夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

新川帆立著「剣持麗子のワンナイト推理」 (宝島社)

2022-07-04 19:00:16 | 本と雑誌

 

「元彼の遺言状」の剣持麗子弁護士が 帯の言葉を借りるならー今夜も徹夜で謎解きー

 

「家守の理由」

綾瀬はるかさんが剣持麗子を演じた連続ドラマでも使われたエピソード

武田信玄というふざけた源氏名を持つ若者は不動産経営の男性殺しの容疑がかかり

亡くなった弁護士の仕事を継いだ剣持にお鉢が回ってくる

剣持の尽力で警察から解放された信玄は庭を掘る

 

「手練手管を使う者は」

信玄の先輩ホスト光秀が 信長殺しで疑われる

やっぱり犯人は犯人なのだが

この犯罪が起きるように考えたー企んだ人間もいるようで

 

 

「何を思うか胸のうち」

剣持が所属する弁護士事務所の弁護士が奇妙な死に方をする

そこで一体何が起きたのか

 

 

「お月様のいるところ」

老女からヨウコちゃんと間違えられた剣持

老女の服にあった住所を訪ねると そこには死体が

 

警察に保護された老女は姿を消した

事故死していたヨウコという女性

月の見える場所

そこはー

 

「ピースのつなげかた」

ドラマとは違い 信玄こと黒丑の剣持に近づいた動機

黒丑の父親がつながる不気味な人物が登場

 

しかもその存在を剣持はまだ知らないままに物語は終る

 

ここから新しい別の物語が始まるのか 

 

 

5人目に生まれたゆえ五郎という名前になった警視庁警部補の橘

天然パーマか寝ぐせかーという外見の記述があります

役柄は違いますが 髪形だけなら大泉洋さん

 

ドラマではお気楽若者だった信玄こと黒丑

小説では 実は色々かかえている人物となっています