畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大人の遠足(その5)

2017-05-14 04:11:08 | 暮らし

 

 奥さんには見て頂いたことがあったけれどもマスターは見ていないというビューポイントへ。

緑の濃くなってきた雑木の緑を前景に、下では代掻きが済み田植えを待つばかりの水田も見えます。

 

  権現堂山の雪もほとんど消えました。

晩春から初夏へと向かう、宇賀地郷、盆地の風景です。

 

  越後三山の雪も大分少なくなりましたね。

山の名前が覚えられない人は、右から「ハ・ナ・コ(はなこ)」と覚えるのだとか。

 八海山、中の岳、駒ケ岳だと言うことですが、覚えられないなんて山好きのスベルべには考えられない事。

越後駒ケ岳の後方に見える荒沢岳も含め、どの山も家族で登った思い出の山々です。

 

  はい、近くに目を転じましょう。

この花はご存知でしょうか。木の芽、アケビの蔓に咲く「アケビの花」ですよ。

 

  後片付けを済ませ、大事なものは軽トラに格納していざ出発。

さて、また山菜でも採りながらゆっくり歩きましょう。我が家までは3キロと少しです。

 

 かってマックスが走った道路です。

少しきつい登坂もここで終わり、後は平たんな道から下りに掛かります。

 歌も出そうな大人の遠足です。

相変わらず、天候は穏やかで春の遠足としては最高ですね。

          (続く)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連載111-2「豪雪と友情」(その2)

2017-05-14 04:02:29 | 暮らし

    豪雪と友情(その2)

教室の中ではやった遊びが「馬乗り」である。それはじゃんけんで組分けして二組に分けて始められた。

そして、先攻後攻をじゃんけんで決め、後攻は初めに守備に就く。

 守備は一人が教室の壁に前向きに立ち、その股の間に一人が頭を突っ込み、

次の一人は二人目の股の間に頭を入れ、それを繰り返すことによって馬が出来上がるわけである。


 そこに攻める側は、勢をつけて走り、そして飛び跳ねて馬の上に乗るのだ。

馬がつぶされると、攻める側の勝ちで、再度馬を組みなおしてやり直すことになる。


 守備側もそれなりに馬のなり手の位置も考えて組むのだが、攻める側は弱点、小柄な馬を狙い、

つぶそうとして重なり合って飛び乗るのだから大変だ。


 不幸はそんな遊びが最高潮に達したときに突然起きた。

小柄で非力と思われて狙われた馬がつぶれた際に足に大けがを負うことになったのだ。

異変に気付きみんなが集まると、ひざを骨折した様子で、変な角度で曲がってしまっている。

               (続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする