫で元気そうなのを選びたくなる。
いよいよ本格的な夏野菜の植付け。すでに実りかけているタマネギ・ニンニク・スナップ豆・グリンピースなどの成長を見守り、新たな植付けした数々をじっくり育てて、食料自給率の改善にホンの微々たる貢献をしたい。というほどの殊勝で立派なことなどではなく「野菜が高いのよ」と嘆く我が家の大蔵大臣のトーンを少しでも下げられたらいいなと思っている。
なんだかんだ言っても、所詮はジャガイモ堀の楽しさや塩茹でスナップを取り合って食べる、孫たちの歓声こそが、全てのエネルギーの原点なのである。