夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

ヘンリー・フォンダ(1905~1982)

2005-04-16 22:00:44 | 映画
デビュー作は1935年「運命のそよ風」
娘ジェーン・フォダ 息子ヘンリー・フォンダは共に俳優

出演作は「暗黒街の銃弾」「黒蘭の女」「怒りの葡萄」「荒野の決闘」「アパッチ砦」「ミスタア・ロバーツ」「戦争と平和」
「間違えられた男」「ワーロック」「胸に輝く星」「史上最大の作戦」「十二人の怒れる男」「スペンサーの山」「バルジ大作戦」
「テキサスの五人の仲間」「ウエスタン」「わが緑の大地」「赤い仔馬」「別離」「メテオ」「黄昏」

息切れするほど沢山の映画に出演されております☆

良心を大切に行動する男 そんな役柄が多かったです

人の良さそうな そうして理不尽な事柄には 怒りを内に秘め・・・

西部劇 特に保安官 それから軍人も似合いました
ヘルメット姿の印象も強いのです

何故か怒った顔ー眉間のシワーと 笑顔が同時に浮かぶ名優です


イングリッド・バーグマン(1915~1982)

2005-04-16 09:14:28 | 映画

スウェーデン ストックホルム出身

イタリアの監督 ロベルト・ロッセリーニとのスキャンダルにより一時期アメリカ映画に出られなくなる

「カサブランカ」もうどうしてハンフリー・ボガードを選ばないのよ!って思いました

「誰が為に鐘は鳴る」文豪ヘミングウェイ原作 ゲーリー・クーパーの機関銃を撃ちつづけるしかないラストが哀しい

「凱旋門」「ジャンヌ・ダーク」「白い恐怖」「サラトガ本線」

晩年では「秋のソナタ」

「オリエント急行殺人事件」 これはオールスター映画と言っていいですが とにかく見て下さい

アガサ・クリスティ原作です

かつての美しさ漂わせ・・・・・ 大画面の似合う女優さんだな~って 思いました

「追想」 頼まれてユル・ブリナ―は 行方不明の皇女アナスタシアを探します

満足してもらおうと偽者を仕立てることにしましたが 実はその偽者こそは?!

革命の折り殺された

哀れに思った兵隊が 密かに逃がした

その行方については多くの説 また私こそアナスタシアなのと名乗り出た女性も 多かったそうです

バーグマン演じるアナスタシアは 気品といい 近寄りがたい美しさといい 素晴らしかったです

真実を言おうか 言えば? という内面の苦悩も 見事に演じきっておりました050416_085001.JPG


シャーリー・マクレーン(1934~

2005-04-16 07:48:48 | 映画

ウォーレン・ビーティは弟

ジャック・レモンと共演した「アパートの鍵貸します」「あなただけ今晩は」(いずれもビリー・ワイルダー監督)

ちょっと上目使いに見る表情が可愛い女性でした

最近は なんと輪廻思想に関する本も書かれているとか

「愛と追憶の日々」「愛と喝采の日々」

「真昼の死闘」「泥棒貴族」「黄色いローススロイス」「青い目の蝶々さん」「ハリーの災難」などなど もっといっぱい♪

シナトラ一家総出演の「オーシャンと11人の仲間」

オールスター出演で 各俳優ハチャメチャな行動で笑わせる「キャノン・ボール2」

本当に沢山の映画に出演しています


「黒い絨毯」

2005-04-16 07:06:24 | 映画
若い頃から 働いて 働いて 財産を得た男(チャールトン・ヘストン)
彼は金に糸目をつけず花嫁の為に 何もかも一流の新しい品を用意した

やがて落ち着きを湛えた美しい女性(エリナ・パーカー)が到着する

表情には出さないが 内心照れと共に嬉しく思うヘストン
だが・・・女には過去があった

再婚になるのだ

傷物じゃないか!と 失望し怒るヘストン
まっさらな調度品に相応しく 過去などない花嫁がほしかったのだ

だが・・・ヘストンは女の知性 人柄にひかれていく

ずっと働いてきて無骨で 女の喜ぶセリフ一つ言えない・・・言う術も知らない男

女も そんな男に 言葉少なく皮肉屋だが・・・
それでもひかれていく

なんとかヘストンの心を掴もうとする 気は強いが女らしい 自分の過去に 多少の負い目も感じている・・・そういう仕草 表情が なんともいえず美しい

彼らは まだ 知らなかった
人も何もかも全て 通り道にある物は 食い尽くす
巨大蟻の集団が そこまで迫っていることを

この蟻が 賢い蟻達で 水があれば葉を舟代わりに使う・・・と しぶといのです

ヘストンは屋敷を愛する女性を守りきれるのか?

全部なくしてしまい 女も去っていくだろう  そのほうがいいと思うヘストン

はたしてパーカーは?

私ってば こういう映画が好きなんです

ヘストンとパーカーの駆け引きがね 思わず笑ってしまうやりとり」もあったりして


マルレーネ・ディートリッヒ(1901~1992)

2005-04-16 01:29:38 | 映画

ドイツ ベルリン12月27日生まれ (山羊座なのですよね ちょっと びっくり) 1923年「ナポレオンの弟」で銀幕にデビューを

{マレーネ}と表記もされますが 私にはマルレーネのほうが ぴったりする気がします 晩年は頬がこけ 退廃的な雰囲気が強かったですが ごくごく若い頃の写真は 頬の線も優しいです

白黒映画でも 赤い唇の鮮かさが 目をひきます

ゲーリー・クーパーと共演した「モロッコ」 多分心の中で―追いかけて どうするの?でも 行ってしまう あの人は 行ってしまう― そんな葛藤の後に とった行動は 靴を脱ぐこと ―こんな靴は もう いらない!あの人さえいれば・・・!―

ゲーリー・クーパーのファンだった伯母は 何度も溜め息つきながら 繰り返し映画館へ通ったとか

でもって私の想い出の一作は「間諜x27」 丁度ね 銃殺された女スパイ マタ・ハリについて 書かれた本を読んだ頃でした

ディートリッヒ演じる女スパイは 身の危険を感じ 縋った男に裏切られる形になります 追い詰められた 目の演技がいいのです

アガサ・クリスティー原作の「検察側の証人」を映画化した「情婦」 タイロン・パワー(美男俳優として有名「あいつタイロン・パワ―に似ているぜ」と言えば いい男だってことでした)に 尽くしたマルレーネは 最後に・・・

では出演作の一部をご紹介 「嘆きの天使」「ニュールンベルグ裁判」「パリで一緒に」「キスメット」「妖花」「鎧なき騎士」「恋のページェント」「上海特急」 ドキュメンタリ―映画として「マレーネ」 彼女はパリで 最期を迎えた050416_004602.JPG
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グレタ・ガルボ(1905~1990)

2005-04-15 09:17:49 | 映画

スウェーデン ストックホルムから出現した美女は その美貌から{神聖グレタ・ガルボ}と呼ばれた 「奥様は二つの顔」を最後に36才で引退し 死ぬまで その姿を見せることはなかった

「肉体の悪魔」「マタ・ハリ」「グランドホテル」「制服」「椿姫」「イパニエスの激流」「アンナ・カレニーナ」etc・・・

初めてのトーキーでは グレタが喋った!と大騒ぎに

私の想い出に残る作品は「クリスチナ女王」 何故ならば 私が中学の頃 週刊マーガレットに 池田理代子先生「ベルサイユのバラ」が連載され 男装の麗人オスカル様が 爆発的な人気でした

ある評論家が 「クリスチナ女王」でのグレタ・ガルボについて 触れていたのです

数年後 幸運にも「クリスチナ女王を見ることができました

男言葉で話し 大股で歩く・・・

それは 雑誌で見るグレタ・ガルボのイメージとは 少し異なりましたが

長い睫毛に囲まれた視線の強さ そして時に見せる弱々しさが 印象に残りました

優雅かつ高貴 触れがたい永遠の美貌 時に浮かべる皮肉な笑み

敢えて優しく微笑んでいる表情を 描きたいと思ったのですが うまくいきませんでした050415_084002.JPG


群ようこ著「贅沢貧乏のマリア」角川文庫

2005-04-15 07:38:16 | 本と雑誌
自分の身の上と比較しながら 群ようこセンセが綴る 森茉莉のこと

父親 森鴎外を パッパと恋人のように熱愛し お嬢様気質で周囲を深くは顧みなかった お嬢様 茉莉

その評伝

晩年 身に着けた 作家としての文章 
一生 森鴎外の娘として その影響を受け続けた・・・

森鴎外の周囲の人々も浮かんでくる

森茉莉は 最期の時 誰に電話しようと思っていたのだろう
彼女は電話に腕を伸ばして・・・一人死んでいたという


チャールトン・ヘストン

2005-04-14 14:20:47 | 映画
子供の頃 グレゴリー・ペックのファンでした
彼主演の「大いなる西部」で 東部からきたグレゴリーを恋のライバルと敵視し 殴りあうのがチャ-ルトン・ヘストン

やがて中学の頃リバイバルで映画館で「十戒」「ベン・ハー」を続けて見ました
大作です
それも歴史もの

「ベン・ハー」で奴隷の身に落とされ 漂流する筏のような船の上に仁王立ちする 全身の美しいこと
妹の婚約者でありながらチャールトン演じるベン・ハー一家を陥れる敵役には スチーブン・ボイド
(「ミクロの決死圏」では主役 割れた顎が目に付きます)

このボイドとの戦車シーンは 敵役ボイドのせこい卑怯さと共に迫力ある場面が印象に残ります

やがてゴルゴダの丘へ向かう主イエスに せめて水をあげたくて・・・
主を見上げるベン・ハーの表情

そうして主イエスによる奇跡が起きるクライマックス

「十戒」は 割れる紅海のシーンと共に余りにも有名です
豪華な共演者もさることながら

「エル・シド」
ソフィア・ローレン共演
ロマンチックでなおかつ悲劇に満ちていて 実在の英雄(この映画を見た子供の頃 百科事典で調べたら エル・シド ちゃんと載ってました)
その遺体を馬にくくりつけ送りだしたら 敵が畏れて逃げ出したとか
見て損はありません

「ソイレント・グリーン」
未来の食料は実は?!
ウエハースが食べられなくなる近未来SF

「猿の惑星」
最近リメイクされましたが・・・やっぱオリジナルのが面白かったです~

かように枚挙に暇がないほど多くの大作 小品にも数え切れないほど出ております

大男で大きな画面にもヒケをとりません

ハリウッドを一時期背負って立っていた俳優ーと言えるでしょう



ユル・ブリナー

2005-04-13 22:14:16 | 映画
特異な風貌の持ち主でした

髪がある時よりも 坊主頭のほうが似合います

近年リメイクされましたが「王様と私」は やはりユル・ブリナーでなければ
「十戒」では いいところをチャールトン・ヘストン演じるモーゼに持っていかれる悲劇の貴公子

「荒野の七人」は 彼がいなければ成功しなかったでしょう(独断と偏見・爆)

近未来モノでは人間に反抗するロボットを演じて 元祖ターミネーターのように強い印象を残します

ところで数少ないユルさんの頭に髪がある出演作から
ストーリーは 反抗期の少女が真実の身近な愛に気づく
ハーレクイーンのもとみたいなストーリーの「悶え」
少女を見守る おっかない男を演じてます

西部劇も史劇も似合う・・・もっともっとユル・ブリナーの映画を見たかったです




アーノルド・シュワルツェネッガー

2005-04-13 08:19:08 | 映画
舌を噛みそうな名前である ゆえに略して「シュワちゃん」などと呼ばれる 
ちゃんがつくのは・・・カワイイからでは・・・ない 断じて・・・ない(笑)

子供の頃は虚弱体質で 本人が意志を持って体を鍛えたのだそうです

その甲斐あってか ボディビルダーとして優勝は数知れず

ポリス・ストーリーなどのドラマに確か無名時代に出演してました
ボディビルしている犯人役でした

ロバート・E・ハワード原作のヒロイック・ファンタジー「コナン・ザ・グレート」の主役キンメリア人コナンに抜擢されて 一気に世界の注目を集めます

そのぶっとい腕 鍛えられたゴツイ体は それだけで存在を主張していました
「キング・オブ・ザ・グレート」では コナンは抑えたユーモアのあるセリフもはき 知性を感じさせておりました

「コマンドー」という映画で 冒頭迫力ある音楽と共に「何か」がアップになります
映画館内では 観客が「あれは一体何なんだ?!」つ~疑問が渦巻いてました

少しカメラが遠ざかると・・・それは腕! 異常なまでに発達した腕の筋肉のアップだったのでした
ハムも逃げ出すタコ糸模様の筋肉~
館内は大爆笑でした

背広が似合いませんでした~~~

それを思えば 今は筋肉も多少落ちて 人間の体になってきましたね

母は「単に見慣れただけでは?」と言いますが

ケネディ一族に繋がる美しい女性と結婚し 子供もおります
カリフォルニア知事としても奮闘中

オーストリア人で知性派

今後の女性問題が不安だわ~などと 秘かに心配しております

「ターミネーター」の全裸の登場場面から しつこい追跡 自分を治す場面 
物真似をして騙す

このシリーズ第1作では敵役だったのに・・・次からは良いほうへ回りました

「ゴリラ」とかも やはりユーモアがこの役者さんの魅力かと思います


マリリン・モンロー

2005-04-13 01:23:37 | 映画

モンロー・ウォーク シャネルの五番 「ナイアガラ」での悪女役 「お熱いのがお好き」の可愛さ

あと「億万長者と結婚する方法」だったかでローレン・バコールとの対比

本人はラブ・コメでなく もっと深く次元の高い映画に出演したくって それが悩みでもあったようです

お色気女優としてしか見られず 同じような役しか来ない―と

不幸な生い立ち 狂うのではないか―という不安

自信のなさも彼女を責め苛みます

彼女のコメディエンヌぶり キュートな笑顔は見る者を幸せにしてくれたのに

「マリリン・モンローの世界」というドキュメント映画に マリリンの突然の謎の自殺の為に 完成できなかった映画の場面

その時 マリリンの子供役だった人へのインタビューもあります

マリリンは映画の撮影の合間 ひたすら美しく幸せそうに笑っています

おばあちゃんになったマリリンも見たかったな そう思うのです

ロバート・ミッチャムと共演した「帰らざる河」は大好きな映画です

マリリン・モンローの映画に嫌いなものは 一つもありませんが050411_142901002.JPG


ロバート・レッドフォード

2005-04-12 07:48:33 | 映画

ポール・ニューマンと共演した映画は面白いです 失礼ながら ジョージ・ペパードの若い頃(「ティファニ―で朝食を」)の類似品~なんて ひどい印象も^^; 「裸足で散歩」「ホット・ロック」「明日に向って撃て!」「スティング」 あたりが好きな作品です040627_134803.JPG


アラン・ドロン

2005-04-11 22:57:42 | 映画

二枚目 美形
だが天の邪鬼の私は 暗い映画は好きではないのだ・・;

そう一時期ドロン氏の出る映画は暗い結末のものが多かった

破滅する役 死ぬ役

だから私は そういう人がいい映画だ ってのは敢えて外します(笑い)

「黒いチューリップ」双子の設定 もちろんドロンの二役です いい加減で女にもてる軟派な兄は しかし実は―つ~ 兄の遺志を継ぎ生き残る真面目な弟よりも やくざなに―チャン役のほうが 千倍も魅力的でした

吊るされる場面が今でも鮮やかに蘇ります

アントニオ・バンデラスがゾロに扮する映画がありますが 重そうに感じます

ドロンもゾロを演じた映画がありますけれど 私はやはり「黒いチューリップ」を 推します

もう一本「テキサス」を ハリウッドで 余り成功できなかったドロンが ディーン・マーチンと共演したウエスタン・コメディ

女で失敗する軟派な貴族 それなりに腕も立つという 対するディーンは調子よく男臭い役柄 この二人の恋の鞘あてに 笑える珍道中

相手の女性達が 男二人より 役者が上なのも楽しい

私はしん050411_142902.JPG