夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「人を呪うものは」

2023-12-14 20:03:31 | 自作の小説

此の世は闇だ そして全ては幻だ

死ねば それで消える おしまいだ

けれど中には此の世にしがみつく魂も稀にある

それを幽霊とも悪霊とも もしくは祟りとも・・・・・

それもまた幻なのか

 

ここに勝てない相手を恨み呪いぼやき謗り続ける男が居る

ー俺の方がアイツより優れているのに なんでアイツが選ばれる

いつもいつも俺を出し抜きやがって

あんな奴 死ねばいい 滅べばいい

できれば呪ってやりたいー

ちびちびビールを呑みながらぶつぶつ ブツブツ・・・・・

酒が回り どんどん目つきが悪くなっていく

店を出て夜道をふらふらよろめきながら歩き まだ恨む相手への呪いの言葉を吐き続ける

 

「そんなに憎い相手なのか」揶揄うような声が掛かる

「なにをっ!」細い目を吊り上げて男は声の方へ振り向く

相手の姿は闇に紛れよく見えない

細身らしい影が夜に同化している

「ならばー」と影は続ける

「その願い叶えてやろうか 」

 

「お おう」と男は応〈こた〉えた

 

「ふふふ・・・しかし人を呪わば穴二つ それで良いのだな」

「望むところだ」深く考えずに言う男

 

「心得た」夜の中の影は応じた

 

酔っている男は 朝起きるとこのやりとりを忘れた

男がその成功を妬んだ人間は 抜擢され出向した会社が潰れて退職

「ざまあみろ」祝杯あげる男のもとへ あの影が訪れる

「代償を頂戴にきた」

男は怯える その影が醸し出す禍々しさに

「他人を羨み己は何の努力もせず恨み呪う その魂のひねくれ加減 よき漬かり方をしそうだ」

影は指を鳴らす

その背後から煙のようなものがたちのぼった

それに向かい影は告げる「これを連れていけ」

煙のようなモノは嬉々として男の口の中に入り込み・・・・・

そして何かを連れて消えた

影は薄く笑う「半端者だが漬けておくと程よい悪霊に育ちそうだ」

ある種の魂を集め悪霊に仕上げるこの影は・・・漬物屋と呼ばれる悪霊使い

時に彼は言う「その魂 漬けてやろうか」

 

 

 

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ごめんなさい

 


庭から

2023-12-14 08:53:48 | 子供のこと身辺雑記

少し前から山茶花が咲き始めています

 

斑入りのこれはハシモトシボリ

 

 

 

ああ品種は度忘れ〈爆〉しました

そのうち・・・思い出せる・・・だろうか

はなはだ心もとない・・;

 

 

とにかく!山茶花は山茶花・・・

過去ブログにきっと品種名 書いていたと思います

私の記憶力は・・・死んでいる

 

 

 

南天の実

 

 

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ごめんなさい


気になるのは クリスマス・迎春準備の段取りで^^;

2023-12-14 08:35:04 | 子供のこと身辺雑記

暮れが近づき 正月料理の段取り 買い物日程など組みつつ 予定メモを書いたりして 必要な品の買い忘れが無いように準備している

 

今年は少し数の子を漬ける汁の味付けを変えようかなと その試し漬けに小さなクズ数の子を買ってきて まずは塩抜きしたのを水切り

数の子の漬け汁に入れる柚子や昆布も切って用意

取敢えず・・・こんな感じです

 

 

 

使う柚子は庭で摘んできた

柚子は これから冬至のお風呂や お正月料理〈酢の物とか〉にも使います

 

姑の家の庭の蜜柑

日曜日ごとに夫が摘んで持ってきてくれる

 

先日 ささやかに蟹すきをした

野菜・マロニー・豆腐・椎茸など加えて食べたあと 最後は卵雑炊に

食い意地張り家族ゆえ 食べ始めたあとの画像は無い・笑

 

 

雑用を片づけ午後になって帰宅

さあ これからおうちでお昼ご飯を食べようと思ったら・・・・・

家の前の道路が工事中・・・・・

車庫に行けない おうちに入れない

工事の方に いつ工事が終わるのか尋ねたら 1時間ばかしですーとのお答え

「じゃあ 1時間ばかし どこかで時間潰ししてきます」と言って

外ご飯

トンカツ専門店でカツカレー

ささやかなる贅沢〈甘え〉を自分に許したのでした^^;

 

1時間後帰宅したら 工事はちゃんと終わっておりました

 

 

 

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