あんなに暑くて雨が降らなかった夏も過ぎいつの間にか秋も終盤に。
今年も猛烈な暑さにも関わらず、我が家の柿が豊作。この木は生り年裏年も関係なく良く生ります。
この辺りでは「八珍柿」通称「ハッチン」と呼ぶ渋柿。最後はこのコンテナが満杯に。
種がほとんど無くて、渋抜き柿、干し柿どちらにも合う、優秀な渋柿です。
持ち帰ると、丁寧に布切れで汚れを拭い落として35度の焼酎にヘタの部分を中心に漬ける。
そして、大きなビニール袋に入れて、密閉して保存する事10日近くで渋が抜けて甘い美味しい柿に変身。
出来上がった渋抜き柿を袋から出して試食。
皮を丁寧に剥いてありますが、ジューシーで甘くて、いくつも食べたいのだけれど2つで我慢。
我が家には他にも何本もの柿が植えてあります。
左が「八珍柿」で右は甘柿の「早生富有柿」です。富有柿は近所のオジサンが丁寧に剪定。
その上に間引いてくださり、カラス除けさえ施してくださった。
最高の甘柿とも呼ばれるだけのことは有り、独特の甘さで完熟するとねっとり感が出てきます。
飢餓の時代とも呼ばれる戦後生まれ、団塊の世代のスベルべが子供の頃はおやつなんて無かった。
そんな原体験が本能的に呼び起こされるのか、果樹、実のなる木が今でも大好きなのです。