Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ファンタスティック・フォー:銀河の危機

2008-09-26 | 外国映画(は行)
★★★ 2007年/アメリカ 監督/ティム・ストーリー
「この次も一緒なら、見ない」



「おかあさん、ヒマやわぁ」と子どもがごねた時に格好の1品。何も考えなくていい!結構笑える!そして、サクッっと終わる!と三拍子揃った作品。

原作では有名、人気のあるキャラと言うシルバーサーファー。んなこと、全く知らない人間にとっては、宇宙からやってきた生命体が、なんで、サーファーやねん!?アメリカ人のセンスは、わからん…と首を傾げるばかり。しかも、エネルギー源はサーフボードにあるから、切り離せばいいのだ!だってさあ。このぶっ飛んだアイデアがいかにもアメコミって感じ。互いのスーパーパワーが入れ替わるって現象もよく考えるとなんか変。

リードは天才科学者と言う設定なのに、ちゃんと科学的な検証をしているようで全然してない!これが、かなり笑える。ご都合主義的展開と言うよりも、まじでこれは中学生が本を書いているのでは?というヌケっぷりですが、大人だから笑って許してあげる。しかし、パート3がもし出たら、借りるかと言うと微妙。ジェシカ・アルバ頼みではない、別の大きな吸引力が必要じゃないかな。物語性にそれを求めるのは本シリーズでは無理そうなので、新しいメンバーが入るなど、根本的なところで物語を揺り動かさないと、毎回敵が違うだけじゃ、もうたぶん見ないなあ。最近の小学生も目が肥えてますからね。そう毎回食い付いてはくれませんよ。