畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「芋の手」そして、「明日は長岡に出て行くから~は」

2011-09-24 21:15:18 | 野菜

 雨宿りの合間を縫って「芋の手」を採る。


 あまり、出来は良いとは言えないけれど、なーに、芋はともかくとしても、芋の手の出来は上々よー。
それにしても、汚い指先ですねー。百姓の手なんてこんなものですよ。
「芋の手」ってね、芋の蔓と、葉の間の微妙な長さの「茎」って言ったら良いのかな。


 雨を気にしながら、せっせと摘み取り、葉を取って篭に入れる。
これがね、私から見たらもう、最高にヘルシーな食品。

 普通は「美味しいけれども、食べるのが難しくてー」なんて声を聞くのですけれどもね。
なーに、私のように先の柔らかな部分だけを積み取ったら、食べるのも簡単ですよ。皮なんて剥く必要は有りません。


 でもね、これって「芋の手」を食べるってよりも「手間」を食べるって感じかな。
鮮度も肝心で、時間をおいてしまったら、たちまち硬くなってしまいますからね。

 さて、明日は「オーガニック マルシェ」の開催日。
軽トラに野菜を満載にして、スベルべママと長岡に遠征です。
「明日は長岡に出て行くからにゃ~」
って事で、なにが勝ちで、なにが負けって難しいところです。

さて、結果はどうなる事やら、期待半分、心配半分の気持ちです。
と、言うことで、アップもコメントのお返しも遅くなることをお許しください。

 ここまで作成してアップしたと思ったのでしたが、酔眼朦朧で、
「投稿する」ボタンをクリックし忘れていましたよ。
さて、いよいよ出陣!いざ、長岡の戦場「オーガニックマルシェ」へ!
 
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マックスと一緒に雨宿り

2011-09-23 05:04:11 | マックス

 昨日の午前のことです。山の畑で仕事中に「越後の台所 すずきち」さんから野菜の注文が入ります。
午後の急便屋さんへ依頼するために、収穫をしていると雨が降り始め、
初めは我慢していたけれど、徐々に雨脚は強くなるばかり。


 間引きや、植え替えなどせずに、早く収穫作業を始めたら良かったと思ったが、後の祭り。
雨になったら帰ろうと、雨合羽も持たずに来てしまったのでした。
後悔先に立たず、仕方が無いもう少し小降りになるまで軽トラに逃げ込もう。


 要領の良いマックスはすでに「お先」とばかりに雨宿り。


 「トーちゃん、中々やまないねー」なんて外を眺めます。


 単調な雨の音に居眠りを始めるマックスです。


 どれ、ラジオでも付けましょうか。FMで音楽を聴きます。
「お、トーちゃん、これ、いいねー!」軽快な「トルコ行進曲」です。
しかも、珍しいピアノとトロンボーンの連奏ですからね。
トロンボーンであのアップテンポな曲を吹くなんて凄いですねー。


 クラシックに飽きて、別の曲に変えると夏川リミの「なだそうそう」が入る。
思わず一緒に口ずさむと、「オッ」とばかりにマックスはトーちゃんの顔を見る。


 「夏川リミも悪くは無いけれど、やっぱりトーちゃんの歌が良いなー」
「マックス、それってお世辞かな」


 ま、耳障りな歌声では無かったようでマックスは居眠りから本格的な眠りに。
雨でも降らなかったら中々休めませんからねー、ま、これも良いか。
なんて思っていると携帯の着信音「トーちゃん、今どうしてるの?北が真っ暗で雨なんて止まないよ」
カーちゃんの、現実的なお声で有ります。

 「さてさて、マックス仕方ないな」と、雨合羽を取りに一旦山を降ります。
枝豆、ニンジン、「芋の手」を採って帰宅したのは正午を少し回った時刻でした。
あ、「芋の手」は何度もスベルべが紹介していますが、知らない人のためにまたアップしましょう。
コメント (17)
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待望の雨に喜ぶ野菜たち

2011-09-22 05:45:48 | 野菜

 台風と、大雨が予想された、昨日の昼前です。
送迎のパートから帰って、先行してさつま芋を掘って帰った妻と再び山の畑へと急ぎます。

 もっとも、朝早くにも一度行っているから私は二回目、妻は三回目の畑です。
日照り続きで乾ききっていた畑には正に「干天の慈雨」であり、畑の状態が気になるのです。

 でも、野菜たちよりもいち早く元気を出したのは雑草かな。
草取りなんて後回し、残っている種蒔き、芽吹いた苗の間引きが先です。


 前夜から続いていた雨も、止んだり、小雨、霧雨になったりです。
野菜たちもほっと一息、たちまち元気を取り戻している。
手前のニンジンも乾いて土から引き抜きにくいほどだったけれど、ほっと一息です。


 二千本余り植えたさつま芋も早生の「紅アズマ」から掘り起こしが始まり、
中手、晩生と順番に掘り時を迎えます。友人が綺麗に雑草を抜き、息を吹き返したさつま芋なのですが。


 さつま芋の隣から、秋野菜の種は播き始めたのだけれど、高温のため芽が満足に出なかった。
あ、手前のさつま芋はツルの先の葉がちょっと紫色でしょう。
楽しみの「安納芋」ですよ。一株ずつ試し掘りをしているけれど、晩生なのかまだ小さい。


 緑色のマルチのところなんて、もう、本当にそのまま「八百屋」さん、展示棚のようなものです。
青梗菜、野沢菜、チコリ、レタス類、もう数え切れないほどの種類が、それも少しずつ時期をずらせて播いて有る。
これからの天候次第でもあるけれど、順調に育ったならば収穫に追われる日々が来るかも。

 さて、こちらのサイトに移動して新規に投稿を始めたけれど、閲覧者、閲覧数は増えないなー。
前のサイト「いい色広場」は投稿は停止になったけれど閲覧は可能。
 時折なつかしくて開くと、むなしく閲覧ベストテンの上位にランクされ7~800人の方が見られているようです。

 何の狂い咲きだったのか、投稿最終日の前日八月三十日はベストテンのトップ。
なんとアクセス数は3,000を超えていて驚きました。
やはり、正直なところ閲覧数が多いと力が湧いてきますね。
でも、スベルべのブログ、田舎暮らしの紹介なんて、今の閲覧数、アクセス数が妥当なところなのかな。
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困ったなー、進まない災害復旧はー

2011-09-21 07:50:00 | 暮らし

 こんな状態が一ケ月半も放置されて手付かず。
雨が降らなかったから良いけれど、今回の台風により強い雨になったら、
大幅に崩れて、完全に交通不可能になるのは目に見えています。


 アスファルト舗装の下がえぐり取られるようになっていて恐ろしい。


 先日はこのほかにも要請したいことが沢山あって、市に掛け合いに行ってきた。
「山の入り口に交通止めの看板は立ててあるけれど、何か事故が有ったら規制を無視したというの、
農家は、生活の糧を得るために毎日通わなければならない、いわば生活道路ですよ」



 十五日に村の役員五人で出かけたのだが、副市長のみと思っていたのに、何人もの課長も列席。
その場で、私が代表して、思いのたけを述べさせていただいたのだった。

 東北大震災にしても、今回の水害、そして、近畿地方の豪雨災害。
全てに国、県、自治体の動きが遅い。
国難とも言うべき、大震災で国家の体制が変わらなければ、本当の復興は無理だと思った。

 しかし、行政のシステムも政治のシステムも何一つ変わらなかった。
こんな国家はもう国家ではない。そんな風にさえ思えてしまう。
霞が関も永田町も我が田舎町よりも、まだまだ古くて因習に凝り固まり先行きの見えない田舎だ。


 十五日の夕方近く、四時半に畑の散水にタンクに水を満たし、軽トラで登った時は前のまま何一つ変わっていなかった。
散水を終え、ライトをつけて農道を下っていて驚いた。なんと現場にはセィフティーコーンがずらりと。
おいおい、これで応急処置かよ、参っちゃったなー。
 今日現在未だに応急手当も復旧工事も未着工です。
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マックスのお仕事

2011-09-21 07:35:34 | マックス

 「さー、マックス出番だよー真面目にな」
「はいよー、トーちゃん見ていてねー」


 掛け声は出ないけれど、力を込めてさつま芋を掘る。


 けっして横取りはしないのだけれど(いや、大きなものには待ったもかるるかな)、
食べるときは必ず掘ったところからは持ち去ります。
本能なんでしょうねー。

 畑犬マックスはジャガイモでもさつま芋でも生でバリバリと食べる。
お手伝いって言うよりも、本当は自分で食べたくて一生懸命に掘るのです。
畑犬の面目躍如ですね。なにせ、大根だって生で齧るし、スイカなんて好物。

 先日、アップしてお見せしたように、柿だった食べちゃうベジタリアンなのです。
じゃなくて、飼い主に似た、ただの食いしん坊かな(笑)。
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