夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

お店も大変

2020-10-25 20:58:35 | 子供のこと身辺雑記
日曜日の午前中 長男とちょっとした用事を片付けに外出
用が終れば昼食時間だったので 食べて帰ることにした

帰り道にある久々の回転寿司

カウンターにはお客さんを区切る透明の壁が作られている
席があくのを待つ間の場所にも一人置きに座るようにしてある

お店側も色々大変だなあと思って見ていた

何処に行ってもソーシャルディスタンスなのだなあと

しめにはいつもスイーツ系を食べる長男
今日選んだのは苺のかき氷
氷がふわふわとして美味しかったそうです
削り方に工夫がこらしてあるのでしょう
量もそんなに多くなくて食べやすげな感じでした

かき氷 暑い時だったら嬉しいのでしょうけれど


お店で食べるお寿司は やっぱり美味しいです

「駅馬車」(1939年 アメリカ映画)

2020-10-25 09:21:56 | 映画
ジョン・フォード監督作品
アーネスト・ヘイコックス原作「ローズバーグ行き駅馬車」(ハヤカワ文庫)




ジェロニモが率いるアパッチで丘はいっぱいだ

偵察に行った人間の報告
偵察の一人がアパッチと敵対するシャイアンの部族の者ゆえ その報告内容を疑う人間も
だがローズバーグの部隊からの連絡が途絶える

襲われたのか?


オーバーランド駅馬車はトントの町へ到着
御者の噂話は服役中のリンゴー(ジョン・ウェイン)が脱獄したと
最初は駅馬車の護衛の頼みを聞きそうになかった保安官だが その話に急ぎ立ち上がるのだった
彼が殺された父親と弟の仇を討つ為に逃げたのだと考えたカーリー・ウィルコック保安官(ジョージ・バンクロフト)は駅馬車の護衛を買って出る

邪魔なー目の上のたんこぶみたいなリンゴーを追い出す為にか リンゴーの罪を証言したプラマ―兄弟は 以来 牧場主の頭を殴り血だらけにしたりとろくなことをしていない

3対1ではリンゴーが父親と弟のように殺されるかもしれない
ルークは卑劣であくどい男なのだ
その前にリンゴーを見つけて逮捕という形でも守らなければ


銀行の繁栄は国家の繁栄なり
登場してきた銀行家 どうも挙動が怪しい

お堅い婦人会に属する銀行家の妻は 町からダラス(クレア・トレーバー)を追い出す
真っ当でない職業の女がいては町の風紀が乱れるからと
同じく町を出て行く酔いどれ医者のブーン医師(トーマス・ミッチェル)は ダラスに同情的

賭博師のハットフィールド(ジョン・キャラダイン)はカード中に窓から ある女性を見る
そして天使を見たーと
ブルネットの清楚な佇まいの女性は 南部出身の彼にとって理想だったのか

その女性の名はルーシー(ルイーズ・プラット)
騎兵隊のマロリー大尉の妻で 身重ながら夫に会いにいくところ

ハットフィールドはカードを置いて立ち上がる
以後駅馬車に同乗し 何かにつけてルーシーを気遣い続けた

酔いどれ医師のブーンは 駅馬車に乗るまでの時間 酒場で過ごし そこで同じ駅馬車の乗客のピーコック『ドナルド・ミーク』が酒の行商人と知り 友よーと呼び始める

御者のバック(アンディ・ディバイン)と護衛の保安官が御者台に

駅馬車の中の乗客はダラス ルーシーの女性二人に ハットフィールド ブーン医師 ピーコックの男三人
街はずれで銀行家のヘンリー・ゲートウッド(バートン・チャーチル)が乗ってくる

それから沙漠に出てから「昨夜(アパッチに襲われて) 牧場が焼かれていたー」と登場したリンゴー・キッド
さっそく保安官は「逮捕する」と言いリンゴーの銃を取り上げて 駅馬車に乗るように言う

リンゴーをさげすむような発言のゲートウッドは何かと威張り 自分以外の人間は見下している
威張りたがりで よく騒ぐ迷惑な人間だ

ブーン医師はリンゴーの弟を治療したことがあった
リンゴ―に対しても悪い感情は持ち合わせていないことがわかる

リンゴーはブーン医師の医者としての腕を褒める
殺されたのは ブーン医師が治療した その弟だった

ジェロニモからの護衛の為に 次の町まで騎兵隊がついてきてくれている

騎兵隊は本当はローズバーグへの旅は見合わせた方がいいと思っている
とても危険だから


何が何でもローズバーグへ行くと譲らないゲートウッド
彼なりの身勝手な理由があるのだが

夫と離れて暮らすのはもう嫌なルーシー
町を追い出されローズバーグへ行くしかないダラス

リンゴーは父と弟の仇を討つ為にローズバーグへ行く必要がある

ピーコックは早く家族が暮らすカンザスシテイへ帰りたい

ルーシーの旅の無事を見届けたいハットフィールド

ところが
アパッチウェイに着くと マロリー大尉は出撃し ここにはいないと
更に次の町まで護衛を引き受けるはずの騎兵隊はおらず これ以上は付き添えないからーとここまで護衛してくれていた騎兵隊
彼らは命令に従わなくてはいけない


食堂で離れて座るダラスにリンゴーが声をかけ 同じテーブルに座るように言う


気分が悪いのか食べないでいるルーシーには ハットフィールドが窓際のが風が入るからと別のテーブルを勧める


ルーシーは娼婦のダラスを同じ馬車にいるのを どうにか耐えている
ルーシーが どうしてそんなに優しくしてくれるのかと尋ねると ハットフィールドは答える
「レディとの出会いは貴重なので」


ダラスが気を悪くしたのかと席を立とうとしたリンゴー
ダラスは「お願い 座って」と

リンゴ「思い出そうとしている 何処かで会いましたか」

ダラス「いいえ」
会ったことはなかったけれど ダラスはリンゴーのことを知っていた
脱獄したこと その理由も
どうして逃げ出さないのかとも思っていたのだ

次の町でマロリー大尉はアパッチと戦い負傷しローズバーグへ運ばれたことがわかる

いつになったら夫に会えるのだろう
落胆したルーシーは倒れ 産気づく


「お湯を沸かして!」とダラス
ルーシーの看病を

何杯もの濃いコーヒーで酒を抜き ルーシーのお産にとりかとりかかるブーン医師

ここニューメキシコのドライフォークにはメキシコ人のクリスと牧童たち
クリスの妻でインディアン女性(確かアパッチ)のヤキマがいた
クリスはヤキマがいるからジェロニモが襲ってこないーなどと話している

夜 ヤキマは歌っている

ーあなたを思う時 懐かしい故郷
深い悲しみで心がいっぱいになる
寂しさの中で歌うことだけが私のやすらぎ そして慰めー

ヤキマは牧童たちに言う「男は出ていきな」
そうして また歌い続ける

ー心悲しい調べに
あの日の愛を思い出す 彼との愛を

あの人に思い馳せる時 私は生まれ変わる
沈んだ心の中に 喜びが生まれるのー

それから

牧童たちが(ジェロニモの攻撃に怯えて)逃げてしまう
馬車の替え馬も一緒に


ルーシーの赤ちゃん 無事に生まれ ダラスが抱いて 心配して待っている男達に見せに来る

ダラス「女のコよ」

ハットフィールド「マロリー夫人は」

笑顔でダラス「無事よ」


酒が抜ければ名医だったブーン医師をねぎらう男達

ブーン医師は真面目な顔でリンゴーに言う
「親父さんはいい友達だった ローズバーグに行く理由は知ってる
3対1だぜ (死にに)行く気なのか 無茶だ」


リンゴー 夜に外に向かうダラスを気遣う
「遠くへ行くと危ない アパッチにさらわれる」

ダラスがローズバーグへ向かう理由は 仕事を捜して友達をたずねる

リンゴー「親父と弟をプラマーに殺されたんだ 俺の気持ちはわかるまい」

ダラス「わたしも子供の頃親を亡くしたわ アリゾナの大虐殺で」

リンゴー「つらかったろう 特に女のコには」

ダラス「でも 生き抜いたわ」

リンゴー「そうとも」続けて
「ダラスさん お互い身寄りのない者同士だ

出すぎた言い分かな

赤ん坊を抱く姿は   様になっていた
まるで・・・・・


俺は国境の先に牧場を持っている

とても いい所だ

木々と牧草が青々として 水も清い
建てかけの家もある

男が 暮らしていける 
女性と一緒に



行くかい?」



ダラス「でも 私のことを知らないでしょ」

両親を殺され身寄りのない小さな女のコは生きる為に身を売るしか 娼婦になるしかなかった
堅気の女性からは蔑まれ後ろ指をさされる存在に成り果てるしか
後ろめたい過去
汚れきった体 男達の手あかにまみれた身の上


リンゴー「じゅうぶん知ってる」と答え
「どうかな」と続ける


ダラス「無茶よ」
逃げるように走り去る


そこに保安官 かなり無粋に登場「何しているキッド  小屋から離れるな」
リンゴーが逃げることを警戒

朝になってクリスが叫ぶ「カーリー 大変だカーリー 女房のヤキマが逃げた」

保安官「驚くだろ
襲撃かと思った 新しい女房を捜せ」

クリス「馬とライフルまで持ってかれた
あのコに惚れていたのに ムチを打ってもよく働いた」

ブーン医師「女房を」

クリス「馬だよ 女房は代わりがきくが馬はー
ヤキマめ!」



ルーシのやすむ部屋でダラスは ルーシーの髪を編んであげている
ルーシーの様子を見に部屋に入ってきたブーン医師
ダラスに「早起きだな」

ルーシー「彼女は寝ていない 一晩中私に付き添って(看病をしてくれていた)」

ダラス「椅子でぐっすり寝たわ 赤ちゃんの抱き心地も良かったし」

お産の時にルーシーがあげた声のせいで ルーシーのことを「コヨーテ娘」と呼ぶブーン医師


場所をかえてダラスはブーン医師に告げる
「ドク リンゴーに求婚されました 私なんかには
過分?


愛し合っているなら いいでしょ」



ブーン医師「傷つくそ これまでにないほど
彼は監獄に戻る身だ

それにローズバーグに行けば 彼は君のすべてを知る」


ダラス「彼は行かない
いいとだけ 言って」


ブーン医師「良し悪しを言えるほど 私は立派じゃない

まあ いい
心に従え


気の済むようにやればいい

幸運を祈る」



ダラス「有難う」
彼女は背中を押してくれる人がほしかったのだ
自分の身の上と事情を知ったうえで


今後どうするかを話し合う男達

おそらくはアパッチが襲ってくるだろう
このまま進むか引きかえすのか

お産をしたばかりのルーシーを一晩は休ませたいブーン医師

早く出発しないと危険だと喚くゲートウッド

ルーシーの身を案じるハットフィールド

五人の子持ちとしてはブーン医師の意見を尊重したいピーコック

もめる男達に椅子に座って冷静に話し合おうと保安官


ブーン医師 身支度をしているリンゴーに 「コーヒーをいれている女性(ダラス)を手伝ってこい」
リンゴーの父親と友人だったブーン医師にしてみれば リンゴーは息子か甥のようなもの


リンゴー「どうも」
行こうとするリンゴーを引き留め ブーン医師
「何歳で投獄された?」

リンゴー「17になるところだった」


コーヒー豆をミルでひいているダラスに
リンゴー「やあ おはよう
昨夜はよく眠れなかった
邪魔が入って返事が聞けなかった

あんたも起きてる気配がしたね

ぜひ返事がほしい」



ダラス「逃げたらどうなの 柵の中に馬がいるわ
保安官も乗客を捨てては追わない」

リンゴー「ローズバーグに用がある
あんたは先に俺の牧場へ」

ダラス「私に死人の帰りを待てと言うの?
(リンゴーを死なせたくない 監獄にも戻したくない女心)

あんたが牧童頭を殺したと証言した奴等と また3対1なのよ」


リンゴー「男が逃げるわけにはいかない」

ダラス「命を捨てる気なのに よく求婚なんか
わたしの人生も一緒に潰す気なの?」

リンゴー「どうしろと?」


ダラス「ルークが死ねば幸せが訪れる
兄弟に命を狙われ続けるわ
そんな人生はイヤ」


リンゴー「他に何ができる」


ダラス「ローズバーグやルーク・プラマーを忘れて
逃げるのよ

わたしも追いかける」


リンゴー「本気か
一緒に行こう」

ダラス「今は夫人と赤ちゃんの世話が
送り届けたら 必ず行く」

リンゴー「ライフルを」

ダラス「あるわ
皆が寝ている間に持ってきた」


リンゴー「昨夜から」



ダラス「ええ
いいから 早く」

話し合い中の男達は

トントへ引き返そう

絶対にローズバーグへ

まだ どうするか決まっていない

ブーン医師に「どう思う」と話しをふられたクリス
「ジェロニモは待ち伏せている 俺の馬とね」

ブーン医師「人生があと一時間なら私はおおいに楽しむ所存だ」
そう言って酒をかかげる


保安官「川さえ越えれば安全だ
問題は夫人と赤ん坊をどうするか」

ハットフイールド「先生は休養を勧めてる 尊重すべきだ」

ブーン医師「光栄だ」

保安官はリンゴーが居ないことに気付く

一旦はダラスに勧められ逃げようとしたリンゴーだが あがる狼煙に気付いた
リンゴー「もう逃げんよ」

アパッチの戦いのしるしの狼煙

皆は急ぎ駅馬車に乗り込む


御者は保安官に言う
「リンゴーの手錠を外そう 加勢させるほうがいい」

保安官「馬の心配だけしてろ」

だから早く逃げようと言ったんだと 誰彼かまわず当たり散らすゲートウッド
ハットフィールドとも険悪な雰囲気に

リンゴー「血気を無駄に使うな
後で必要になる」


ゲートウッド「脱獄囚が偉そうに」

次のリーズフェリーの町は 焼き討ちにあっていた
アパッチに襲われたのだ

川を渡す舟も燃えている

保安官がリンゴーの手錠を外して「手伝え 逃げるなよ」
細工して馬車が川を渡れるようにするのだ


殺された女性の遺体に自分が着ていた服をかけてやるハットフィールド
女性に優しい何処かロマンチストの伊達男
(死亡フラグ立っちゃったねーというところ)


どうにか駅馬車を向こう岸へ渡し 次のローズバーグへと急ぐ


けれどアパッチが待ち構えている

そうと知らずに もう安全と落ち着きを取り戻したゲートウッド
他の乗客に謝る
「じきローズバーグだ すまなかったハットフィールドさん
先生も赦してくれ 」

人柄の良いピーコック「でも総じて 胸躍る興味深い旅でした」


そう話しているピーコックの胸にアパッチの矢が突き刺さる


いよいよアパッチが襲ってきたのだった

アパッチを撃ちながら保安官がリンゴーを呼ぶ
駅馬車の屋根の荷台からアパッチを撃ち続けるリンゴー


応戦する男達

御者が撃たれ リンゴーが先頭の馬に飛び乗り 馬車の進路と速度を保つ

アパッチの数は多く
防御の男達の弾丸は尽きかけている


ハットフィールドは一発だけ弾丸残る銃を ルーシーに向けた
アパッチに辱めを受けずに済むようにとの騎士道精神

祈り続けているルーシー

銃を持ったハットフィールドの腕が力なく落ちる
アパッチに撃たれたのだ


そして聞こえる騎兵隊のラッパの音
進軍ラッパ

騎兵隊が助けに駆け付けてくれたのだ

駅馬車の中で息絶えるハットフィールド
「グリーンフィールド判事に伝言を 不肖の息子が・・・」

持ち物に紋章があるほどの名家の出だった男は死んだ


ローズバーグの町へ担架で運ばれているルーシー

町の女性から冷たく見られているダラスに
今や彼女の優しさ その人柄を知ったルーシーは言う
「ダラス 私に何かできるならー」

駅馬車の中 赤ちゃんを自分の胸に隠すように抱いて守り続けていた

ダラス「わかってる」

ルーシーに自分がまとっていたストールをかけてやる
どこまでもダラスは優しい


ダラスの思いやりを十分理解し感謝しているルーシー


馬車にいるリンゴーの姿を見た男達が 酒場のルークに告げに行く

ルーク「弟たちを」

返り討ちにするつもりでいる

この時 ルークはポーカーをしていたが その持ちカードが
「死人の手だ」と言われるもの
まるで待ち受ける運命の暗示 予兆のように


ピーコックは生きていて治療の為に運ばれながらダラスに
「カンザスシティに来たら我が家に寄ってー」
命には別条がないようです

ダラス「どうも ミスター・・・」

ピーコック「ピーコックです」

心配そうに夜の町を歩き続けるダラス

リンゴーのことが気になっている


リンゴーが保安官にたずねている「脱獄は何年ほどの刑だ」
保安官「一年ほどかな」

リンゴー「俺の牧場は」

保安官「知っている」

リンゴー「彼女(ダラス)を送ってくれるか」

保安官「ダラスを」

リンゴー「 ああ こんな町にいるべきじゃない
頼む」

保安官「わかった」

ゲートウッドは待ち構えていた人間に逮捕される
銀行の金を横領して逃げていたのだ


リンゴーは保安官に10分だけ時間をくれーと言う
近付いてくるダラス

保安官に言う「一つだけ嘘をついた 実は3発 弾は残っている」

ダラスに「行こう」とリンゴー


二人きりになってからダラス「馬鹿な夢よ 望むだけ無駄なんだわ
お別れよ」


リンゴー「別れるもんか」


酒場でルーク 弟たちと待っている
ブーン医師が入ってきて「それをくれ」と酒を所望

ルーク カウンターの中の男に「ショットガンを寄越せ」

一方 リンゴーとダラスは
ダラス「ついてこないでと言ったでしょ」

リンゴー「ダラス 求婚したろう」

ダラス「(自分なんかに求婚してくれて)ずっと忘れないわ 嬉しかった」

リンゴー「待っててくれ」

酒場に入って駅馬車の御者がルークに言う「リンゴーが6~7分後にここを通ると」

ショットガンを持ったまま出ていこうとするルークにブーン医師
「散弾銃は預かる」

ルーク「どかないと腹に穴が開くぞ」

ブーン医師「置いて行かんと殺人罪で訴える」


ルーク銃を置き 「次はお前だ」とブーン医師に言う


ルークと弟達が出て行ってからブーン医師
「2度とごめんだ」と酒を呷る


酒場の外に出たルークに銃を投げて寄越すルークの情婦

町の通りを行くルークと弟達
前を横切る猫に驚き発砲
だか 当たらず
猫は逃げきる


遂にリンゴー ルーク3兄弟と対峙

響く銃声

そしてー


ダラス リンゴーは死んだと思っている

そこにリンゴー

リンゴーはダラスを抱きしめる

保安官とブーン医師の待つ場所まで行ってリンゴーがダラスに言う
「カーリーが牧場まで送ってくれる
じゃあな元気でダラス」

保安官に「途中まで乗っていくか(リンゴーと一緒に)」声かけられて
「ぜひ」と答えて馬車に乗るダラス

企んでいたらしく 馬車を降り馬が駆けるように声かけて追いたてる保安官とブーン医師


リンゴーとダラス 二人を乗せた馬車が走り抜けていく

ここは粋なはからいの保安官

ブーン医師「二人は文明に毒されずに救われたわけだ」

笑って保安官「いっぱいおごろう」

ブーン医師も笑顔で「いっぱいだけ な」


国境を越えた先にある牧場
そこへ行けば もうリンゴーは罪に問われない

幸福へ向かって リンゴーとダラスの乗った馬車は進んでいく