畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

オーマイ「ヴィオレッタ」!

2015-06-26 03:41:58 | 野菜

 うーん、雨の雨量の少ない今年の魚沼です。
50年ぶりとかの豪雨災害が発生している九州地方も有りますから心中は複雑。



 でも、その雨の少なさにも関わらず「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」は元気です。
在来種、日本種では見た事も無いほどの逞しい茎に育っていますね。



 この葉っぱの大きさをご覧ください。
いくらスベルべの手が標準を下回る大きさだと言っても、やはり大きな葉ですよ。



 一番果は樹の成長を促すために取ってしまう。
そんな種袋の注意書きに従い、せっせと一番果、一番花を取っています。



 花はご覧の通りの優しい紫色。
ナスとしては格段驚くような花では有りません。



 100本以上植えた「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」がもしも駄目だったら・・・・。
もう、目も当てられませんね。でも毎日見回って手入れは怠っていませんよ。



 お、ピントがスベルべの白魚の指に合っちゃいました。
でも、花が落ちた一番果はやはり、只者ではない雰囲気も漂わせています。



 しつこいようですが、やはり露地栽培は空任せの天気任せ。
夕方雷雨を期待させた真夏のような雷雲もいつの間にか消えてしまいました。
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夕焼け小焼けで日が暮れて~♪

2015-06-25 04:34:23 | 

 夕方6時を回り、「夕焼け小焼けで日が暮れて~♪」とチャイムが聞こえる。
春にはカタクリのお花畑だった荒れ地が草藪と化し、その向こうに日が沈む。



 ジャガイモ畑越しに遠く見える越後三山も今日の夕暮れは雲の間。
今は一部に残って見える残雪も、7月に入ったら消えてしまうでしょう。



 最初に植えたさつま芋は、もう蔓が伸び始め葉が大きく開き始めた。
まだ、畑が空いていてさつま芋はもう少し植えなければならない。



 このジャガイモは期待の品種「北海コガネ」です。
「十勝コガネ」と言う品種も有ってややこしいが、毎年新たな品種の味を試している。



 朝、5時から始めたズッキーニとオカヒジキの収穫。
そして、包装、スーパーへの出荷、陳列と始まった仕事は、「ポロ葱」の仮植えで一日の仕事を終える。

 今年のネギ類は、雪を消して種を播いたが焦って播いた分、土が硬くて成長が遅い。
そこで、小さな苗を山の畑の柔らかな土に仮植えして、成長を促すことにした。

 こうして、朝から晩まで、そう5時から18時半過ぎまで働いて仕事に終止符。
「畑仕事は覚えれば覚えるほど忙しくなる」そして「面白過ぎて身体を壊すな」なんて言われたことを思い出す。
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中学生諸君、花が咲いたぞ

2015-06-24 04:33:43 | 野菜

 農業体験でジャガイモを植えた中学生諸君。
君たちが植えた品種「十勝コガネ」の今の姿だぞ。



 すこし、成長が遅くてオジサンは心配した居たけれどもほら、花が咲いたよ。
ジャガイモの花の色は品種によって違うものだぞ。

 ほら、見てごらん「十勝コガネ」の花なんて君達にそっくり。
清楚で汚れを知らないような真っ白な花なのだ。



 そして、もう一つのお手伝い。昨年の残りの野菜を引きぬき片付けてくれた畑だ。
オジサンとオバサンは、二人で堆肥を入れ、トラクターで耕した畑に畝を作った。

 二人で力を合わせ、一日でさつま芋を800本植えられる畝を作ったよ。
そして、この場所のさつま芋の植え付けは、ほぼ終え他の畑と合わせると2000本以上植えたのかな。



 さつま芋はね、あま~い「安納芋」だけでも800本くらいになったな。
そして、これは畑の隅を活用して作る、私たちのおやつ用のスイカだよ。



 ほら、中学生、いや小学生くらいの小さな実が付いているよ。
黒皮の甘~い、スイカでね、夏の畑仕事の喉の渇きをいやしてくれるのさ。



 こちらの畑の端に植えたのは「マクワウリ」だぞ。
「黄金マクワ」と言う名前で、黄色で素朴な甘さの品種だ。



 そして、そのわきに何本か植えた「食用ホウズキ」だ。
小さくて、甘いフルーティーな味の「ホウズキ」でな、これもおやつだ。

 田舎では、こうしておやつなんて買わなくたって自分たちで作っちゃうんだ。
今は、何でもお金で買えるけれど、こうして汗を流して自分で作られる食べ物も有ると言うこと。

 汗は流さなくてはならないけれども、畑の作物はその流した汗に対して恵みをもたらす。
どうだ、田舎暮らしって結構豊かだぞ。但し心だけだけれどもな(大笑)。
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ウェストサイズストーリー?

2015-06-23 04:01:59 | 暮らし

 昨日も良く働きましたねー。
12時をかなり回って山の畑から帰宅し、下の畑に直行し、「オカヒジキ」を採ってチラシ寿司に。

 朝一、朝食前には「ズッキーニ」「オカヒジキ」を収穫し袋詰めにして二店舗に出荷。
朝食は、その後で朝ドラを見ながらと言うことになる。



 自前のさつま芋苗では間に合いそうになく、何時もの苗屋さんに急遽追加注文。
その「安納芋」の苗が前日400本入荷したので、先ずはその植え付け。

 「安納芋」はそれまでに購入した分と、自前の苗とを合わせると700本を越えることになりそう。
今までに経験したことの無い、「安納芋」の比率です。 



 さて、一昨日からニンジンの種蒔きも始めました。
今頃から7月初めまでがニンジン種の播き時です。



 ニンジンのベッド、平畝10畝に続いて牛蒡の畝も作ります。
何時も言うように、山の畑は耕土が浅いため、牛蒡用には高い畝を作らなくてはなりません。



 背中の痛さをこらえつつ、土を平鍬で盛り上げます
実は、先日園芸用三脚と共に転倒した際に、大したことは無いと思っていたのにどうも骨にひびでも入っている様子。

 肋骨の下部ですから、病院に行ったってコルセットをする程度でしょう。
と、言う事で自然治癒待ちですが、笑っても痛いし、くしゃみなどしたら死ぬほど痛みます。



 さて、日も沈むしそろそろと帰宅と思ったらスベルべママが「トーちゃん大変!」なんて叫ぶ。
なんと、ジャガイモの葉に「テントウ虫だまし」などの害虫の食害跡がありありと見える。

 スベルべは急遽帰宅して「苦土石灰」を持ってきて「石灰防除」。
色々な害虫をこれで追い払おうと、奮戦したが材料きれで翌日持ち越しとなった。

 で、題名のタイトルの「ウェストサイズストーリー」です。
どうも、この頃ジーンズがずり落ちて仕方ない。ベルトで締めると腰の部分に皺さえ出来る。

 金曜日の夕方、女性を含む(女性多数の女護ヶ島)仲間たちとの会食が有り、若さを誇示してジーンズをはきたい。
でも、ずり落ちたのでは、様にならないと言う事で、昼休み、昼寝省略で買い物に。

 「なんだか、ジーンズが緩くなっちゃってさー、別に悪い病気でも無いんだけれど」と言うと、店員さんは驚いた。
「いやいや、大丈夫、春から畑仕事で随分痩せちゃってさー」なんて白状。

 サイズを見ると履いて行ったゆるゆるのジーンズのサイズが30
「ワンサイズ落としてみたいけれどもどう?」なんて取ってもらい試着するとサイズ29がぴったり。

 「サイズ29って言うとセンチでどれくらい?」と聞くと
「そう、73センチちょっと、女性並みですよ」

なーんて、言われてしまった。

 バドミントンを止めて、お尻の張りは無くなっちゃったみたいだけれども、ウエストまでねー。
これで、胸囲はあまり変わらない90数センチですから、ちょっとしたマッチョですよ。

 さて、ぴったりのジーンズと合わせるТシャツで、夏用のジャケットを羽織って出掛けましょう。
なにね、週末は「松坂慶子」さんと一杯飲むのですよ。

 おっと、これはジョークね。でも、ほら松坂慶子さんが主演する映画のモデルと逢うのですよ。
ベトナムで暮らしている、同級生の彼女が一時帰国して、逢おうって事になったのですよ(笑)。
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プレゼント

2015-06-22 04:16:27 | 暮らし

 昨日も朝食前から畑で収穫作業をし、袋詰をしてスーパーに出荷。
そして、八時からは「アメシロ」対策の、共同防除に従事。

 三時間ほどでその作業を終え、帰宅した。
「ねー、お蕎麦でも食べに行かない」とスベルべママ。

 スベルべママは自分でもたまには昼食作りから解放されたかったのかもしれない。
でも、そんな事は口にも出さず、何軒かの候補を考えた末、更科風の蕎麦屋「初穂」を選んだ。

 蕎麦を食べ終え、スベルべママの実家に「ジュンベリー」を少し届ける。
そう、共同防除の前に、満足のいくまで収穫し10キロ程の収穫をしていたのです。

 帰宅して、少しでも農作業を、と、思っていたら娘が来宅するとスベルべママの携帯に着信。
家で待っていると、娘夫婦は「父の日のプレゼント」を持ってやってきました。

 娘達の前で包みを開けると、若者が着るような若々しいシャツと、涼しそうなタンクトップの下着。
娘達にプレゼントを上げ続けた年数と、貰うようになった年数がほぼ同じになった。なんてふと思う。

 我が娘達は、そんな部分だけ早熟で、小学生の早い頃からサンタクロースの正体を知っていた。
そんな娘達が小学生のクリスマスの晩、何やら寝室の前で交わす、ひそひそ話と忍び笑いが聞こえた。

 すうっと戸が開けられ、娘達は私たち夫婦の枕元へ何かを置き、忍び足で出て行った。
娘達が眠りに落ちた頃を見計らって包みを開けると、タオルを使って作った枕カバーが袋から出てきた。

 その頃は、クリスマスケーキさえ、スベルべママが手作りしていたように記憶している。
何でも手作りで間に合わせる、豊かとは言えない家庭で有ったが、思いやりだけは十分に持っていたように思う。

 今回のプレゼントを持っての来宅も、マックスを失って悄然としているであろう父を気遣った部分も有るのだろう。
ほら、父は思いのほか元気だったでしょう。そう、何時までもめそめそしないほど父も成長したんだよ(笑)。
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