畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

熊じゃなかったー

2019-11-15 06:04:16 | 自然

 畑で栽培している「タラノ木」も秋になりすっかり葉が落ちた。

山菜の王様とさえ言われた「タラの芽」も今はこうして栽培されて、出荷されています。

 

 忙しさに追いまくられているうちに季節はどんどんと進み、冬に近づいている。

黄色の外皮が開いて落ちた「ツルウメモドキ」も雑木の上で真っ赤な姿を見せていました。

 夫婦で野菜の収穫を進め、ネギを採っていると何かの視線を感じた。

目を転じると久しぶりにカモシカが隣の畑に。刈り残された蕎麦を食べに来たようです。

 

 今年の魚沼は熊騒動で揺れています。文化祭、マラソン大会など軒並みに中止になっています。

市街地に現れた小出、市の中心部は夜の外出者が無く閑古鳥が鳴くような状態だとか。

カモシカだとは分かっていても、やはり一瞬驚き熊かと用心してしまいます。

 

 こちら側の畑は我が家の畑でサツマイモの収穫跡です。

の向こうで餌を探す様子を見せていましたが、近づくと藪に入り居なくなってしまいました。

 カモシカにも、いやカモシカは冬眠はしませんが、熊には島民の季節が迫っているのに餌がない。

野生動物たちには苦しくて辛い、いや人間にとっても同じですが冬、降雪の季節が迫っています。

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ニンジン臭いニンジン

2019-11-14 06:00:25 | 野菜

 たくさん蒔いた山の畑のニンジンは採っても採っても採りきれない。

もっとも、間引きが遅れてしまい、サイズにばらつきも多いのですが。

 

 下には普通の赤いニンジンがぎっしりと入り上には黄色種がぎっしりと。

品種は最近はほぼ固定していますが、紫種は毎年何種類かを試しています。

 

 土で汚れて色が鮮明でないけれど、これが紫種です。

プロのシェフたちが好んで使うので作っていますが、種が高価なので沢山は作りません。

 

 昨日は一日青空が広がる絶好の仕事日和。

11月4日に降った雪が越後三山の山頂を覆っていた雪も解けてしまいました。

 でも、青空をもたらせた高気圧が去り、今日からは雪が降っても不思議のない天候になるとか。

今日はJRの冬季除雪のための安全講習会で一日つぶれてしまいます。

 そのために金曜日の「スズキチ」の仕入れに備え、大根とニンジンの収穫を急いだのでした。

後は、天候を見て金曜日の朝に葉物野菜を採って仕入れに備えます。

 

 参考に一枚貼付しますが、縮小してアップするとこんな風に上が黒い枠になってしまいます。

どなたか対策を教えていただけたら、きれいな写真をアップできるのですが・・・・・。

 

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イヌリンたっぷりの「菊芋」を掘る

2019-11-13 13:02:17 | 山菜

  我が家の山の畑と能動を挟んだ反対側に「菊芋」が繁っていました。

もともとは畑の登録でしたが、記憶にある限り工作はされていませんでした。

 

 気温が下がったら、枯れ始めて倒れています。

 菊芋の主成分は「イヌリン」で「天然のインスリン」といわれる食物繊維で、糖質の吸収を抑えると言います。

 

  昔、今の場所に移転する前の家にはたくさんありました。

その「菊芋」の味噌漬けの味が懐かしくて、ようやく見つけて畑の隅に移植したのです。

 それが増えすぎて始末にならず、隣の空き畑に捨てたところ、自然に増え始めたのです。

ゴツゴツした形状で調理しにくい形もありますが、これは丸くて最高級品ですよ。

 

  いえ、「菊芋」掘りはついでの儲け仕事。

大根を収穫して余った時間に掘ったのでした。

 

  水道水を高圧で噴射し、土を洗い流しました。

白い本来の色が出てきたし、形の良さもはっきりと分かるようになりましたね。

 昨年から「スズキチ」のマスターが興味を持っていたので先週から出荷しています。

野菜主体、健康志向の野菜料理が売り物、メーンの「スズキチ」にはぴったりの食材でしょう。

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熊が民家に侵入

2019-11-12 05:15:46 | 暮らし

 不調なパソコンに時間を取られているうちに日が経ってしまった。

11月3日、文化の日に市内の民家に熊が侵入するという最悪の事態が発生しています。

 その家のお婆さんが仕事をしている後ろをすり抜けて台所に侵入したそうです。

お婆さんは飼っている猫が通ったと思ったそうですが、後姿を見て熊と知り仰天。

 二階にいたお母さんに大声で知らせ、聞きつけたお母さんが台所を見ると熊は驚いて窓から飛び出して逃げたとか。

台所の窓の外には池があったけれど、その池を飛び越して逃げたという驚きの運動能力です。

 

 我が家の山の畑への道から見た風景です。

熊が民家に侵入したのは、高く見える山「権現堂山」のふもとの集落です。

 

 我が家から3キロほど離れた場所でも熊の目撃情報があります。

同級生の一人が目撃し「私一人ではなくて何人かで見たから間違いない」と断言したといいます。

 

 熊のエサとなる木の実を付ける、ブナやナラの大木はないけれど雑木の雑木林は沢山あります。

いつ、こちらに移動してきても不思議のない環境です。こちらに出ないことが不思議なほどですね。

 

 山間の狭い地域で仕事に励む人たちの姿が見えます。

その畑の周りには果樹がたくさん植えられているから実り始めたら熊には宝の山。

 市当局は熊のエサとなるカキの実の採取を促しているけれど採りきれるものではない。

市街地でも神経をとがらせる人たちが、カキを採るように持ち主に注文を付ける事態もあるとか。

 熊が増えたのではなくて、山林の無分別な広葉樹の伐採と杉などの針葉樹の植林のためもあると考えます。

今の事態は襲われる人間も不幸ですが、冬眠に入る準備のための餌のない熊もまた不幸な事態です。

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大根の注文ありがとうございます

2019-11-11 06:13:13 | 野菜

 先日、漬物用にする大根の注文がありました。

スーパーの売り場では、大きな煮食用の大根しかなくてもう少し小さなサイズが欲しいと言われます。

 そんな注文はお安い御用。大根は何回にも分けて蒔いてありますからサイズも色々揃っています。

2回目に蒔いた大根を中心に注文の太さの大根を選んで収穫しました。

 

 コンテナに入れたところでサイズをご想像してください。

小ぶりですが、収穫する前に何本かサンプル用に採って注文者のご自宅に伺って確認したのでした。

 

 収穫後、「農天市場」に持って行き水洗い。

出荷用ですから、いえ自家用も同じですが亀の子たわしを使って洗うので真っ白な肌になります。

 

 大根の葉はいかがと注文者に問うと「要りません」と言うご返事。

丁寧に外葉を取り、芯に近い部分だけを束ねて翌日スーパーに出荷しました。

 400グラムほどを一束にして出荷しますが価格設定が低いこともあり、すぐに売れます。

まだまだ畑には大根がたくさん残っています。初雪、降雪の具合を見ながら収穫を進めましょう。

 

 先日のパソコンクラッシュ以来写真の縮小がうまくいきません。

そのためもあり、ブログのアップに四苦八苦している状態が続いています。

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