1回ではごみは取り切れません。
何回も繰り返して唐箕に掛けてごみを取り去るのです。
目立つごみはこうして手で拾ったりする。
昔だったら、年寄りのする仕事でしたね。いえ、スベルべ夫婦も十分年寄りになりましたが。
3~4回同じ作業を繰り返して終了。
こうして見ると、結構奇麗な大豆に見えるのですが・・・・。
よく見ると、虫食い跡の見える豆や、変形未熟果も見えます。
薄紫色の大豆も有りますが、これは食べるのには問題なし。茹でると色は消えてしまいます。
仕上がった大豆「秘伝」はコメの空き袋に収めます。
8~9分ほど入り、持ち上げるには結構な重さです。
これを家で、お盆などに少しずつ入れて先ほどの虫食い豆などを取り除く。
根気のいる手仕事で、正にスローライフ中のスローライフ。スローフードの完成になります。
大豆の横の紙製の箱に入った豆は大阪の「熊取のおっちゃん」さんから頂いた「真珠豆」。
インゲン豆のように、莢ごと食べても美味しいし、こうして豆にして煮て食べても美味しい。
でも、今年は猛暑と水不足で採れたのは来年の種程度でした。
来年用の種はこの他にもナス、トマトなど何種類か自家採種してあり、楽しみですね。
(終わり)