NHKBSプレミアムにて先日から放送が始まったドラマの原作になります
ドラマが面白かったので原作も読みたくなりました
裏稼業持つ人々が暮らす千七長屋は何故か「善人長屋」と呼ばれている
この善人の呼び名を信じて越してきたのは加助
長屋の面々は加助を人違いしていた
善人と悪人を見分ける目を持っている娘のお縫は最初 加助の正体が掴めない
どうみても善人にしか見えず 二つ名ある悪人とは思えない
そして真実 加助は底抜けの善人 お人好しだった
長屋の人々が善人と信じ 次から次へ 厄介事・面倒事を拾っては 長屋の面々が動くことになる
加助にも事情があったのだが
「善人長屋」人違いで名うての悪党と思われて 長屋に住むこととなった加助
いきがかりから長屋の人々は お腹に恋人の子供がいるのにー断れない先の若旦那との縁談に困っている娘
これをどうさばき 片付けるのか
幻の美女「おもん」登場に加助 驚く
「泥棒簪」留守のお嬢様の簪をさして出掛けた女中は その簪を盗まれてしまい
盗んだ相手の家も見つけられたが 簪の隠し場所が分からない
「抜けずの刀」長屋の住人のいい男の新九郎
付文を寄越した娘が待ち合わせ場所で殺されており 犯人として捕らえられるがー
これは彼に勝手な逆恨み持つ旧知の人間の犯行だった
犯人の抜けなかった刀
「嘘つき紅」騙された人間(被害者)がいる 騙した相手への仕返しはー
「源平蛍」引退した人間が殺された娘への思いから最後のひと仕事を
それは 実に見事な・・・「仕事」だった
「犀の子守歌」自分を苛むように生きた男がいる 死期が迫った男の最期のただ一つの願い
それは愛しい相手に一目会うこと
男に恩義を感じる長屋の住人の一人がいる
彼らはその願いをかなえる為に動く
「冬の蝉」表稼業は質屋だが 実は故買品も扱うお縫の父親
彼の人柄を慕う人々が長屋には集まる
その若き日のできごとも語られる
「夜叉坊主の代之吉」死んだと思われていた加助の妻が生きていた 姿を見かけ必死に捜す加助
その姿を見るに見かねた長屋の住人達は調べると
その妻には戻れない理由があった
「野州屋の蔵」加助の妻は代之吉の手先として使われており 代之吉が狙うのは野州屋の蔵
野州屋のあるじと旧知の仲であったお縫の父親は ある策に代之吉をはめる
戻りたいけど戻れない 加助に災難かかることを怖れ 敢えて別れを選ぶ女
女と子供の幸せを願うばかりの男
解説は文芸評論家の末國善己さん
ドラマの登場人物はウィキさんからのコピーです↓
- お縫(おぬい)
- 演 - 中田青渚
- 主人公。生来の勘の鋭さで、初対面の相手が善人か悪人かを瞬時に見分けることができる。
- 思い付いたことをそのまま言ってしまうなど率直だが、困っている人を見捨てられない優しい性格。
- 加助(かすけ)
- 演 - 溝端淳平[3][2]
- 錠前職人。お縫が一目で見抜いた正真正銘の善人。「善人長屋」に人違いで入居してしまう。
- 人助けが生きがいで、街中で困っている人を見つけては連れ帰り、長屋の住人に助けを求める。
- 疑うことを知らないため、長屋の住人の裏稼業には全く気が付いていない。
- お俊(おしゅん)
- 演 - 高島礼子[3][2]
- お縫の母。きっぷのいい性格。加助の人助けを手伝うよう、長屋の住人をとりなす。
- 回りくどいことは嫌いだが、様々な立場の相手に優しく寄り添うことができる。
- 儀右衛門(ぎえもん)
- 演 - 吉田鋼太郎[3][2]
- お縫の父。長屋の差配[注 1]。質屋「千鳥屋」を営んでいる。裏稼業は盗品をさばく系図買い屋(故買屋)。
「千七長屋(善人長屋)」の店子[編集]
- 梶新九郎(かじ しんくろう)
- 演 - 上地雄輔[5]
- 代筆屋。長屋唯一の武士(浪人)。裏稼業は贋作作り。
- 文吉(ぶんきち)
- 演 - 溝口琢矢[5]
- 兄・唐吉と共に季節の物の売り歩きをする。裏稼業は美人局。
- 憎まれ口をたたき、お縫とよく言い合う。「おもん」という美女になりすますことができる。
- 唐吉(とうきち)
- 演 - 蕨野友也[5]
- 文吉の兄。生意気な態度の文吉をよくたしなめるが、実は弟思い。棒術を得意とする。
- 庄治(しょうじ)
- 演 - 山崎樹範[5]
- 下駄売り。裏稼業は腕っこきの盗人。加助の人助けにも気楽に付き合う。
- 安太郎(やすたろう)
- 演 - 山田純大[5]
- 小間物売り。裏稼業は掏摸(スリ)。男気のある人物。
- お竹(おたけ)
- 演 - 美保純[5]
- 菊松の妻。夫婦で煮豆を売っている。裏稼業は夫婦で騙り(詐欺)を行う。お縫のことを可愛がっている。
- 菊松(きくまつ)
- 演 - 徳井優[5]
- 妻思いの優しく小柄な男。昔、自分たち自身が騙りの被害にあった過去を持つ。
- 半造(はんぞう)
- 演 - 柳沢慎吾[5]
- 髪結い。裏社会に精通した情報屋で、情報収集能力には長屋の面々からも一目置かれている。
ゲスト[編集]
第1話[編集]
- 磯太郎(いそたろう)
- 演 - 加藤諒[5]
- 日本橋の乾物の大問屋・伊勢屋の若旦那。お小夜を見初めて、縁談を強引に迫る。
- お小夜(おさよ)
- 演 - 畑芽育[5]
- 長兵衛の娘。
- 伊勢屋との縁談が進む中、巳之助との子の妊娠が分かり、悩んで身投げをするが、加助と安太郎に助けられる。
- 浜屋長兵衛(はまや ちょうべえ)
- 演 - 宮本充
- 神田で塩物商いをしている。安太郎とは昔の仲間。
- 仕入れ先である伊勢屋から縁談を断れば、今後の取引は断ると言われ困惑している。
- 巳之助(みのすけ)
- 演 - 福本鴻介
- 仏具職人。お小夜の思い人。伊勢屋との縁談があると知り、お小夜の幸せを考え、身を引き姿を隠す。
- 安積の治五郎(あさかのじごろう)
- 演 - 藤本隆宏[5]
- 「おもん」の計略にかかるが、騙されたと知り善人長屋まで追いかけてくる。
- 治五郎の子分
- 演 - 髙頭祐樹 、ムトコウヨウ、大城麗生
第2話[編集]
第3話[編集]
第4話[編集]
スタッフ[編集]
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