山の畑から採って来た大根を「農天市場」で洗います。
百姓精神で、山の畑の優れた土は勿体ないのだけれど、山で洗うには水がありませんから。
土を洗い流すと、眩しいほど綺麗な白色になる。
「大根足」と、人間の足を蔑んで言う言葉も有るけれど、美しい足の形容詞と言う説もまた有ります。
すらりと伸び、美味しそうです。
この大根の名称は「英才」で、肉質がち密です入りしにくく、煮ると独特の柔らかさになる。
おっ、今年大発生し頭を悩まされた「ダイコンサルハムシ」が潜んでいました。
この成虫と、幼虫とに大暴れされ今年の秋野菜は全滅状態になり苦労させられたのです。
塩鮭のアラと煮て「大根のアラ煮」を作りたかったけれど、スーパーで探したが塩鮭のアラは見つからない。
最近は塩鮭そのものは切り身などで必ず売られているけれど、頭を始めとするアラはとんと見かけない。
鮭、しかも塩鮭のアラなど食べる人は居なくなったのでしょうか。
仕方なく、鶏手羽を買ってきて「英才」と一緒に煮ました。今シーズンおでんはまだ一回のみ。
おでんに仕上げると、とろける様な美味しさになりますから、またリクエストすることにしましょうか。