憧れの作家は人間じゃありませんでした (角川文庫) | |
澤村 御影 | |
KADOKAWA |
流行作家に「つまらない」そんな理由で担当変えを言われてしまった瀬名あさひ
ところが今度は大好きな作家・御崎禅の編集を任される!
しかし この作家さん色々条件あり
いわくつき物件ー吸血鬼だそうな
明かされるのはもとは人間であった由
会いたい人に逢う為に すれ違いの魂の輪舞を止めようとしてー彼は一つの選択をした
結果は失敗であったかもしれない
それでもいつかの再会を信じて彼は書く
時折心くじけそうになりながら
その存在故の制約としての非公式な警察への化け物からみの事件解決などへの協力
御崎を友人とし守ろうともする刑事・夏樹
招待は狐というイケメン店主・高良
座敷童のおかげで就職できた瀬名は そのひたむき真っ直ぐな心で周囲や出会う事件にも対する
御崎に書いてもらうため
その存在を及ばずながらも 頑張って守りたいから
御崎と瀬名 二人は映画が好きという共通点が
交わされる会話がなかなか楽しいです