スウェーデン ストックホルムから出現した美女は その美貌から{神聖グレタ・ガルボ}と呼ばれた 「奥様は二つの顔」を最後に36才で引退し 死ぬまで その姿を見せることはなかった
「肉体の悪魔」「マタ・ハリ」「グランドホテル」「制服」「椿姫」「イパニエスの激流」「アンナ・カレニーナ」etc・・・
初めてのトーキーでは グレタが喋った!と大騒ぎに
私の想い出に残る作品は「クリスチナ女王」 何故ならば 私が中学の頃 週刊マーガレットに 池田理代子先生「ベルサイユのバラ」が連載され 男装の麗人オスカル様が 爆発的な人気でした
ある評論家が 「クリスチナ女王」でのグレタ・ガルボについて 触れていたのです
数年後 幸運にも「クリスチナ女王を見ることができました
男言葉で話し 大股で歩く・・・
それは 雑誌で見るグレタ・ガルボのイメージとは 少し異なりましたが
長い睫毛に囲まれた視線の強さ そして時に見せる弱々しさが 印象に残りました
優雅かつ高貴 触れがたい永遠の美貌 時に浮かべる皮肉な笑み
敢えて優しく微笑んでいる表情を 描きたいと思ったのですが うまくいきませんでした