畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

秘伝を唐箕に掛ける(その2終わり)

2018-12-03 05:45:37 | 暮らし

 

 1回ではごみは取り切れません。

何回も繰り返して唐箕に掛けてごみを取り去るのです。

 

  目立つごみはこうして手で拾ったりする。

昔だったら、年寄りのする仕事でしたね。いえ、スベルべ夫婦も十分年寄りになりましたが。

 

  3~4回同じ作業を繰り返して終了。

こうして見ると、結構奇麗な大豆に見えるのですが・・・・。

 

  よく見ると、虫食い跡の見える豆や、変形未熟果も見えます。

薄紫色の大豆も有りますが、これは食べるのには問題なし。茹でると色は消えてしまいます。

 

  仕上がった大豆「秘伝」はコメの空き袋に収めます。

8~9分ほど入り、持ち上げるには結構な重さです。

 これを家で、お盆などに少しずつ入れて先ほどの虫食い豆などを取り除く。

根気のいる手仕事で、正にスローライフ中のスローライフ。スローフードの完成になります。

 

 大豆の横の紙製の箱に入った豆は大阪の「熊取のおっちゃん」さんから頂いた「真珠豆」。

インゲン豆のように、莢ごと食べても美味しいし、こうして豆にして煮て食べても美味しい。

 でも、今年は猛暑と水不足で採れたのは来年の種程度でした。

来年用の種はこの他にもナス、トマトなど何種類か自家採種してあり、楽しみですね。

           (終わり)

コメント
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