一番ハマっている「わたしちはどうかしている」は溜めてあるので、まだ感想が書けません。でもどういうわけか本当に好きだわーー
NHKでやっている「アンという名の少女」はおおよそ原作と同じ流れなんですけど、マシュウに馴染めません。
あんなに足腰まっすぐで若いマシュウってありなの?
どうしても原作のイメージ、それからアニメや映画のイメージがあるもので。
何度読んでも面白い「赤毛のアン」ですが、小さい頃は理解出来なかった部分もあります。
それはアンが「想像力」で全ての困難を乗り切って行こうとしたことです。
私自身、アンのような女の子ではありました。いつも物語のストーリーを思い描いていてそれを書く事に集中して勉強に全然身が入らなかったので。
でも、「想像力を働かせて困難を乗り切る」というのは全然ダメで、現実の前には絵空事なんて通用しないなあと思っていたものです。
だけど、最近、マスク作りにハマる中でアンの気持ちがわかるようになりました。
マスクの生地というのは1枚せいぜい20センチあれば作れます。
何㎝買ったらいいかわからなかった私は、最初は1メートル、次は60㎝・・みたいに買ったんですね。すると生地が余ってしまう。
そこで同じ生地で3種類のマスクを作ってデコってみたんです。
それでも生地が余る。現在は郡山宮妃にマスクを作って送ろうかと思っていますが、果たして前回掲載したような生地が郡山で受け入れられるかどうか。
で・・つい4連休の時も大きな生地屋さんに行ってあれこれ生地を買い、そして今日もまた生地を選んで買い・・・へそくりはなくなるし、私、一体どうしちゃったんだろうと。そんなに作ってもしょうがないじゃない?
余った端切れでパッチワークに挑戦するとしても・・・
で、はたと気づきました。
私は生地を見ている時、あれこれ柄を選んでいる時が一番楽しくて現実逃避出来る瞬間なんだってことに。
実際には50センチしか買わないけど、生地が持つイメージを膨らませて「こんなんでドレスを作ったらいいなあ」「これでスカートができたら」と想像することが楽しいのです。
宝塚を見ている時に現実逃避できるかというとそうでもないんですよね。
よほどの作品でなければ世界に没頭できるわけじゃないし。
でも四季折々の柄を見ていると、あるいはレース、リボンは想像力を働かせるのに十分なんです。
だから麻薬みたいに私は手芸屋さんに通って、お金もないのに生地を買ってしまう。いつかやめなきゃと思いつつ・・・・
やっぱりコロナ禍でのストレスってあるんだなあと思う今日この頃です。
(ストレスのせいにしているわけではないけどね)
朝ドラ「エール」が再開して、順調に放送されていてよかったと思います。
がっ!やっぱり違和感ありありなんですよ。
最初、脚本家はどうしても「戦争」を描きたくないということで、すっ飛ばす計画だったらしいです。
でも、古関裕而の功績の中で「軍歌」は外せないので、仕方なく戦時下を入れたという感じになってます。
戦時中なのに喫茶店が通常営業に違和感
色々なものが統制されつつある中で、配給になる部分もあり、特に東京は食料に関してはとっても大変だった筈。だけど普通に営業して戦時下を一切感じさせない雰囲気に違和感
国防婦人会の描き方がひどすぎ
確かに国防婦人会と言えば割烹着に白たすき姿で「パーマネントはやめませう」というイメージが強いですが、彼女達「銃後」の女性が果たした役割は大きかったと思います。
出征兵士の見送りだって、決して好きでやってたわけじゃないと思います。
家庭に閉じ込められる女性にとって「銃後」の存在感は男性にとって必須。ある意味、生きがいのようになっていたんじゃないかと思いますけどね。
先生が実は予備役将校だった?
実家に帰った彼らの前に現れた小学校時代の先生は実は予備役将校で、この度めでたく出征が決まったらしい。その過程で作られるのが「暁に祈る」なんですけど。
太平洋戦争戦争前、いわゆる「日中戦争」と呼ばれる時期において、年齢的に行き過ぎてる先生が軍人として召集されるのは、いくら親が「軍人」であってもなんか違うような気がします。
「予備役」というのは一般的に退役軍人で、在郷軍人とか言われますけど、主に徴兵されて2年のお務めを経験し、そのまま「予備役」として残り、何かあった時には軍に再招集される人。国内に残って防衛にあたる場合もあります。
先生が駆り出されたのはどこなんでしょう?中国大陸でしょうかね。
まあとにかく、山崎育三郎の歌は素晴らしい!!
彼の歌を通して「暁に祈る」のよさを実感出来たらいいのかなと思ったり?
そもそも軍歌って日本の場合は、どこか哀愁を秘めたメロディや歌詞になっていて、決して「イケイケどんどん」ではないですよ。
アメリカでヒットした「オーバーゼア」のメロディとは全然違うものね。
でもその中でも「月月火水木金金」は今でも使えそうなメロディだなと思っていますが、歴史の中に埋もれてしまうのが勿体ないです。