畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載182「餅を搗く」(その4終わり)

2018-12-23 14:38:00 | 食べ物

 黄な粉餅も欠かせません。

 

 不思議に美味しい納豆餅。

       餅を搗く(その4終わり)

 「さあ、どうぞいっぱい食べてねー」「いただきまーす」と全員が一斉に箸をとって食べ始めることになる。

先ほどまでの喧騒が嘘のような静けさ。もっとも、美味しくて話しながら食べるなんてできませんから。


 餅を食べる段になると、亡父は毎年同じことを言った。

「昔は一升餅を食べる人は結構いた。もち米一升分の餅はそれでも簡単だが、

搗き上がった餅を一升枡にぎっしりと詰めたのは食べきれる人はめったにいなかった」と。


 子供たちが家を出て、夫婦二人暮らしになり大臼の出番もほとんどなくなってしまった。

それでもその欅の大臼は今でも我が家の宝物として大切に保存してある。

          (終わり)

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寒さの朝を歩く

2018-12-23 05:10:58 | 風景

 放射冷却現象が見られ冷え込んだ朝です。

この日は一日寒く、日が当たっても中々気温が上昇しませんでした。

 

  病気が回復に向かい、元気を取り戻したスベルべママは必ず一日一回の散歩に出ます。

畑仕事も終えて、気にならなくなったスベルべも同行し、堤防の上を再び雪の上の散歩です。

 

  魚野川も穏やかに静かに流れている。

誰かさんの足跡と、ここまで来て引き返した車のわだち。

 

  堤防の末端「下島排水樋門」が見えてきました。

先行者は何人も居ないようだけれどノルディックウォークをしたのかストックの跡も見えました。

 

 排水樋門に到着です。先日、今年最後の定期点検をしてきています。

1月2月は点検もお休みで、3月、暖かくなってから再開です。

 ここから国道を横断し、歩道を歩きそして上越線脇の農道を歩いて散歩は終了。

このコースは約4000歩と、歩数は経験を積んだスベルべママの言う通りの散歩でした。

コメント (2)
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