10月は雨のスタートとなった。午後3時の気温21度。まるで東北並みの肌寒さ、慌てて一枚羽織るような。
明け方から降り出した静かな秋の雨。と思いきや、なんと音を立てて降るは降るは、まるで集中豪雨並み。ちょっと大げさかな。
畑で芽を出した冬野菜は、歓声を上げて喜んでいるような。
ひと雨で一気に葉を広げ、根を地中深く張り巡らせているような力強ささえ感じさせる。
かたや、少し早目に芽を出した葉物野菜に与えた肥やしが、この雨で一気に流されてしまう心配も。
なかなかこちらの思惑通りにはいかないようだ。
これまでもそうであったように、これからは日の暮れが一段と早くなる。まさに秋本番。
日暮れ前の小一時間を、6歳児の野球の相手に汗を流してきたが、これからはその時間も制限される。
必死にバットを振り、ボールを追うひたむきな悠雅君に、精いっぱい付き合ってやりたいが、夕暮れにはなんとも抗いようがない。
そして10月の我が家のメインカレンダーには、こんなことが書かれている。
〝 知識や能力は、他と協調することによって、大きく生かされていく ” と。
それでなくとも、知識も能力も乏しい小生など、ひとりの力は高が知れたものである。
もう一度謙虚さを取り戻し、カレンダーの忠告通りの一カ月を過ごしてみたい。などと思うのだが、果たして・・・・・・。