畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

同級会の酔っ払い(その2終わり)

2019-11-21 05:11:08 | 暮らし

 二日酔いだったら見ただけで吐き気を催すでしょうが全員が平気。

年齢のなせる技の飲み方ではなくて、飲む酒の総量が減っているのでしょうね。

 ま、二日酔いをする気力、体力も失せたということかも知れませんが。

ここは焼酎の熟成蔵。ウィスキーと同じように大きなオーク製の樽に保存されていました。

 

 樽一つに焼酎が500リットル入っていると言います。

呑兵衛のスベルベは、これ一つで死ぬまでは飲み続けられるなーなんてぼんやり考えていました。

 

 そして、驚くのはこのキープされた焼酎のボトル。

客の注文に応じ、五年間はキープし依頼された記念日(誕生日・結婚記念日)に発送してくださるそうです。

 

 焼酎貯蔵庫の奥にある試飲カウンター。

ずらりと並んだ吟醸酒から焼酎までどれでも試飲可能。運転手役のスベルベは見るだけ(笑)。

 

 ほかにもお見せしたい写真はあるのだけれど、相変わらず縮小がうまくいかず断念。

最後に彩りがきれいなので写した壁一面のピクルスの瓶詰です。

 スベルベは土産物は買わなかったけれども、ここで「おっかさまの人生料理」と言う本を一冊購入。

先代社長の奥様である「南雲仁(あい)」さんの紹介と魚沼、地元産の食材を使った料理紹介の驚くような内容。

 さて、ここからまた越後湯沢のホテルに帰って昼食。なんと、翌日の昼食までセットだったのです。

昼食後に解散し、スベルベは同方向の一人を乗せて送り届けて帰宅。

午後2時過ぎに帰宅して、次の行事「新社長就任披露パーティー」への参加準備を始めたのでした。

        (終わり)

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同級会の酔っ払い(その1)

2019-11-20 06:18:00 | 暮らし

 出席者15名による高校の同級会が無事に終わりました。

建前上は男女共学でも当時の我々の工業高校に女生徒は皆無。武骨な男たちだけの同級会。

 酒席に芸者さん、コンパニオンを招くことなど誰もがつゆとも思わず、酒だけがどんどんと空になる。

一次会から、漢字の部屋に集まっての三次会まで思い出話などに花が咲き、いつしか日付が変わるほど。

 

 浴びるほど酒を飲んでも、朝食はしっかりと食べ参加者の希望により酒蔵見学に。

スベルベを含む幹事3人の車に分乗して、時間にして宿の越後湯沢から20分ほどの「八海山酒造」へ。

 

 見学のメインはここ、「八海山雪室」です。

林の中にある、静かなたたずまいの建物に入り、社員さんに案内をしてもらいます。

 

 雪室の肝心かなめの大切な雪です。

大きな雪室の中の雪は春から4割ほど解けてしまったと言いますが、まだ室を冷やすには十分な量。

表面は土などが解け残り、汚れて見えますがこれは致し方ないことでしょう。

 

 何万リットルものお酒が、通年4~5度の低温で冷やされ、熟成されています。

前夜の宴会で、浴びるほどお酒を飲んでもまだ酒蔵を見たいという執念は年齢のなせる業か(笑)。

         (続く)

 

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儲け物のようなゴボウ

2019-11-18 05:31:20 | 野菜

  最初のニンジン蒔きと同時くらいに蒔いたゴボウでしたが、多忙すぎてそのまま放置状態。

草取りもせず、今年のゴボウの収穫はほぼあきらめていたのでしたが、秋になって葉が広がり始めました。

 

  掘ってみると望外の太さ。

山の畑のゴボウの特徴は先端が粘土質のローム層に食い込み、そこまでは掘れず先が折れてしまうこと。

 

  スコップで掘った穴を見ると黄色のローム層が見えています。

山の畑の特徴で、石一つない黒ぼく土と呼ばれる土の厚さは30~40センチしかないのです。

 この土は昔から1年に0.1mmずつ作られてきたのだと言います。

つまり、3~4000年かかって作られた貴重な土で、耕作に適しているのです。

 

  全部は掘らず少し残しましたが、それでも自家用としては十分な量。

一部は土付きのまま保存することにして、空いた肥料袋に詰めました。

 

  持ち帰り、農天市場で土を洗い流します。

立派な太さだけれど短い。改良種で香りも低いけれどこの畑の土の深さではこの種類しか作れないのです。

 

  手ごろなサイズかな。先端のローム層に潜っていた部分は色が白い。

そして、すべて先端が折れてしまっているのも先に説明した理由によるものです。

 

 さて、今日から明日にかけてはスケジュールがびっしり。

まずは7時半になったらスーパーに大根を出荷。9時からはケーブルテレビの収録。

 その後、昼食までの間に小千谷のイタリアンのオーナーシェフが野菜の仕入れに来る約束。

午後は公的な会議に出席し、その後の懇親会兼送別会は欠席して、越後湯沢での同級会に出席。

 幹事であり、翌日の明日は遠来の同級生を自家用車に乗せ観光案内。

そして、帰宅後は「スズキチ」グループの会社「すず滝」の新社長襲名披露に夫婦で出席するという慌ただしさです。

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「活性生」にごり酒?

2019-11-17 05:54:16 | 食べ物

 娘婿が出かけ先から珍しいお酒をお土産に持ち帰りました。

前日に説明書を見かけたけれども紛失。なんでも開栓の仕方とか大事なことが記されていたらしい。

 

 でも、キャップを止めるように付いていた巻紙で開け方が解明。

下部に「おり」が沈んでいて瓶をゆすって混ぜようとして娘夫婦に止められました。

 開け方、開栓方法によっては一気に中身が噴出し無くなってしまうことさえあるのだとか。

キャップを慎重に少しだけひねると、下から気泡が沸き上がり「おり」が自然に混ざるではありませんか。

 

 にごり酒に似合う酒器さえあるのが我が家。この大きな利き猪口がぴったりです。

我が家の大人四人は全員がお酒は大好き。結構味にうるさいスベルベママが一言「これはおいしい、甘くない!」

にごり酒に、甘口辛口の表示は見たことがないけれど、普通は甘い。でも、これは甘さが感じられずおいしい。

 

 婿も絶賛の「にごり酒」にぴったりの酒肴。

前日、スベルベが作った「鮭の頭と大根の煮物」の相性が最高に良かったのでした。

 

 これも、鮭の頭と同時に購入した「ぎす」の煮つけ。

鮭の頭とこの「ぎす」どちらも珍しく安く、財布にも優しい味でしたよ。

 静かなはずの食卓も、一人で食べられるようになってきた孫を挟んでにぎやかになります。

雨模様が多くて沈みがちな気分も晴れ、華やぐようなにぎやかな夕食でした。

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写真でも匂うような「パクチー」など

2019-11-16 06:13:53 | 野菜

 昨日、金曜日は「スズキチ」さんの仕入れ日。

二人で早めに朝食を済ませ山の畑に野菜の収穫に向かいます。

 夫婦で分担して葉物野菜を主体に収穫しますがこの「パクチー」はスベルベの担当。

なにせ癖の強い、香りが独特の野菜で収穫した手まで匂いますから。

 「スズキチ」仕入れ担当も「何か袋はありませんか」と言って大きなレジ袋にしっかりと入れていきました。

食べなれると病みつきになるとも言われていますが、実はスベルベも未体験(笑)。

 

 香りは無いけれど、味には癖の強い「リーフチコリ」です。

どんな癖かというと、とにかく苦いです。でも、サラダに刻んで入れたら味のポイントになります。

 

 たくさん種をまいたけれどもほとんどが害虫に食べられてしまった「紅法師」。

サラダの彩に役立つ「紫水菜」ですが、残念無念、ほとんどが虫の餌になってしまいました。

 

 時々青虫は見かけるけれど、ほとんど虫がつかない「ワサビ菜」です。

そんなわけでこの秋の山の畑の葉物野菜の中心になりました。この朝は葉を欠き取ること200本です。

 

 葉物野菜を採り終えて時間があったので大根を採り足して軽トラに載せます。

この秋としては珍しい快晴の空で、あたたかな太陽の光を浴びながら家路につくスベルベ夫婦でした。

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