畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載73『富士山にオートバイで登る』(その1)

2016-06-26 12:49:41 | オートバイ

 これは一回目の富士山へのツーリングかな。

     富士山にオートバイで登る

 梅雨の間を縫って、富士山目指してオートバイで目指す事になった。
春の多忙な時期を避け出掛けると言う事になると、雨のリスクの大きい梅雨時期に出掛ける事になる。
天候を心配しながらメンバーは石打PAに集合した。
5人のメンバーはそれぞれタイプも排気量も違う愛車だ。

 リーダーがトップを走り、次の位置に私が付いて補佐をする事に決まり走り出す。
心配された梅雨空も徐々に明るくなり、心が躍る心地がしてくる。
思わずヘルメットの下で鼻歌が出てしまうのもこんな瞬間。

 高速道路を会長に走り、花園ICで一般道に下りる。
道路は市街地を抜けて秩父の山中を走るが、時折りコースが分からなくなり、
リーダーと私が地図を広げて調べる事になる。
峠が始まる頃になると国道140号線に入る。
国道の内でも彩甲斐街道と言う名前が付けられた峠付近を越えると、埼玉から山梨へと移る事になる。

 140号線の通称「雁坂みち」を下るとやがて、山梨市内で中央道の下をくぐり、
国道137号線に入ると道路は再び登り、峠に向かう。笛吹市を通り抜け、再び山道になる。
やがて道は峠の通称「御坂みち」になり、長い新御坂峠トンネルを抜けると、
あの有名な「天下茶屋」に到着する。

 眼下に河口湖を見ながらの休憩を取り、
太宰治の文学碑「富士には月見草がよく似会ふ」に初対面の挨拶。

                  (続く)

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ツバメの赤ちゃんの鳴き声が聞こえた!

2016-06-26 04:26:48 | 自然

 数年前までは、我が家では毎年数家族のツバメが営巣。たくさんの子供たちを育てていた。
しかし、一昨年辺りからカラスが悪知恵を働かせ始め、高い屋根のひさしの下の巣さえ襲うようになった。

 その結果、ツバメたちの我が家への来訪は激減。
同じツバメが、再訪することは少ないと言うが、どうやって危険信号は伝わるのでしょうか。



 汚い車庫の写真でゴメンナサイ。5年前の大水害で地下の天井も壊れてしまったのでした。
でも、安全を求めたツバメたちはその天井に営巣を始めました。

 子ツバメが産声を上げるまでは車庫をツバメたちに貸し出すことに決めました。
遠くから我が家を訪れてくれる、可愛いお客さんに宿を提供しないわけにはいきませんよ。



 昨日の朝ようやく、「チチ、チチー」と言う鳴き声が聞こえ安心しました。
ここまで来たら、軽トラを格納しても彼らが子ツバメを見捨てることは無いでしょう。



 さて、同じく昨日の朝の光景です。
乾燥しようと思って、表に出していた作業靴に脱皮中のオニヤンマの姿。

 コンクリート製の少し深い洗い場だけれど、外部の水源とはつながっては居ない。
どこから、ヤゴはやってきたのでしょう。どうやって作業靴を脱皮場所に選んだのでしょう。



 2時間後に見ると、柔らかな脱皮直後の羽は固まってほぼ成虫の姿。
いやー、良い朝になりましたね。子ツバメの誕生とオニヤンマの誕生に立ち会えたのでしたから。

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連載71『東北オートバイ紀行』(その3終わり)

2016-06-25 12:23:33 | オートバイ

 シャッターを押してくれた友人を入れて7人のメンバーでしたね。


 山形県と新潟県の県境付近。さーもう一走りだ。

        『東北オートバイ紀行』(その3終わり) 

 しかし、そこからはいわゆる下道、一般道だけで新潟まで帰らなくてはならない。
角館からは何時ものツーリング、ただひたすら走り停まるのは燃料補給と昼食だけで、
新潟目指してひた走った。

 最終目的地と言うか、解散地は「道の駅豊栄」で、事故もトラブルも無く、
無事に東北北部一州とも言える、ツーリング仲間悲願とも言えるツーリングは終わった。

 疲れた私は高速道路を使って帰宅したが、リーダーは小出まで下道で帰ると言う。
その強さにも驚いたが、もっと驚かされたのは「明日はカミさんと約束で日帰りのツーリング」
なんてメンバーがいた事。

 羨ましい事に、自分がオートバイを楽しむための深謀遠慮なのかは知らないが、
なんと奥さんにオートバイの免許を採らせたのだから驚きだ。

 もっとも、オートバイが取り持つ縁だったのか、
夫婦で結婚した時からそれぞれのオートバイに乗る仲間もいましたからね。

 後日、職場の若い仲間に自慢半分で写真を見せ、ツーリングの話をした。
若者たちは「八木さん、下道を一日400キロ走るなんて、
自動車だって疲れるよ」なんて半ば呆れ顔で言われてしまった。

 平成14年の事ですから、私も50歳代の半ば、まだまだ元気の走り盛りだったのかもしれない。
でも、最近若い仲間から聞いた話は凄い。九州を目指して走ったが、
一日目には1000キロを走破したと言う。

 一瀉千里と言う古い言葉が有るけれど、まさか、オートバイで一日に1000キロとは。
数名のメンバーが乗る愛車は全てが1000ccオーバーでは有るが・・・。

            (終わり)
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気紛れで「護摩堂山」に登る(その3終わり)

2016-06-25 08:06:58 | 登山

 アジサイ公園で花を眺めるスベルべママ。
一応登山靴も着用し本格的なハイキングスタイルです。

 でも、コースは片道40分とありゴム長に片手に傘とカメラと言う人も。
そして、ずいぶん軽装の若者も多く、雨でぬかるんだ道に他人事ながら少し心配でした。



 アジサイをご覧ください。


 こんなに種類があるのかと思うほど。


 咲き乱れるアジサイの花々。


 「アジサイの花って香りはあまり良くないね」とスベルべママ。
確かに、アジサイは香りを楽しむ花ではなさそうです。



 歴史をお好きな方はじっくりとお読みください。
山全体が城の姿をなしていたという来歴でした。



 午前中に夫婦で草刈りをしていて思いついたハイキング。
スベルべママは何年も、この時期になると言ってみたいと言っていたから大願成就。

 二人とも勤めを終え、自分たちの好きな畑仕事に励む。
そして、こんな風に思い付きで、気紛れな行動も出来る。こんな老後の暮らしも良いかな。

                 (終わり)
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気紛れで「護摩堂山」に登る(その2)

2016-06-25 05:34:02 | 山菜

 山頂までもうすぐと言うところにたどり着くとようやくアジサイが多くなる。
葉が雨に濡れて光っています。



 山頂には立派な「護摩堂城址」と言う石碑が立っている。
どうやら、この山全体がお城だったようです。



 案内図を眺めるスベルべママ。
何人もの登山者に出会った山道だったけれどもこの時は私たちだけでした。



 頂上付近は周回コースになっていて登りとは別の道を下ります。
他にもショートカットしたような道もあり少し迷いやすいかもしれません。



 山頂付近から下を見ると、「アジサイ茶屋」が見えます。
オデンとか飲み物が売られているようでしたが立ち寄りません。

 でも、店員と客の会話が聞こえ、この「アジサイ公園」は30年かけてできた。
なんて聞こえてきましたね。



 アジサイの花をご覧ください。
日本アジサイ、西洋アジサイと数多くの種類が植えられています。



 葉が雨で光ります。
やはり、アジサイは梅雨時期の花。雨が似合うように思えます。

             (続く)
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