夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

有川浩著「ラブコメ今昔」角川書店

2011-05-23 00:17:52 | インポート
有川浩著「ラブコメ今昔」角川書店
有川浩著「ラブコメ今昔」角川書店
有川浩著「ラブコメ今昔」角川書店
有川浩著「ラブコメ今昔」角川書店
有川浩著「ラブコメ今昔」角川書店
自衛隊恋愛短編集


カラリとサラリと恋


あなたが好きなんです


想いが叶ってからも恋は難しい


有川浩さんの描く男性は何処にでもいそうで 滅多にいないめっけ者が多い


楽しい気分になれる恋愛小説あります


有川浩著「塩の街」角川文庫

2011-05-22 12:37:10 | 本と雑誌

有川浩著「塩の街」角川文庫
有川浩著「塩の街」角川文庫
有川浩著「塩の街」角川文庫
人が塩となり死ぬという

塩の像となって

そんな世界になってしまった

車もほとんど通らぬ廃墟のような街を歩く男は 海を目指していた

少し先に死んでしまった恋人との約束を果たす為に

空腹と疲労で動けなくなった男は 可愛らしい少女に声をかけられ 彼女が暮らす家に招かれる

家の主は不機嫌な男

塩に侵略されつつあった世界を救ったのは恋だった

愛は地球を救うーかもしれない

あたたかく美しく物語は終わります

やんちゃ子供だけど やる時はやる 不器用だけど頼れる男達

決してスーパーヒーローじゃないけど 普通の人間より ちょっと凄い

世界の危機付き恋愛小説です


有川浩著「海の底」 角川文庫

2011-05-21 20:56:53 | 本と雑誌

有川浩著「海の底」 角川文庫
有川浩著「海の底」 角川文庫
有川浩著「海の底」 角川文庫
有川浩著「海の底」 角川文庫
横須賀を巨大な赤い海老集団が襲う

春の桜祭りで賑わう そのさなか 非常識な非常事態となる

自衛隊の潜水艦に子供達は匿われるが

周囲の海は無数の人食い海老で赤く染まっていた

艦長は人食い海老から子供達を救う為 犠牲となり食われる

自衛隊のやんちゃコンビ冬原と夏木は 子供達の人間関係にも対処しつつ 彼らを守り抜こうとする

警察 自衛隊 それぞれの立場での「法」に縛られた中での健闘

だあれか勇気ある作り手さんが 映画化しないかな

夏木と冬原

この二人を 映画で観てみたいです


有川浩著「クジラの彼」 角川文庫

2011-05-21 20:41:09 | 本と雑誌

有川浩著「クジラの彼」 角川文庫
有川浩著「クジラの彼」 角川文庫
有川浩著「クジラの彼」 角川文庫
表題作「クジラの彼」は「海の底」の冬原の恋愛

留守が多い冬原の恋人にその勤め先の上司がしつこく迫りー

「ロールアウト」始まりはトイレだった トイレ個室化は重大な課題だったのだ

「国防レンアイ」自衛隊の女性隊員の恋愛は難しい

割れた腹筋も愛せる男性は少ないらしいのだ

「有能な彼女」 「海の底」の後日談
おみきどっくりな相棒・冬原より不器用な夏木大和は 恋人にプロポーズできるだろうか

「脱柵エレジー」 会いたいのーと恋人が言う
自衛隊隊員は 恋人への愛を証明するためにー

「ファイターパイロットの君」 「空の中」のカップルは結婚した

その恋愛中と結婚後の二人を描く

著者は この恋愛短編集のタイトルを本当はー国防ラブコメーにしたかったそうな
理由は 読めば分かります


村山早紀著「コンビニたそがれ堂」ポプラ文庫

2011-05-19 23:55:16 | 本と雑誌

村山早紀著「コンビニたそがれ堂」ポプラ文庫
村山早紀著「コンビニたそがれ堂」ポプラ文庫
村山早紀著「コンビニたそがれ堂」ポプラ文庫
村山早紀著「コンビニたそがれ堂」ポプラ文庫
村山早紀著「コンビニたそがれ堂」ポプラ文庫
必要とする品あります

本当に捜している品がなければ その店に入ることはできません

幾つかの短い物語

夢のような 幻のような

好きな人にはツボにはまるであろう物語

著者自身のあとがきもあります

純粋であることは 痛いこと

時に人を周囲を 自分をも傷つけます

ある種の頑なさは 当人がこれが正しいのよ 私ってこんなにも賢い優れた人間なのだからと 自身で言い張るほど 酷く身勝手で醜く滑稽だったりします

ちょっと不思議な物語
しかし現実離れは しておりません


有川浩著「空の中」角川文庫

2011-05-19 23:39:29 | 本と雑誌

有川浩著「空の中」角川文庫
有川浩著「空の中」角川文庫
有川浩著「空の中」角川文庫
有川浩著「空の中」角川文庫
有川浩著「空の中」角川文庫
試験機と航空自衛隊のF15Jの一機が爆発炎上する

何が原因であったのか
事故を目撃した武田三尉の言葉は信じて貰えなかった

事故で父親を喪った瞬は不思議なモノを海で拾う

空に在るのは何でしょう
海に在るのは何でしょう

海から空へ

瞬が拾ったモノは変化を遂げて

未確認生物

美形の武田三尉の不器用な恋

喧嘩したまま父親に死なれた美少女

瞬を案じる娘

瞬を見守る生きていく智恵と広く真っすぐな魂持つ老人

物語は温かく終わります

白鯨 フェイク
これらの造形も素晴らしいです

危機にあって人間の真価は問われる

解説の新井素子さんも絶賛です

「読め。
面白いから」

はい 読みました
楽しく面白かったです


京極夏彦著「本朝妖怪盛衰録 豆腐小僧双六道中 おやすみ」 角川書店

2011-05-17 19:52:48 | 本と雑誌

京極夏彦著「本朝妖怪盛衰録  豆腐小僧双六道中 おやすみ」 角川書店
京極夏彦著「本朝妖怪盛衰録  豆腐小僧双六道中 おやすみ」 角川書店
京極夏彦著「本朝妖怪盛衰録  豆腐小僧双六道中 おやすみ」 角川書店
京極夏彦著「本朝妖怪盛衰録  豆腐小僧双六道中 おやすみ」 角川書店
京極夏彦著「本朝妖怪盛衰録  豆腐小僧双六道中 おやすみ」 角川書店
・・・途方に暮れた
余りの本の厚さに 途方に暮れて暮れまくったのだ

前作「ーふりだし」も厚かったが 読んだ頃は 若かった(当然ながら 現在よりは)

そうして読みあぐねているうちに 前作を読み次を待ち構えていた18歳の娘が先に二日ばかしで読了してしまった

読んでも読んでも読み終わらないんじゃあないかと不安になっていたのだが
そんなことは ないらしい

読み終えることが出来るらしいのだ

では 読まないと いけない

しかし厚い

なんなのだろう この厚さは

もしやライバルは言林や大辞泉
もしくは百科事典だろうか

かくして読み始めた その話とは

両手のお皿に紅葉が乗った豆腐が入り やたら頭の大きな小僧がいる

お化けなので いるけれど いない

人間には見えない 声も聞こえない

そういうことであるらしい

本来関われない存在の豆腐小僧が 非常識にも 掟破りにも どう人間社会と絡んだか

ちょうど落語など語るように 物語は進みます

「おい!」「おいおい」などと つっこみ入れつつ読み進みましょう

で 読み終わってみれば

ストーリーはあってないような

いつのまにやら大団円

しかも まだ まだ 続くらしいのだ

時は幕末と一応 時代設定もある

狸 狐 鼬 猫 達磨 天狗

人間

妖怪 入り乱れ

凄まじい形容される顔の持ち主あり

読みながら気付いたことは この本の形って豆腐だわ

読了まで数日かかります

で苦労して読み終えて
また ちょっと読み返したくなる一冊です

読み手のマゾ度合いをはかるような・笑


長男の誕生日でした

2011-05-15 19:22:53 | 子供のこと身辺雑記

長男の誕生日でした
長男の誕生日でした
長男の誕生日でした
長男の誕生日でした
父はステーキ肉は食べづらいので すき焼き用の肉を さっと焼いて甘辛い出汁で味付けます

子供達はステーキに人参添えて

マカロニサラダは マカロニとキャベツは一緒に茹で 別の手鍋で茹で卵作り キュウリは薄く切って マヨネーズとポン酢と蜂蜜で和えただけ

お昼は宅配ピザでごまかし
ひたすら楽しております


有川浩著「県庁おもてなし課」角川書店

2011-05-15 14:16:31 | 本と雑誌

有川浩著「県庁おもてなし課」角川書店
有川浩著「県庁おもてなし課」角川書店
有川浩著「県庁おもてなし課」角川書店
有川浩著「県庁おもてなし課」角川書店
有川浩著「県庁おもてなし課」角川書店
高知県におもてなし課は実在するそうです

著者と実在する課の方々とのお話も楽しいです

掛水は県出身の作家に観光特使を依頼する
だが作家は お役所仕事に民間としての苦言を呈する

かくして 掛水は動くことになる

あちこちで壁に突き当たりながら 高知県まるごと観光地企画は少しずつ進んでいく

不器用な恋あり

人と人の情あり

読了したら明るく元気になれそうな物語

巻末にある各県の観光課によるPR競作も楽しい

高速もある
新幹線も停まる
世界遺産(姫路城)もある

海は日本海と瀬戸内海と

温泉もいっぱいある

牛肉も魚も美味しいぞ兵庫県

スキー場もスケートリンクもある

おお!逆説で何もないを売り物とした高知県(作中表現)からしたら

なんでもあるじゃないか兵庫県・爆

と小説読みながら姫路市民は思ったのでした
六月は浴衣祭 八月初めのお城祭

それでも姫路城が一番美しいのは桜の季節
東西南北360度 何処から見ても 美しいお城です

兵庫県なり姫路市なりの観光課の皆様 高知県に負けてはいられません・笑

頑張って下さい!


笹本稜平著「不正侵入」光文社文庫

2011-05-14 11:28:36 | 本と雑誌

笹本稜平著「不正侵入」光文社文庫
笹本稜平著「不正侵入」光文社文庫
刑事の秋川の長年の友人である有森が一見自殺と見える死に方をする
有森の妻も姿を消し 事件は錯綜としていく

秋川が信頼する部下の裏切り

警察さえも操る人間の存在

組織への不信

秋川は進退をかけて戦う道を選んだ

真実を公表する

卑劣な敵達から秋川は正義を守ることが出来るだろうか

人としてー