週刊誌の瀬尾幸子さんのページを見て、その卵焼きを真似したくなった。
卵焼きに限らず、味噌汁だったスベルべママよりも美味しく作られると密かに自負するスベルべトーちゃん。
あまり掻き混ぜない事と刻みネギを入れるのがこの卵焼きのコツだとか。
料理も上手そうだけれども写真も上手いなー。
朝の散歩を兼ねた山の畑仕事のついでに葉ネギを採って来た。
ネギを刻み、何時も通りに三個の卵をボールに割り入れ掻き混ぜる。
何年使い続けたのか思い出せないほど古い卵焼き器。
油が十分にしみ込んだ、手になじんだ卵焼き器を煙が経つほど熱します。。
じゃーじゃー、と煙も立たんばかりに流し込む。
その昔、お見合いの席で「お得意の料理は?」と問われて「あのー、目玉焼き」なーんて仰ったお嬢さんも居たとか。
半分ほど焼き上がったところで、片側の端から中に向かって巻き込む。
ほらほら、良い主婦になるにはね、これ位の事は歯磨きしながらでもこなさくちゃー(大笑)。
上半分は、下味無しのプレーンな卵焼き。
そして、下半分は出し汁で味を付けて焼くのは何時もと変わらぬ手順。
ま、初めてとしては上々ののネギ入り卵焼きだった。と、自画自賛。
いえね、スベルべママも「美味しいー」と感激の一言でしたよ。
この週刊誌には、「干しホヤ」の味を絶賛した記事を見て以来ファンになった、平松洋子さんのエッセイも有る。
文章の上手い人は食べ物の味も、ほんとうに上手に表現されますね。
昔、昔のその昔。亡父とスベルべは競って週刊誌を買い五誌も読んでいた時代が有った。
「週刊朝日」「週刊読売」「週刊文春」「週刊ポスト」「週刊現代」だった。
父の高齢化と共に数が減り、今は必ず買うのは一誌のみ。
若い時はこれに月刊誌がやはり五冊ほど加わっていましたからかなりの乱読派でしたね。
今は、毎日朝から晩まで汗を流す肉体派で、かつ、酒派で夕食後は活字を見る事も無くパタンキュー。
至極、単純にして明快な毎日を送っておりますね(大笑)。