夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

湊かなえ著「ブロードキャスト」 (角川文庫)

2021-04-12 20:42:51 | 本と雑誌

 

 

イヤミスではありません

青春物語かな

 

中学の陸上部で 高校でも陸上を続けるつもりで受験勉強も頑張った町田圭祐

高校には合格したけれど 交通事故で足にボルトが入る

もう一度 手術をしないといけない

 

走ることの目標でもあった友人は同じ高校の陸上部

目標を失ったような圭祐

同じ中学の宮本正也に誘われる

放送部に入らないか

正也は圭祐の声がいいと言う

しっかり自分の目標を持っている正也

やはり正也が声がいいと言う久米さんは クラスの女子にいじめにあっている

それを知った正也はある作品を仕上げた

9分間のドラマ

ラジオドラマ

コンクールに

 

久米さんは自分の為に正也がその作品を書いてくれたことに気付いていた

圭祐が自分をいじめる女子に発言してくれたことも

 

手術が終わり 圭祐は走れるようになる

彼は仲間と放送部に残ることを選択

でも走ることもやめない

 

 

同時収録の「ラジオドラマ」は宮本正也の中学時代の物語

 

 

夢を諦めちゃいけないねーって思える物語です

諦めた時に夢は終わるのだと

 

 

解説はインフルエンサー・企画作家の ぶんけいさん


1週間の始まりは病院行きから

2021-04-12 20:29:42 | 子供のこと身辺雑記

長男が眼科行き

姑の入所した施設の方から電話があって 記名捺印する書類があるとのこと

病院帰りに 施設に寄って ついでに姑の様子も教えてもらった

 

一人の入所者にこれだけ沢山の書類を作らないといけないのかーと

担当さんを尊敬

 

しかも一カ月ごとに作らないといけないものなのだとか

私にはとうていできない・・;

 

それから長男と昼食

 

 

 

出掛け前に観た朝ドラ「おちょやん」で うどんを食べる場面あり

影響されました・笑

 

久しぶりの外食おうどん 美味しかったです

 

次はお供えのお菓子 お花 飲み物

主人にはお惣菜など買って

 

まずは私の方のお墓へ

長男にお墓掃除頑張ってもらって 

 

次に姑の家へ車を置いて 主人の家のお墓まで歩いて

こちらのお墓も 掃除 長男におおいに頑張ってもらって^^♪

 

姑の家に戻ってから 主人あての惣菜置いて

仏壇用のお花を入れて 仏壇にもお供えとお線香~~~

主人にはメモを残して帰宅

 

夕方 主人から電話がありました

おかずがあったとー

家の中 線香の匂いもしたと

 

お墓に掃除に行ったからーとこたえておきました

 

今週は明日は内科 明後日は眼科行きと病院連チャンです

 


庭から

2021-04-12 09:18:51 | 子供のこと身辺雑記

赤い牡丹が咲いていました

急に開くから牡丹の蕾は油断ならない・笑

 

枇杷の実が少し大きくなってきています

 

柘榴も無事に若葉が出てきました

柘榴は冬の間 全部葉っぱが落ちてしまっているので 枯れたんじゃない?と 春になって葉っぱさん出てくるまでが少し心配です

毎年のことながら

 

鉢植えにしていた葉牡丹を庭植えに

花が咲きました

よくちょうちょさんが来ています

 

もう少ししたら薔薇の季節 ちらほら咲き始めています


日々いろいろと

2021-04-11 20:13:00 | 子供のこと身辺雑記

鯛の切り身と海老のアクアパッツア

殻をむいた海老と 骨を除いた鯛の切り身に塩胡椒してオリーブ油で焼いて 白ワイン加えて トマトとブロッコリーちょこっと入れて軽く煮るだけ

 

トーストを添えて

 

 

急に食べたくなって作った炊き込みご飯

具は たけのこ かまぼこ しめじ 人参 牛蒡

 

 

 

お昼には別に鍋で白ご飯炊いて おにぎりにしました

牛ハラミ肉を焼いてー

 

 

果物は西瓜

 

大昔の思い出話になりますが

高校の修学旅行で小岩井農場でお昼ご飯

焼き肉と白おにぎりが とってもおいしかったんです

 

 

長男は北海道旅行でのジンギスカンが美味しかったと

それぞれ思い出の 忘れられない味って あるなあと思って

 

 

ところでね 先日 姑が施設へ入所した日

その帰りに主人と長男と一緒に食事したのですが

行ったお店は 娘も好きな中華料理店

ここに行くと娘は決まって酢豚 長男は青椒肉絲 それに小龍包 炒飯

時に麺類とか点心を何かー

主人とも 昔 まだ私の母が元気だった頃に一緒に来たことも

主人は来たことがあるお店だってことも忘れててー

(ま なんでも忘れる人だから それは良しとしましょう)

 

主人はふかひれラーメンと唐揚げと焼き餃子

(時々 主人は変わったモノを頼み 失敗する)

ふかひれラーメンは あまり好みの味ではなかったそうだ

そして唐揚げについての表現が お店の中なのに こんなことを言いました

「冷凍食品ていどに美味しい」

 

これ 主人は褒め言葉のつもりらしいーー;

この日の朝 某番組で冷凍食品特集してて 観てたんですよね主人は

それが頭にあったらしいけれど かなり失礼な発言

 

後日 長男が言いました

「あの時のお父さんの言葉 無いよな あれは無いわ」

 

お店の名誉の為にも 本当に美味しいお店で 唐揚げだって他の料理だって とっても美味しかったのに

 

主人てば 味オンチで無神経

その思いをあらたにしました

 

もっとマズイお店に連れてけばよかった・笑

 

姑の家に私が行った時にも コーヒーに赤ワイン入れたら美味しいーとそうして飲むようにしつこく言ってきました

私 車で来ているし 

少しでも赤ワイン飲んだら 帰り道 飲酒運転になるよね

堅くお断りしました

 

主人には主人で 私に言いたいことは多々あるでしょうけれど

近い将来 一緒に暮らすようになったらーーーー

とってもストレスが・・・風船のように膨れ上がって破裂しそうな気がしますーー;

好きなテレビ番組も全然違うし

 

ちょっと また主人と暮らす生活が おそろしいです^^;

大丈夫かしら

(


森下典子著「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」 (新潮文庫)

2021-04-09 21:40:36 | 本と雑誌

 

二十歳からお茶を習って25年ー

恋を失った日もあった

父親の死も

 

お茶をやめようと思ったこともある

 

けれど気が付けばお茶は 人生と溶け合っていた

お稽古始めは様々なきまりごとに混乱 戸惑ってばかり

 

形ができて心ができる

見えてくるもの

季節の移ろい

咲く花の美しさ

空が青い

雨が降る

 

お茶との日々を綴った・・・

 

細かな作法を省いた ただ点てるだけのお茶でも やすらぎは得られます

茶筅に湯通し 

くるりと手首を返して

茶灼でお抹茶を茶碗に入れ 湯を加え 茶筅を動かす

少しの静かな時間

ただ美味しいお茶を点てたい

その思いだけで茶筅を動かす

 

ここでー茶筅の動きを止めるのも自分の判断

 

好きな和菓子を買っておいて

季節を見る 季節を感じる

 

自分だけの小さな宇宙

 

良い一日は無理でも 良い時間は手に入れることができるかもしれません

手に馴染む好きな器

ささやかな幸せを愉しめるのも 茶道かと

毎日が良い日とは なかなかいかないけれども

 

 

解説は落語家の柳家小三治さん


選択は いつも自分に 問いながら

2021-04-08 17:12:24 | 子供のこと身辺雑記

退院する病院から入所する施設まで介護用タクシーを手配していただいて 姑は無事に施設へ入所できました

 

朝 主人が姑の家から私の家に来て 長男も一緒に私の車で姑が入院する病院まで

病室に上がれるのは一人だけなので主人に行ってもらって 私は入院費支払とか事務の手続き

 

介護タクシーには主人が姑の付き添いで同乗

私と長男は自分の車で施設まで向かって

 

介護タクシーの運転手さん 親切な方でした

車椅子で病室まで迎えに来て下さって 施設の中まで車椅子で姑を運んで下さって

 

病室では看護師さんが朝から姑を入浴させて下さってましたし

患者家族と患者の退院後の生活について心配して下さる担当の看護師さんも面倒見の良い優しい方でした

良い方に恵まれた姑の入院・退院であったような気がします

 

施設では姑の入る部屋に案内していただき 簡単な荷物入れ

少し姑と話す時間もとって下さって 入所に向けての手続き 書類記入

あらためて施設についての説明が事務手続きをして下さる担当の方と 姑のお世話をして下さる方からありました

実際にお部屋を見て 追加で持参してもよい品を一度帰宅してから再度 届けに行ってきました

 

トイレ 洗面台付きの明るいお部屋

 

姑は移動に「疲れた」とかで すぐ眠ってしまいました

主人が「帰るから」と声をかけたらー「なんで帰るんや」と言ったとか

施設での生活に馴染んでくれるといいのですが

 

良い始まり 選択であったのだと思える「選び」であってくれたらと

何かを決める時 選ぶ時 いつも「これで良いのか 良かったのか」という迷い 思いはあります

 

 

春になってから次々に咲き始めたシクラメン

冬の間は 咲き惜しみしていたかな

 

 

 

 

姫林檎の花も咲いていました

毎年 可愛い実をつけてくれるんです

 

 

蒸してつぶしたじゃがいもを牛薄切り肉の上に広げ 人参・インゲンを置いて巻く

カレーで煮る

 

目先を変えたカレー

といだ米にバター・適当に小さく切ったニンニクと炊いたライスで

 

 

牛乳・蜂蜜・卵など混ぜた液につけておいたパンを オーブントースターで焼いただけ

(しかも見切り品で買ったフランスパンだったりする)

 


東野圭吾著「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」 (光文社)

2021-04-05 10:43:59 | 本と雑誌

 

元教師が殺され 挙式間近の娘の真世に警察から連絡が入る

真世の父親は娘の同窓会にも教師として呼ばれていた

 

真世の叔父で元マジシャンの武史は兄を殺した犯人を見つけてみせると自信ありげに言う

殺したのは誰で どういう理由からなのか

 

教え子たちの相談にも乗っていた教師

殺されなくてはいけない理由がわからない

 

それでも犯人はいるはずだ

 

町おこしにからむ漫画作品

 

人を殺した者は 自分の輝かしい未来すら手放したことになる


料理中かかる電話ちょっと苛々~~~

2021-04-04 11:02:32 | 子供のこと身辺雑記

日曜日に姑の持ち物など少し整理に 姑の家に行くからーと主人に言っておいた

それで姑の家に向かう前に長男のお昼(オムライス^^;)を作っていたら

主人から電話

 

何用?!何があったと思いつつ 電話に出たら・・・・・

「買い物に行ったけど 砂糖忘れて帰ってきた そっちに砂糖の余分ある?」

調味料は買い置きを切らさないようにしている

「幾つほしいの」と私

「砂糖 砂糖」と歌うように楽しく繰り返す主人

ーああ 会話が成立しないーと思いつつ

(オムライスの具を炒めている最中なのに どうしてこのタイミングで電話してくる 迷惑男)などと

ひどい事も思いつつ

「砂糖 幾ついるのって聞いてるの」少し大きな声で言ったら

「一つでいい 貸しといて」と主人

 

 

あなた今迄「貸して」と言って返したことなんかないでしょう

「くれ」と同じよねーー;

 

主人のお昼に間に合うように 主人にも作ったオムライスと砂糖を持って行ってきます

 


黒川博行著「騙る」 (文藝春秋)

2021-04-01 21:11:40 | 本と雑誌

 

 

「マケット」

「上代裂」

 

「ヒタチヤ ロイヤル」

 

「乾隆御墨」

 

「栖芳写し」

 

「鶯文六花形盒子」

 

騙す人間がおり 騙される人間がいる

金にする為に動く人間たち

 

 

とかく骨董 ブランド品 美術工芸は・・・・おそろしい

 

騙しの裏をかかれたり

悪い奴等の物語


堂場瞬一著「骨を追え  ラストライン4」 (文春文庫)

2021-04-01 13:33:20 | 本と雑誌

 

 

10年前 行方不明になった女子高校生 その死体が近所では幽霊屋敷と呼ばれる取り壊し中の空家の庭で発見された

当時 容疑者となった人物は現在は重病で入院中ー

 

立川中央署に赴任した岩倉はこの厄介な事件を捜査する

 

被害者支援課の村野にもお呼びがかかるのだ

 

加害者かと目される家族もある意味被害者

その点についても考えさせられる刑事達

 

 

自分の将来のみが大切だった男には悪い評判の家族は邪魔者でしかなかった

両親を巻き込みー 学資を出してくれた両親のことなど考えない

 

そんな男がいる・・・・・

 

この男がいつか 自分の犯した罪について

自分こそが家族を壊したのだと気付く日が訪れるだろうか

 

 

一つの事件が解決しても 刑事達には 次の事件が待っている