畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

御先祖様、精霊たちも加わる盆踊りの輪

2013-08-19 04:23:28 | 山菜

 「すばる姉」のHP「旅とは言へり」http://park18.wakwak.com/~buribushi/に興味深い話が有った。
踊りの輪の周りに「オーブ」と呼ばれる、光の玉が見えると言うのです。

 すばる姉は、連れあいが写してくれた写真に有る事に気付き、スベルべの写真でも見つけたと言う。
スベルべのカメラ、そしてすばる姉のカメラ双方に移るって単なる偶然なのか。


 雨降りを心配した昨年の夏祭りと違い今年は好天に恵まれた祭。
水玉模様のようなものが、写真に入るような気象条件では無い。


 初めてみる若い女性の大太鼓に浮かれて御先祖様、そして精霊も浮かれ出たのでしょうか。


 心霊写真とか信じるわけではないけれど、精霊も浮かれ出るって何だか可愛い話。
昔の人々は信心深くて、人との関わり合い、もものけ達との関わり合いも深かった。

 13日の夕方に墓参りに行ったけれども、最後は決まって沢山並んだ石仏に線香を上げ祈る。
亡父の話では、無縁仏ではないだろうかとの事でした。
昔の旅はそれこそ命がけ。旅の途中で病に倒れる人も少なからずいたと言うことでしょう。


 祭が終わりに近づくと、「オーブ」達も満足したのか数が減る。
きっと元いたところへと「おい、今夜は珍しい女の大太鼓を見たぞ」なんて土産話と共に帰ったのでしょう。


 ほら、最後の「オーブ」が夜空に消えるところですよ。
きっと私の父母も、いや祖父母、曾祖父達も、そして終戦の年に亡くなったと言う私の幼かった姉も居たに違いない。
先祖、そして精霊たちよ有り難う。スベルべも来年はきっと踊りの輪に加わりますよ。
コメント (4)
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面白うてやがて悲しき・・・・

2013-08-19 03:44:14 | 山菜

 「面白うてやがて悲しき鵜飼かな」の句でも無いけれど、やはり終わりはなんだか寂しい夏祭り。
中越大震災で全壊し、建てなおされた神社に宮守が何人か見える。


 なんだかゴミの山のようなものが見えるけれどもこれはビンゴ大会の景品。
年々少なくなる盆踊りの参加者を増やすためのイベントとしてここ何年かの行事。
でも、賞品をゲットすると帰宅する参加者も少なくは無くて残念です。


 でも振る舞い酒の勢いも有り、参加者もまた少ない人数では無いのか救い。
踊りに参加するよりも観衆が多いと言うのも寂しいものですから。


 老若男女が踊りの輪を作ります。
この祭の囃子は大太鼓、小太鼓、鉦、笛と先ずは夏祭りとしては珍しいフルオーケストラ。
スベルべが囃子方として参加していた時代は、町の盆踊り大会に招待されたりしていました。


 さて、踊りの輪も小さくなってきました。
どうやら、終わりも近づいて来た様子。


 ところで気になるのが、この見事な幟の文字を書いた書家の御名前。
無学なスベルべにはどうしても読めません。
どなたかお読みになられた方は教えて下さいな。
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