畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

半夏生前にニンジンを播きましょうか

2016-06-29 05:21:11 | 野菜

 昔からのこの辺りの言い伝えで、ニンジンの播き時は半夏生の10日前とされている。
今年の半夏生は7月1日で、最初のニンジン播きはかろうじて間に合った。

 でも、その後雨が全く降らなかったり、反対に降り続いたりで中々播くタイミングが無かった。
一昨日は一人でせっせと、播き続けた。播く畝の順番が都合で少し変わってはいますが。



 スベルべトーちゃん弘安の秘密兵器です。
普通は平畝に二筋播くのですが、効率を考えて大きな平畝に四筋播くのがスベルべ流。

 畝間を少なくしたら、それだけ効率的に播くことが出来ますからね。
ピンと水糸を張り、それに沿ってこの道具で等間隔の筋をつけようという仕掛けです。



 そして、秘密兵器でもないけれど、必要なのは板切れ。
この板で平畝の表面を均したり、種を播きもみ殻をかけた後を転圧します。



 種を播き終えたら、もみ殻を掛け、板切れで転圧し散水。
こんな仕事を根気よく続けるけれど、スクワットの連続のような仕事で結構疲れます。



 毎年播いている紫色のニンジンも播きました。
でも、この種は結構高価で少しだけね(笑)。



 最近気に入っているのがこのニンジン。5mlで、この値段ですからやはり安くはないですね。
今までに合計17袋も買っていて、あるホームセンターの陳列棚のものを買い占めてしまった。



 これは756円と言う値札が見えますが、量が20mlですから比較的に安価に感じる。
本当に真っ黄色なニンジンで、味も上々。形も優れていてここのところ毎年播いています。



 最初に播いたニンジンは見事にそろって発芽しています。
例年だと、他にも金時ニンジンを播いていましたが、東日本ではうまく育たず止めました。

 一昨日の夕方辺りから断続的に降った雨も今は止んでいます。
早めに朝食を済ませ、またニンジンを播きに山の畑に行きましょう。

 まだ目標の半分程度しか播いていませんから。
おっと、午後は「越後の台所 すずきち」さんのマスターが野菜の仕入れに来るから忘れちゃいけないぞ。


コメント (8)
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