「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「春の嵐に耐えて!」

2023年04月17日 | 晴耕雨読

         
            トマト・ピーマン・キューリ              茄子・トーモロコシ・カボチャ

昨夜は日の暮れ以降に大気が不安定になり、カミナリさんにヒョウ、アラレ、ところによっては竜巻発生というおっとろしい予報であった。
どれもみなこの手では防ぎようのない、お天道任せの祈りあるのみ。特に竜巻の恐ろしさは過去の映像などが頭にこびりついている。カミナリさんだって轟音と共に火花を散らして落雷する様子は尋常ではない。まさに地震・カミナリ・火事・オヤジ。オヤジを除いては太古の昔から人間にとって怖いコワイ対象となっている。

時ならぬ豪雨と突風が時折家を揺るがせる。幸いなことに窓枠がガタガタ鳴るほどではないが、テラスの波板は煽られている。
他でもないが気に掛かるのは、植えたばかりでまだ完全に活着していない夏野菜の苗である。ヘタに突風にあおられると根元から折れたりひん曲がったりする。接ぎ木の苗など元手をかけたものもある。雑草対策にビニールシートを敷いた上から植付けたものもある。

このシートが飛ばされでもしようものなら、苗も根こそぎ吹っ飛んでしまう。元手と労力を掛けた分、なんとか荒れ狂わないうちに収まってくれと願うばかり。幸い竜巻の被害はなかったがカミナリは、ここ数年体験したことがないほどの轟きようであった。近くのどこかに被害が出たに違いない。

今日朝イチ畑に降りてそれぞれ苗の一本ずつの安全を確かめた。トマトやトーモロコシは植えると同時に添え木を立てて補強しておいたし、ナスやキューリはまだまだ背が低くて風の影響が少なかったのか、みんな健在で「春の嵐」に耐えてくれていた。
これから収穫までは草との戦いである。この戦に勝たなければ孫さんたちの歓声も聞こえてこない。生きものを育てることはすべからく難儀との戦いの中で勝ち得たものが恩恵を蒙る資格を得るということか。

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「成長の1年!」

2023年04月16日 | 家族・孫話

    
                     次打者として投手との間合いを計る              逞しさを見せるバッティングホーム   
              

野球部のある中学校を目指して、校区外の遠距離通学を始めた孫君。あれから1年が経過して中学校2年生になった。
自分で選んだ道であり好きな野球に打ち込めることもあって、雨の日も風の日も文句の一つも言わず自転車通学を楽しんでいる様子である。
そんなわずかな1年間ではあるが、心身ともに著しい発展を見せる成長期に立ち会わせてもらっているジジは、本当に幸せ者だと思っている。

野球部においては、確かに部員の数も30人に満たない小規模校ではあるが、1年生の半ばから内野外野はもとより、投手まで準レギュラーとして試合に出させてもらった経験は、本人にとってかけがえのない大切な時間であったようだ。2年生になった今は完全にレギュラーとしてスタメンをもらっている。今日は、中学校軟式野球山口県大会の予選が「岩国キズナスタジアム」という公式球場で行われるというので、朝8時には駆けつけて応援した。

4才5才6才とバットを振らせ、ボールを掴むことを鍛えて来た。バットは最初がプラスティック製の真っ赤なカープバット。4才ではすでに木製バットに、5才の後半から重い金属バットに変わっていく過程のバットは今も倉庫に眠っている。グラブは、手袋の少し大きめに始まって幾つ更新しただろう。スライディングの練習、ベースを守りながら走者にタッチする基本形など、ジジが見様見真似で教えた昔がある。

     
今ではジジなど足元にも寄れないスピードと重量感に満ちた練習を重ねている。身長はもう少し欲しいがそこは馬力と野球感でカバーして、いつの間にやら遠く手の届かない、いっぱしの野球選手になっている気がする。一瞬のスキをついてホームを陥れるところなど、人一倍の大きな掛け声とともにジジを喜ばせる。この年代の子の成長は目を見張るものがあるのは解っていたつもりだが、その現実を目の前で見せられると熱いものを感じる。

多くは望まないが兎に角今を楽しみながら、少しでも年なりの成長を見せてくれりゃそれでじゅうぶん。

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「姉の一周忌」

2023年04月15日 | つれづれ噺

               

誰の目にも止まらないうちに静かに息を引き取っていたすぐ上の姉。4つ違いなのでよく考えてみれば、「いつ、どこで、何事が起きても不思議ではない」お年頃だったのだから、今少し注意深く接していたらまた違ったお別れの仕方があったのではないか。などと悩んだあの時から1年近く過ぎた今日、一周忌法要を営んだ。

6人いた姉弟の上3人が早くに逝き、残った3人の一番年上だったのだから順番としては間違っていないのだが。あまりにもあっけない突然の別れに今も何かしらすぐそこにいて「こんなお惣菜作ったので食べてくれる?」などと電話をかけてくるような錯覚に襲われる。
遺された弟と妹、長姉の姪・甥夫婦などわずかな参列の、文字通りささやかな一周忌法要ではあったが、なうらいのお食事会も思い出話が途切れることを知らず、にぎやかに和やかに続いた。

姉の生きて来た84年の生きざまが、常に我々の近くにあり、良くも悪くも影響を与え合って生きて来た、つまり血縁のつながりの深さを思い知らされている。そして年が近かった弟しての尽くしたりなさを悔いたり、もう少し生きたかった痕跡が残り過ぎる切なさを思ったり、あれこれ思う一周忌。
アレンジフラワーを供え、姉の好きだった果物を供え、お香をくゆらせる。今私たちに出来るせめてもの供養であるが、様々に思い返し、在りし日を偲んで笑い、憎まれ口をたたいてはまた笑い、やはりいいところを探して誉めて笑ってお開きに。

礼服に黒いネクタイの胸の奥で「あんたはあんたなりに精いっぱい生きてきたんだよね~」と黒髪の頭を撫でた1年前を思い出して手を合わせた。

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「ウッカリの代償」

2023年04月13日 | つれづれ噺

               

やってしまった! スマホに送られて来た「わけのわからんメール」に迂闊にも反応してしまった。バカなことをしたと反省しても後の祭り(苦笑)
一昨日の午前中だったろうかスマホのメール受信が騒がしく鳴った。取り敢えずメールを開いたら「あなたのスマホを快適に軽くします・・・」みたいな美味しい文言がずらり。確かにこのところスマホの動きがよくないねー、もうちょっとスムースにならんのかねーなどと少しおカンムリではあった。

「なに?スマホがサクサク快適に動くようになる?」それもワンクリックで不要な情報を削除してアクセスが数倍早くなる??そんなバカなことがあるのか?半信半疑で「ここをクリック」のボタンに触った、のだと思う。最近のイライラが思わず早とちりとなって指が勝手に動いたのかも。こういうのを魔が差したとでも言うんじゃろうか。などと他人事みたいなこと言っているが、一瞬は「引っかかったか?」と肝を冷やしたものだった。

「ここをクリック」に触ってからというもの、何をやっても随分時間がかかるようになった。しかも立ち上げ画面の上半分はそのCM画像で必要部分が隠されてしまっている。こりゃ捨ててはおけない。今日午後スマホショップに駆け込んだ。「ちょっと恥ずかしいねー、なんと説明しようか」。そんなバカなっことを考えずに素直に話してリセットするのがイチバンでしょ。その通り!!

若いお兄さんが細い指でさっさと原因調査してからおもむろに「これは有償の修復になります」「如何ほどに?」「1100円です」これはもう何も言うことなし。本人確認の免許証をさっと出して待つこと4分。ハイ出来上がりました、ニッコリ!
こういったメールは一切無視がお利口ですよ!と。まっことそうじゃね。余分な指は動かさないのが肝要。
つまらぬ失敗談でした!! お互い気を付けましょう、ご同輩!!

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「笑顔の4月!」

2023年04月12日 | 季節の移ろい・出来事

                
                     恩師と親友と共に、合格のVサイン

昨日・今日は各地の小学校で入学式が華やかに行われた。
今年は我が家には縁のない小学校入学式であったが、来年の春は新たに1年生を迎えることになる。ジジババにとって最後の孫の新一年生誕生を楽しみに待ちたい。

今一つ、この春の待ち遠しい朗報がやっと届いた。こちらは神戸の自動車大学校に自動車整備士の免許取得を目指して進学していた孫君。
先日の国家試験では、自己採点で「間違いなく合格よ」と自信満々の電話は寄こしたものの、肝心な正式発表が延び延びになっていた。どちらかというと控え目な彼があれほどまでに自信を示したのだから、不安はないとは言ってもそこは正式結果での合格証書が待たれた。

正式結果の連絡を待っていたら昨夜遅く、ゆったりと「じいちゃん、今日の発表でオレちゃんと合格したからね」との電話が入った。
少なからぬ心配をした時期もあったあの孫君が、中学2年生の立志の日の目標発表で「今はまだはっきりした目標がない、これから本当にやりたいことを見つけたい」と発言したときに、さすがジジの孫君だと自慢したくなった。「よく言ったね、慌てることはないから中学校残り1年そして高校3年間でじっくり決めたらいいよ」と向き合って話したのを覚えている。

私のせがれ、彼にとって叔父さんの自動車好きに影響された部分は認めるが、それにしても胸の中で密かに「クルマの整備士」が具体的な夢として膨らんでいたとはね~。そんな学校がどこにあって、完全入寮生活で自由はあまりない、などすべての状況を下調べして、お小遣いを貯めて一人で神戸まで出向いて学校の実地調査をしてきてから、高校へ入学手続きをとってもらったという。

男一匹何をやってもいい。AI化する車社会にあってどれだけの力を発揮できるか、やれるところまでやってみりゃいい。青春謳歌!!

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「小さな花にも」

2023年04月11日 | つれづれ噺

                                                             

この季節になると庭のあちこちに小さいながらも色んな花が咲いている。
別に移植したわけでも、苗を植えたわけでもないのに、自らの命の限りを尽くして花開き、タネを振りまいて子孫を繁栄させ、種を絶やさないよう精一杯生きている。その健気さは、少子化対策にどんな手当をしても効果が望めない人間社会に、何かを投げかけている気がする。

雑草に混じってニラが数本葉を伸ばしている。その中の一本がこうして花をつけている。小さいけど可憐であるし清楚でもある。花びらには小さいものに集まってくる小さな虫を宿している。こんな小さい花びらでさえ虫の拠り所になっている。自然の中で生きる強さ、生命力を今更ながらこんな小さな花に教えられている。やるもんだね~。

統一地方選挙第一弾の県議会議員選挙が終わった。候補者はもちろんだが、応援する有権者も終わってホッとしているというのが本音かな。
ましてや、大願成就、当選を果たせばなお安心は大きい。もっとも、安定した地盤を持ち、圧倒的に支持者の多い政党であることも幸いして5期連続当選。保守地盤の固い当地方では、現職5人が全員当選という常道路線ではある。それにしても投票率の低さには驚く。
10人の有権者がいてもそのうち5人が投票に足を運ばない。選挙権を放棄している。その割には理屈は人一倍、という人は多いよね~。

あれだけの設備と人件費をかけて期日前投票所を開設していても、二人に一人以上の投票しない人がいる世の中。議員さんたちのやる気も起きないかもね。そんなツケは結局選挙民に跳ね返ってくることなのにね~。と誰に言うわけでもなく、独り言ちして、さあ寝よう!!

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「出番を待つ、第2陣」

2023年04月10日 | 季節の移ろい・出来事

                   
                         やっと手に入れた弦物の苗

トマト・ピーマン・茄子・トーモロコシなど、生り物夏野菜を植えつけてから約2週間近く。
ようやく弦物のキューリ・カボチャの苗を手に入れた。あとはスイカの苗を待つばかり。まさに出番を待つ第2弾の苗植付けである。何年か前まではこういった夏野菜はゴールデンウイークが植付けの最盛期であったが、年々気候の温暖化と共に植付け時季が早まった。ついついよそ様に引けを取らないように、早めの準備をする。

先を急いで高値で売ろうなどという専業農家ではないのだから、慌てることなど何もない。時季が来て畑で実った生り物を孫たちが喜ぶのを見て自分も喜ぶ家庭菜園なのだから、早かろうと遅かろうと問題はない。但し、苗の出荷時期に合わせて購入しておかないとすぐに売り切れ。残った苗は「これ大丈夫?」と疑うほどの打ちひしがれたような売れ残り品ばかりになってしまう。腕前が腕前なのだから、せめて苗だけでも丈夫で元気そうなのを選びたくなる。

いよいよ本格的な夏野菜の植付け。すでに実りかけているタマネギ・ニンニク・スナップ豆・グリンピースなどの成長を見守り、新たな植付けした数々をじっくり育てて、食料自給率の改善にホンの微々たる貢献をしたい。というほどの殊勝で立派なことなどではなく「野菜が高いのよ」と嘆く我が家の大蔵大臣のトーンを少しでも下げられたらいいなと思っている。

なんだかんだ言っても、所詮はジャガイモ堀の楽しさや塩茹でスナップを取り合って食べる、孫たちの歓声こそが、全てのエネルギーの原点なのである。

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「公園を守る!」

2023年04月09日 | 季節の移ろい・出来事

                 

このブログでタケノコ堀りと言えば、例の藪持ちの同級生の藪で掘りたてを茹でながら食事会をする、というのが定番のはずだが、今回は少し趣を異にするので少しだけお付き合いください。

私たち同行者が集まって遊んでいるグラウンドゴルフのグラウンドは、団地の付属施設として、団地造成前の山林に隣接している。
そんなわけで少し目を離していると、公園にはみ出す竹や雑木の枯れ枝や枯葉で掃除が追い付かなくなる。そうさせないために公園管理をする市の公園環境課にしょっちゅう電話しては、伐採や剪定をお願いすることになる。

つい先日のこと、草刈り機やノコ・鎌を手にやって来た人の顔をみて驚いた。昔からよく知っているMさん。「どうしたんですか?」「ここは私の持山なので、役所から伐採を指示されたので伐りにきました。迷惑をかけますね~」「それなら今後邪魔になったら鎌でなぎ倒してええですね」と念を押したら「ええですよ、邪魔になったら切り倒してください、タケノコも生えたら掘って食べてください」という地主さんのお許しをもらった。
そっか~、彼は物持ちの御曹司と聞いてはいたが、この団地も元はかれの持山だったのか。な~~んだ知り人の山なら遠慮せず邪魔な枝は切り落とし、タケノコが映えてきたら掘り起こして近所の人に喜んでもらおう・・・てなわけで思いがけない今日のタコノコ堀になったという次第。

今年は当たり年なのか、市に出せばお金になりそうな上物のタケノコがいっぱい。こりゃ一人じゃ骨が折れると思いながら7・8本は掘った。そこへペット散歩の顏がやってきて「落ちんようにね、無理しなさんな」と声を掛ける。「タケノコ食べる?」「食べる食べる、やった~!!」。早速養子口が決まった。手に余るほどの量を、まさしく「人の御坊で法事をする」のことわざ通り、Mさんのお陰でたった1日ではあるが近所のヒーローになった気分。
思わぬタケノコ堀のおそまつ。

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「新戦力の導入!」

2023年04月08日 | 地域活動

                                                                        

満開の桜に見送られて学園を卒業する人、散り初める花びらに見守られて入学する子どもたち。
別れと出会いは春の典型的な一幕であるが、学業の卒業・入学だけでなく色んな組織で、1年間の一区切りとする様々な定期総会が行われる季節でもある。
そこには必ず前任者と後任者の引継ぎ、申し送りという大きな一仕事が待っている。
申し送りとは、大小の違いはあっても「自身の作業領域や責任分野をしっかりまとめて、スンナリ後任に譲る」という大切さと責任が伴う。

長年仰せつかってきた事務局長という職から解放されることになった。というかここらで自ら退いて新たな視点を取り込む必要を感じたということである。なにも大したことをしたわけではないが、年1回の定期総会をはじめ、奇数月の常任理事会、その他もろもろの活動の議案書(シナリオ)を作って会議の運営・進行を図り、対外折衝の窓口になったり。
自分で言うのもおこがましいが、毎日が結構忙しく油断をなどしていられない緊張感の中で10年近く動きまわってきたような気がする。

これは飽くまでも手前味噌評価で、自分の足跡を過大評価しているのだろうね、きっと。いずれにしても会の運営を滞らせないよう常に気を配ってきたことだけは事実である。
そういった諸々をがんばるには少し年令が邪魔するものを感じるようになってもきた。何しろ思い切って身を引かなければ後進は育たないし、いつまでたっても頼られっぱなしになって足抜けできなくなりそう。

ものには旬があるように、辞め時の限界もある。潮時を感じた時が辞めるとき。申し送りを簡素に、でも後任が困らない程度の要素を込めて。
少し頭の痛い初夏を迎えることになりそうだ。

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「初物を!」

2023年04月06日 | 幼馴染の動向

     
        掘り立てのタケノコを茹で上げて                      早速に初物を頬張る

朝早くに電話が鳴った。「今朝藪に行ってみたら初めてタケノコが何本か生えてる、来てみんかね」と、長年の同級生が誘ってくれた。
あいにくどうしても抜けられない予定があって「申し訳ないが・・・」丁重にお断りを。「夕方にでも用事が済んだら取りにおいで」と親戚の叔父さんみたいな嬉しいことを言ってくれる。

思い起こせば15才の春、高校入学という新たな出会いで初めて顔を合わせた、言うなれば幼馴染みたいな長い付き合いの友である。
職場こそ違ったが、同じ会社の岩国工場で同じ釜の飯を食った仲間という意識もあって、会社卒業後はそれまでよりいっそう近しい関係にあって、タケノコを掘って茹で上げる間に宴会をするという、藪の中のクラス会仲間の主みたいな存在でもある。

彼のことだから、タケノコを掘って皮を剥き茹でている間にワラビを取りに行って、タケノコと一緒に茹でたのであろう新鮮なワラビまで持たせてくれた。孫君が大好きなサトイモもちゃんと準備してくれていた。いつも思う。親元に行った気分にさせられる手土産を持たせてくれる。本当に有難い貴重な友の一人である。

掘り立て茹で立てのタケノコを早速頂いた。彼や彼の細君のあたたかな気持ちといっしょに頬張るタケノコの味。これもまた春という季節の贈り物である。知り合って65年の歳月を経ても、褪せるどころか益々濃いつながりになっていく友。大切なお付き合いにしないとバチが当たりそう。

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